金権腐敗について 4

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350名無しさん@3周年
>>345-346続報

厚労省元局長に1年6カ月求刑 郵便不正公判で検察側
2010年6月22日22時4分

論告求刑公判出廷のため大阪地裁に入る村木厚子・厚労省元局長=22日午後1時12分、大阪市北区の大阪地裁前、飯塚晋一撮影
 郵便割引制度を悪用した偽の証明書発行事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長の村木厚子被告(54)の論告求刑公判が22日、大阪地裁(横田信之裁判長)であった。
検察側は「元局長が部下に発行を指示したのは明らかだ」と主張し、懲役1年6カ月を求刑した。29日に弁護側が最終弁論、元局長が意見陳述し、判決は9月にも言い渡される。

 元局長の公判では、捜査段階で元局長の関与を認めたとされる当時の上司の元障害保健福祉部長や元担当係長の上村(かみむら)勉被告(40)=同罪で公判中=らが相次いで説明を翻した。
横田裁判長は5月の公判で、上村被告らの供述調書43通のうち34通について、「検事の誘導で作られた」などとして証拠採用しないことを決定。立証の柱の大半を失った検察側がどのような論告をするか注目されていた。

 検察側は論告で、証拠採用された元部長の調書や、有力国会議員に厚労省への証明書発行の口添えを頼んだと元局長の公判で認めた自称障害者団体「凛(りん)の会」(現白山会)元会長の倉沢邦夫被告(74)=一審一部無罪、検察側控訴=の証言などを根拠に説明。
「厚労省は証明書発行を『議員案件』として組織的に対応し、元部長が村木元局長に発行への便宜を図るよう指示した」と指摘した。

 一方で元局長から上村被告への指示については「推論」を積み重ねて説明。「幹部職員の元局長が凛の会の記憶がないというのは不自然だ」「有力国会議員への配慮を優先したと考えるのが自然」などとし、
「実態がない凛の会への証明書発行をためらう上村被告に元局長が指示したと考えるのが合理的だ」と主張した。(平賀拓哉、岡本玄)

アサヒ・コム
351名無しさん@3周年:2010/06/25(金) 20:53:12 ID:9c2sncjj
>>350続報

元白山会会長、有罪確定へ 郵便制度悪用事件
 障害者団体向けの郵便料金割引制度の悪用事件で、郵便法違反罪などに問われた障害者団体「白山会」の元会長守田義国被告(70)の上告に対し、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は24日までに、棄却する決定をした。
懲役1年、執行猶予3年とした一審判決を支持し、罰金額を30万円減額の3210万円とした二審判決が確定する。決定は23日付。

 この事件に絡み、白山会の前身「凜の会」を障害者団体と認める厚労省の証明書を偽造したとして、虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた厚生労働省の元局長村木厚子被告(54)=休職中=が大阪地裁で公判中。

 守田被告に対し、昨年10月の一審大阪地裁判決は「障害者の福祉を向上させる制度の趣旨を踏みにじった」と指摘。今年3月の二審大阪高裁判決も支持した。

 一、二審判決によると、守田被告は大阪市の広告代理店社長らと共謀し2006〜08年、割引制度を利用して大手家電量販店「ベスト電器」(福岡市)などのダイレクトメール計約1700万通を発送、正規料金との差額計約19億8千万円を免れるなどした。

2010/06/24 19:41 【共同通信】
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郵便不正「白山会」元会長、有罪確定へ
 障害者団体向け料金割引制度を悪用し、ダイレクトメール(DM)を違法に発送したとして、郵便法違反などに問われた自称障害者団体「白山会」元会長・守田義国被告(70)の上告審で、最高裁第1小法廷(金築誠志裁判長)は、被告の上告を棄却する決定をした。

 決定は23日付。懲役1年、執行猶予3年、罰金3210万円とした2審判決が確定する。
1、2審判決によると、守田被告は2006〜08年、家電量販大手「ベスト電器」(福岡市)などのDM約1740万通を割引制度を使って違法に発送し、正規料金との差額約19億8700万円を免れるなどした。

(2010年6月24日19時23分 読売新聞)
352名無しさん@3周年:2010/06/30(水) 22:02:32 ID:c3KzvksM
>>351続報

取り調べ検事が被疑者ノート批判 厚労省の文書偽造事件
 厚生労働省の文書偽造事件で虚偽有印公文書作成・同行使の罪に問われた元係長上村勉被告(40)=休職中=の公判が30日、大阪地裁(横田信之裁判長)であった。
取り調べをした大阪地検刑事部の国井弘樹検事(35)が証人として出廷し、上村被告が取り調べ状況をつづった「被疑者ノート」について「うまく利用された」と批判した。

