>>135続報
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わいせつ起訴の判事、訴追せず審査終結へ…任期切れで
高速バスの車内で女性の下腹部を触ったなどとして、準強制わいせつ罪で起訴された福岡高裁宮崎支部判事・一木泰造被告(52)について、最高裁から罷免の訴追請求を受けた国会の裁判官訴追委員会(委員長・臼井日出男衆院議員)は17日、委員会を開き、
一木被告から事情聴取した。
一木被告は起訴事実を認めたが、来月10日には裁判官の任期(10年)が切れ、再任願もすでに撤回していることから、裁判官弾劾裁判所に訴追されないまま審査が終結するとみられる。
同委によると、事情聴取で一木被告は「魔が差した。大変ご迷惑をおかけして申し訳ない」と謝罪した。一木被告は、退職金を辞退する意向を示しているという。
一木被告は先月8日夜、熊本県人吉市の九州自動車道を走行中のバス車内で、隣の席で眠っていた短大生のズボンの中に手を入れて下腹部を触るなどしたとして起訴された。
(2009年3月17日21時46分 読売新聞)
>>277別の報
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準強制わいせつ罪で起訴の判事、罷免訴追されない見通し
2009年3月17日22時38分
高速バス内でわいせつ行為をしたとして準強制わいせつ罪で起訴され、最高裁から罷免の訴追請求をされた福岡高裁宮崎支部判事の一木泰造被告(52)が、訴追されない異例の事態となる見通しとなった。
国会の裁判官訴追委員会が17日、一木判事から事情を聴いたが、この日に訴追を決めなかったうえ、一木判事の裁判官としての任期が4月に終了するためだ。
同委員会の聴取に一木判事は起訴事実を認めたが、宮崎地裁で初公判が開かれていないため、被害者の供述調書などほかの証拠が取り寄せられなかった。
臼井日出男委員長によると、この日の聴取結果だけで訴追すべきだという意見もあったが、「自白だけで有罪を認定すべきでない」という声もあり、結論を先送りした。
今後、一木判事の刑事裁判が始まり、証拠を見ることができれば改めて訴追すべきか判断するという。
ただ、憲法は裁判官の任期を10年と決めており、一木判事の場合は4月10日に満了するため、訴追されたとしても弾劾裁判を受ける前に任期満了となる可能性が高い。
臼井委員長は「任期を延長する規約もないし、不適格の人が再任される見通しもない。間に合わない場合は、任期切れをもって審査を終了せざるを得ない」と話した。
裁判官が訴追され、裁判官弾劾裁判所で罷免判決を受けた場合は、退職金が支払われないうえ、法曹資格も失う。任期満了で退職した場合はこのようにならないが、一木判事は退職金を放棄する意向を示しているという。
また、弁護士活動をするためには弁護士会が登録を認めなければならない。
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