>>429 さっきは時間が無くて書ききれなかったのだが、彼は旅客輸送業と言うのだろうか・・・
陸上の旅客輸送に関して、赤字が出ても何がしかの補填を受けて経営しなければならないと言う考えと
実際に地域の衰退に繋がったと言う経験をしていて、その点で大変な言い合いになったそうだ
利益を出す前に地域全体が衰退してしまえば、経営規模はどんどん縮小しなければならず
負のスパイラルでついには地域も企業も両方ダメになる・・・運輸業とは地域サービスの
一翼を担っている、ある意味公共企業体だと言ったところ、かつての国鉄と同じ事を狙うのか?
百人の年寄りで利益を失っているなら、その百人にもっと負担してもらうのが経営だと言い返してきた
同じ事を医療制度改革で取り組むし、いずれ義務教育の完全有料化にも踏み切るだろう・・・
その代わり、参入障壁をなくし低コストで質の高いサービスが受けられれば
市場原理で全ては好転していくんだと決めつけられた
つまり、小泉改革とは自己負担社会の構築であり、同時に自己責任の明確化である
日本的コミュニティはしばしば馴れ合いの中で自己責任がうやむやになり、
競争の原理が導入出来なくなる・・・だから、その様なコミュニティをまず壊すのが先であり
その象徴が特定郵便局とその周辺の利潤を生まない貯蓄依存社会である・・・
ここで彼らは注目すべき事を述べている・・・私の友人が、郵貯は老後の備えとして
身近に下ろしに行ける場所に預かってもらっている形であり、それは利潤も何も有ったものではないと
言ったところ、その女性経営者は
利子が付いている以上それは投資であり、どんな貯蓄でも投資と考えるべきだ
投資である以上利回りの良さと利益を産む運用をするのが当然であり、どんな場合でも
競争の原理は必要である・・・馴れ合いの中で金融はやるべきではないし、馴れ合いの中で
財投の様なでたらめが生じている