 ノートには、国井検事が「どうしても自白しないときには拷問する」と話したことについて「プレッシャーを感じた」などと記載されていたが、国井検事は「世間話の中で話したエピソードが脅迫を示す材料にされた」と非難した。

 さらに「わたしに任せてもらえないか(と言われた)」と記されたことについて「話した心当たりがない」と否定した。

 横田裁判長は5月、共犯とされた元局長村木厚子被告(54)の公判で、上村被告のノートに基づき「取り調べに問題がある」と指摘。村木被告の関与を認めた上村被告の供述調書を証拠不採用にしている。

2010/06/30 19:59 【共同通信】
353名無しさん@3周年:2010/06/30(水) 22:03:27 ID:c3KzvksM
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厚労省元局長、無罪を主張 郵便不正公判最終陳述
2010年6月30日2時19分
  
 郵便割引制度を悪用した偽の証明書発行事件で、虚偽有印公文書作成・同行使罪に問われた厚生労働省元局長の村木厚子被告(54)=懲役1年6カ月求刑=の第22回公判が29日、大阪地裁(横田信之裁判長)であった。
村木元局長は最終意見陳述で「証明書の偽造には一切かかわっていません」と述べ、無罪判決を出すよう求めた。公判は結審し、判決は9月10日に言い渡される。

 村木元局長の関与をめぐっては、2004年の証明書発行当時の元部下らが捜査段階で認めたとされるが、元局長の公判の証人尋問で次々と説明を翻した。
横田裁判長は5月、元部下らの供述調書の大半について、「検事の誘導があった」などとして証拠採用しないことを決定。立証の柱を失った検察側は今月22日の論告で、推論を積み重ねて求刑するという極めて厳しい状況に追い込まれている。

 元局長は、証明書の発行が有力国会議員の口添えによる「議員案件」だったとする検察側の主張に対し、「役所が法律や規則を曲げて処理することは行政の実態とかけ離れている」と陳述。
「一日も早く無実が明らかになり、『普通の暮らし』ができる日が来ることを願っています」と語った。

 弁護側は最終弁論で、大阪地検特捜部の捜査について(1)証明書発行を元局長に指示したとする元上司の責任を追及しないなど不自然な点が多い(2)強圧的な取り調べや強い誘導で「検察ストーリー」に合う供述調書を多数作成した――などと指摘。
「女性キャリア官僚の元局長を起訴するという結論ありきの強引な捜査だった」と批判した。(平賀拓哉、岡本玄)

アサヒ・コム
354名無しさん@3周年:2010/06/30(水) 22:05:04 ID:c3KzvksM
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村木元局長、改めて無罪主張=「検察捜査の犠牲者」−判決9月・郵便不正、大阪地裁
 障害者団体向け割引郵便制度の悪用事件で、偽の団体証明書を発行したとして、虚偽有印公文書作成罪などに問われた厚生労働省元局長村木厚子被告(54)の最終弁論が29日、大阪地裁(横田信之裁判長)であった。
弁護側が「検察ストーリーは成り立たないことが明白。村木被告は違法、不当な捜査の犠牲者にほかならない」と改めて無罪を主張し結審。判決は9月10日に言い渡される。
 村木被告は「一日も早く無実が明らかになり、普通の暮らしができる日が来ることを願っている」と意見陳述した。
 検察側主張によると、石井一参院議員の口利きを受け、厚労省が組織的な対応を決定。村木被告が部下の元係長上村勉被告(40)に証明書を作成させたとされる。
 これに対し、弁護側は、村木被告が自ら権限を持つ決裁を省略して証明書の偽造を指示したとされることについて「荒唐無稽(むけい)」と指摘。
大阪地検特捜部の捜査について「客観的証拠を無視する一方、関係者を呼び出しては、ストーリーに沿った調書を作成しており、重大な問題がある」と批判した。
 その上で、石井議員は、自称障害者団体元代表倉沢邦夫被告(74)から口利き依頼を受けたとされる日時に千葉県でゴルフをしており、口利きについても証人尋問で否定したと反論した。(2010/06/29-18:03)