>――1ドル=90円前後の円高水準で推移していた為替が、2月17日を境に変化。
>――円安に急速進行した。
>
>業界関係者A
>「米国債購入には、まず円をドルに換金する必要があり、円高時にドルを
> 取得した方が得。日本はそれまでの円高局面でドルをたんまり調達、
> 米国債の購入準備はひとまず完了した。一方、1ドル=90円前後の
> 円高水準の長期化は日本の輸出産業にとって好ましいことではなく、
> 円高から円安に戻す必要があった。そうするには材料がいる‥」
>
>業界関係者C
>「中川氏が国際舞台であれだけ醜態をさらせば、嫌でも円安になるのぉ‥」
>業界関係者B
>「ご名答! 昭ちゃんの醜態を世界のメディアに報じさせ、
> あのとき日米ともに円安に動いた‥」
>業界関係者C
>「日本は、米国から突きつけられた100兆円の国債購入要求を丸のみするのか‥」
>業界関係者A
>「いや。『50兆円』の購入は決まった。あとは、4月2日開幕の『第2回金融サミット』や
> 日米首脳会談、米国からの“お土産”次第。余談だが、GMはチャプター・イレブン
> (日本の民事再生法に相当)が適用される公算。その確率は7割。
> 自動車ローンも住宅ローンと同様の仕組みを採用、GMが飛べば100兆円の津波が世界を襲う‥」
>
>――サブプラ償還ラッシュ、6、7、8月がヤマ場
>――サブプライム問題の処理はいつまで続く。
>
>業界関係者A
>「サブプライム商品は世界全体で5500兆円に上り、
> 世界全体のGDP(国内総生産)に匹敵する規模。
> うち2500兆円は欧州に存在、その資金バックは中東。
> 同商品の満期は、今年、来年、再来年といずれの年も6、7、8月に集中。
> 今夏は第1関門‥」