>>312 これが更正?
○不破哲三君
略
つまり、国内ではこの疑いがあるがという説明をするならわかりますよ、
相手の国に対して、疑いがある話がこれだけあるんだと言って外交交渉をするという例は、
世界にほとんどないんですね。それからまた、専門家に聞きましても、例えば、
国際司法裁判所がある、国際司法裁判所に問題提起するときに、
これは外交交渉ではないのですけれども、問題提起するときに、
疑いがある段階で提起しても、これは門前払いだと。
つまり、その点をしっかり足場を固めないまま
今ずっと交渉を進めようとしているところに、
私は日本政府の交渉態度の一番の問題点がある。
それで、ずっと七〇年代に起こった事件で、
二十年たってそれ以上捜査が進まないなら、
それが到達点であるなら、
やはり疑惑だという段階にふさわしい交渉の仕方と、
疑惑だという段階にふさわしい解決の仕方があるはずなんです。
略
○内閣総理大臣(森喜朗君)
略
それじゃ拉致問題を交渉すべきではないということになってしまうのじゃないでしょうか。