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○民主党●:
今回の一連の騒動では自民党が知事グループの推す地方分権案を丸飲みするのか?がポイントだろう。
通常なら丸飲みはあり得ないがこの窮状だと自民党が東国原知事が示した地方分権案を丸飲みする可能性が出てきた。
この場合、橋下知事を筆頭とする20名の知事による政治グループはそれに同調するだろう。
そうした場合、民主党へは大打撃となり政権交代は難しくなる可能性も出てくる。
もちろん自民党+公明党で2/3議席は不可能だから混迷状況に陥るも、1年後に衆参同時選挙を行い
自民党安定政権へと向かう可能性が高くなるだろう。
ここで問題なのは橋下氏や東国原氏の知事集団である。
はっきり言うと、自民党が仮に知事達の要求を丸飲みしたとしても現実的にそれが実行されることはなく、
官僚達の手により間違いなく骨抜きされるであろう。
更に言えば、増税による財政均衡だけが優先され、少子化対策等の抜本対策は相変わらず放置され日本構造改革は進まない。
何故なら自民党に出来るのなら既にやっていないとおかしいのだ、それぐらい長期間に渡り放置されていたものを知事グループ
からの要求を丸飲みしたからと言って現実されることはありえない。
結論からいうと橋下氏も東国原氏も自民党を過小評価しており簡単に体質が変えられるとの思い込みからミスリードしていると思われる。
もちろん、そうではなく単に権力欲だけで動いているのかも知れぬがそれこ本人のみ知るである。
# ちょっと嫌な状況ではある。