>>25-28続報
勝木被告の主任弁護人辞任 千葉の女児殺害事件
千葉県東金市で2008年9月、保育園児成田幸満ちゃん=当時(5)=が殺害された事件で、殺人罪などで起訴された勝木諒被告(23)の主任弁護人、副島洋明弁護士が辞任したことが15日、分かった。
弁護団関係者によると、今月、副島弁護士から辞任したいと連絡があったが、理由は明らかにしていない。共同通信の取材に同弁護士は「辞任したことは事実だが、理由などは答えられない」としている。
副島弁護士は、知的障害を持つ被告の弁護経験が多い。弁護側は公判前整理手続きで、独自の鑑定結果から物証の指紋や掌紋は勝木被告と一致しなかったと指摘。
さらに「被告は知的障害があるため誘導されやすく、供述調書は十分な証拠にならない」として、無罪を主張する方針を表明していた。
事件では公判前整理手続きが10回行われたが、初公判のめどは立っていない。
2010/04/15 19:42 【共同通信】