不良債権問題の解決はヤクザの殲滅から106

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ttp://www.takimoto.com/bl og/2006/07/post_16.html
>■世界恐慌で金本位制が崩壊
>
>1929年、アメリカのウォール街での株式大暴落が象徴するように、世界大恐慌が
>起こりました。この大恐慌を契機に、先進主要国は、●金本位制を離脱し始めました。
>そして、金の保有量とは関係なく通貨を発行する●管理通貨制度へと移行しましたが、
>アメリカだけは巨大な経済力をバックに金本位制を維持しました。
>主要各国は、輸出を伸ばそうとして為替レートの切下げ競争(為替ダンピング)や
>輸入制限に走ったために、世界の貿易は縮小していき、最終的にはブロック経済の
>対立を引き金に、第二次世界大戦(1939〜1945)に突入しました。この時代は
>●管理通貨制度(1931〜1945)時代と呼ばれました。
>
>その後、新たな「お金」の転換は1944年7月、【プレトンウッズ】で開かれた
>会議をきっかけに行われることになります。この【プレトンウッズ】で開かれたのは
>「連合国通貨金融会議」で、この会議で【IMF協定】が合意をみたのです。そして
>【IMF】は、1945年12月に35ヵ国の正式調印で成立しました。
>(略)
>国際協力促進と国際貿易拡大の理念の表明は1930年代の反省に基づくものでした。
>
>第一次大戦後に復活した金本位制は、アメリカの金融恐慌に端を発した世界恐慌
>によってもろくも崩れ去ってしまいました。各国は競って貿易、為替の直接的管理
>政策を採り、一国の管理の強化は他国の管理を強化させるという連鎖を呼びました。
>為替市場は崩壊して、平価切下げ競争を招くことになったのです。そして、ブロック
>主義が横行し、世界貿易を著しく縮小させ、不況を逆に深刻化させていったのです。
>したがって、戦後に予想される国際通貨体制は、こうした過去の経験を繰り返さない
>システムを目指したものでなければならなかったのです。
>
>その新たなシステムのあり方については、1943年3月に発表されたイギリスの
>ケインズ案と同七月に公表されたアメリカのホワイト案がありました。
>
>しかし、戦後復興をアメリカの協力が不可欠という状況もあって、結局、
>ホワイト案をもとにでき上ったのが【IMF協定】です。