>>556 同意
かなり重要な論点だ
品質管理の考えで、検査だけで品質を上げようとするのは良くないと
つまり、製造プロセスをそのままに検査を強化して品質を上げようとしても、本質的によくならない
不良品の出る根本原因を追究して、それをプロセスとして改善しないといけないんだと
今回のサブプライム問題に限定すれば、ど外れた報酬を出し短期利益を追求した市場原理主義的な行き方に問題があったと思う
http://www.gci-klug.jp/klugview/2006/12/21/000374.php 先行きの危機を示唆する米証券の高額ボーナス 2006/12/21 (木) 14:54
(抜粋)
企業業績が好調だったことから米証券大手4社の従業員のボーナスが高騰しています。たとえばゴールドマン・サックスの場合、2万6千人の社員の平均年収は、62万ドル(約7300万円)と前年より25%増えたと報道されています。
また、ゴールドマン・サックスのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)は、約5300万ドル(約62億円)のボーナスが支給され、
ゴールドマン英国拠点の自己売買部門の責任者にいたっては、5千万ポンド(約116億円)のボーナスが支給されたと報道されています。
米証券会社の多くは、役職員のボーナスを企業の業績と連動させる仕組みを採用しています。
役職員が企業業績の拡大に貢献することが、自身のボーナスの増加につながることを明確にすることで、役職員が常に企業業績の拡大に努力するよう促すことを狙ったものといえます。
このため、過去最高を記録するほどの好業績を残した米証券大手の役職員が、(一般には考えられないほど)多額のボーナスを得るのも、仕組みの上ではさほど不思議ではないといえます。
ただ、こうした仕組みを採用しているがゆえに、米証券大手4社の先行きにはリスクが高いと考えるべきかもしれません。
金融市場のリスクとリターンは、ある程度連動性があると考えられています。
高いリターンを得ようと高いリスクを選択することは、場合によっては予想以上に多額の損失を被る可能性をも高めることを意味します。
言い古された言葉ですが、「奢れる者は久しからず」という警句は、今の米証券役職員に最も適しているのかもしれません。
村田雅志(むらた・まさし)