不良債権問題の解決はヤクザの殲滅から105

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バブル/デフレは中央銀行が【準備金比率】操作で作り出す
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http://www.adpweb.com/eco/eco367.html
■虚構の終焉 その1 ●日銀の【窓口指導】
>...【信用創造機能】の説明から始める。
>(略)
> まず銀行は、預金額の一定割合を準備金とし、残りを貸出す。ところが
>貸出先は、銀行からの融資金を直ぐに使うことはないので、実際に使うまでの間、
>銀行に預金の形で保有することになる。そして銀行は、この預金についても、
>一定の比率の準備金を残して、さらに貸出すことができる。
>銀行はこのような仕組みによって、理論の上は一つの預金の何倍もの貸出を行なう
>ことができる(【準備金比率】が小さいほどこの貸出額の合計は大きくなる)。
>銀行のこの【信用創造機能】は、社債や株式といった直接金融との決定的な違いである。
> 日銀はこの【準備金比率を操作】することによって、銀行の貸出し額をコントロール
>できる。さらに日銀は銀行に対して、【窓口指導】で貸出額や貸出先を規制していた。
>この【窓口指導】が重要である。【窓口指導】は厳格なもので、これを破ると銀行に
>ペナルティーが課されることから、銀行はこの指導に忠実に従っていた。
>(略)
> しかし【窓口指導】のような直接介入は、平時の先進国では考えられない行政手法
>であり、OECDで問題になったため表面的には82年に終了していることにしていた。
> しかしベルナー氏は実質的に日銀の【窓口指導】が91年まで続けられていたと
>主張している。もしこの主張が正しければ、80年代後半のバブル生成は
>日銀の主導で引き起こされたことになる。
>(略)
> さらに91年に【窓口指導】の制度が廃止されたのにも拘らず、それ以降も依然として
>日銀の銀行への影響は変っていないとベルナー氏は説く。つまり今日、日本が長期の
>スランプから抜け出せないのも、日銀がそのような政策を意図的に行なっているから
>と主張している。
> つまり過去に日本経済が成長したのも、長期のデフレに陥ったのも
>日銀の匙加減一つだった