官僚によるマインドコントロール()捕鯨問題-4

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329N ◆5UMm.mhSro
>>322
>反捕鯨派はそれを調べてないから商業捕鯨の役に立たない、と批判してるんじゃないのか?
>ノルウェーの話なんかきかれてないんだから、反捕鯨国側が、系統群の追跡調査、を
>やってるのかやってないのか、やってないのならなぜ批判だけで自分じゃやらないのか、
>を書いて欲しい。

反捕鯨派と言ってよいのかどうかわからないけど、1970年代、80年代に主に旧ソ連とIWCが
標識(ディスカバリータグとスパゲッティータグ)を付けて、再捕獲した結果で常識的な
インド洋群と太平洋群のだいたいの分布はわかってます。

このデータをもとに南極海サンクチュアリ設定の時に議論があって、シドニー・J・ホルトは
かなり東西への南極海での移動があると言い、大隅清治博士は南北移動に対し、東西移動は
ほとんどない、したがってインド洋のクジラを保護するという名目のはずの南極海サンクチュアリ
で南極大陸全周にわたる保護区を設定するのは非科学的だという批判をしています。

それ以後、東西移動はかなりあるはずだという推測が強くなっているのだと思いますが、
サンクチュアリが続く限り、それほどあわてて調査しなきゃいけないテーマではない
という理解を「反捕鯨国」ではしてるんじゃないですかね。音響調査の技法が進歩するのは
明らかで、その完成を待ってからのほうがはるかに豊かな成果が期待できますから(オットセイや
オキアミ、水鳥の同時モニターとかね)。