不良債権問題の解決はヤクザの殲滅から114

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新自由主義の構造改革はインフレ抑制策で実施が普通、デフレ時にやる事ではない
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http://ziddy.japan.zdnet.com/qa3824378.html
Q.今朝の朝生で、構造改革ではデフレの下で【緊縮財政】を行ったのがいけなかった、
需要をもっと増やすべきだったという意見の論者がいましたが、
これはその通りなのでしょうか?
(略)
A.慶応大教授の金子勝氏が、
【新自由主義(緊縮財政は、特徴のひとつ)】は、デフレ時に行うのではなく、
インフレ抑制策として実施されるのが普通であり、デフレ時にやる事ではないと
(略)
新自由主義はケインズ主義では駄目だと言って出てきた考えで、有名なイギリスのサッチャー
が実施した政策です。(略) しかし、サッチャーの時のイギリスはインフレだったのです。
日本は、デフレ状況なのに新自由主義的政策を次々に実施したというのが今の現状です。
これでは当たり前ですが、デフレは解消されません。また、確かにイギリスは英国病を
克服しましたが、イギリスは労働党のブレア政権がサッチャーの政策で医療崩壊、公教育
が崩壊したのを政策で、立て直しを行ったのです。南米チリではピノチェトが新自由主義
の政策を採った影響で反米政権が誕生しています。つまり失敗の後追いなのでは
(略)
A.誰が言ったのか存じませんが、まったくその通りです。だいたい
GDPが主に投資と消費から成り立っている以上、それらを伸ばす前提となる
「需要」がなかったら、増えませんよね。
結果として投資も消費も低迷してGDPの伸び率が落ち込んでいるってのが
バブル崩壊後から今日に至る状況じゃないですか。
構造改革主義者は(規制緩和などで)サプライサイドの生産性を上げれば需要は喚起 ←
出来ると見込んだようです。しかしこれは話が逆で、景気が好調なときに(つまり ←←
市場に需要が溢れているとき)構造改革を断行すれば経済活動が活発化する ←←←
かもしれないのであって、デフレ時に構造改革やっても市場は縮小するだけです。←←
サプライサイド至上主義や財政再建優先主義、マネタリズムなどの「机上の理論」が跋扈し、
肝心の有効需要創出という大命題を誰もが忘れてしまったのが
日本経済が低空飛行している原因かと