梅崎義人さんはおっしゃってます、「一次発見個体だけ捕る」と。
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今の調査捕鯨は、科学
者が予め決めたルートを一定の速度で目視調査をしな
ければいけません。ルートは直進ではなく蛇行するので
す。前に3つのキャッチャーボートがいて、いまはキャ
ッチャーボートと言わないんです、「目視標本採集船」
と言います。目視標本採集船が三隻、その後方に母船が
いる。その後に餌をとる専門のトロール船がいる、この
隊列を崩してはいけないのです。調査コースをきちんと
守って、捕獲対象のクジラを見つけた時だけコースを離
れる。見つけた船が獲りに行くのですが、その時、子ク
ジラであっても痩せこけたクジラであっても捕獲しな
きゃいけない、第一発見したクジラを獲らなきゃいけな
い。獲ったらそれを母船に持っていって、またすぐその
ポジションに戻らなきゃいけないんです。これは陸上で
実施されている世論調査の無作為抽出法なんです。大き
いのを選んで獲っちゃいけないんです。それで一回発見
して追尾をしたら横に大きなのが現れてもそれを獲れ
ないのです。以前のように乗り替えできない。
http://sohmeikanto.upper.jp/umezaki.pdf