>>403 これは悪意からでなく、評価する立場からの発言なんだが、
小沢氏は民主党の政権奪取に連合の組織力を非常に重要視していて、
また連合の県連化を推進したり、労組からの要求によって
党組織・職員を含む社民党のあらゆるものを民主党に合流させるよう
精力的に動いてみたり、実質的に社会党右派と変わらなくなってる。
この話には伏線があって、前にもここで書いたかもしれないが、
自社さ時代、自民の一部から、国民政党で労組の支持がないのはおかしい、
という話が出て、自民党と旧社会党とを合体・合流する流れがあった。
確かに欧州では国民政党である主要社民政党の支持母体は労組であるし、
自民党の一部から出た意見は荒唐無稽では決してなかった。
そういう流れが、ここに来て民主党で、小沢主導により復活したわけだ。
この前のNHK特集で小沢が言っていたが、政策が真逆とされる自由党系と
旧社会党系との政策合意が出来れば、民主党を一つに纏められると考えたそうで、
それは旧社会党系も同調し、そして粘って政策協定を実現させたらしい。
頻繁に小沢は党を割るつもりだという話がマスコミを駆け巡るが、
小沢は自民党を解党に追い込むまで戦うつもりでいるので、
民主党を分裂させて自民党を延命させるという方向性は全く持っていない。
また、小沢自身がネオリベを放棄し、保守左派に完全に回帰しているので、
旧社会党系とは、安保国防を除けば、実は政策的にはほとんど変わらない。
外国人参政権問題は、小沢は、党を割らせない為に色々と考えているのだろう。
本人は、表向きの言動は別として、積極派であるとは思われない。