不良債権問題の解決はヤクザの殲滅から106

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>〈国際問題に関する同じような機関が、英国の主だった自治領やアメリカ合衆国
>−米国では「外交問題評議会(CFR)」として知られる−で、1919年から1927年に
>かけて相次いで設立された。1925年以降に「太平洋問題調査会(IPR)」という似か
>よった組織が太平洋地域の12ヵ国に設立されたが、基本的には、英国の各自治領
>に置かれている円卓会議グループと王立国際問題研究所との抱き合わせである。〉
>
>■悲劇と希望より−金融資本家が力をつけた過程
> 1966年に公刊され、「世界の権力構造を解明した作品」と称されたキャロル・
>キグリー博士の『悲劇と希望(Tragedy and Hope)』です。
>〈こうした王国で最大なのは、もちろん、フランクフルトのマイヤー・アムシェル
>・ロスチャイルドの末裔である。
>(略)
>フランクフルトのみならず、ウィーン、ロンドン、ナポリ、パリに支店を創設して
>協力し合った。他の国際銀行家王国も見習ったものの、とうてい彼らに及ばなかった。
>
> こうした銀行一族の名前は誰でも知っているし、もっと身近な存在といえよう。
>例えば、ベアリング、ラザード、アーランガー、ウォーバーグ、シュロダー、
>シーリングマン、シュパイヤーズ、ミラボー、マレット、フォールド、前述の
>ロスチャイルド、モルガンである。〉
>
> 1694年にウィリアム・パターソンと彼の友人たちの手になるイングランド銀行
>の設立は、世界史に燦然と輝く出来事である。
> ウィリアム・パターソンは、海賊艦隊で得た資金を活用するために1694年に
>イングランド銀行の設立許可を申請したとき、こう語った。
>
>「銀行は無からつくりだされたあらゆる資金の利息をかせげる」〉 ←
>
>〈イングランド銀行とその支配者の力は一流の識者たちからも認められた。1924年
>1月、大蔵大臣を務めたミッドランド・バンク理事長のレジナルド・マッケンナは
>株主を前にしてこう語った。「銀行がお金をつくることができる。そして、現実に
>つくっていることが一般市民には気に入らないのではないかと心配だ−。そして、
>国債を支配している人々が政府の政策に横槍を入れて、国民の命運を完全に掌握している」〉