不良債権問題の解決はヤクザの殲滅から85

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145闇の声
バブルの後遺症と言えばそうなるし、竹中の金融政策がそれに拍車をかけた
とも言える
一番大きなきっかけは、株式市場に金さえあれば参入出来る仕組みが出来た
事だろう・・・つまり、企業の中身やバックなんか関係ないと言う事だ
同時に、銀行が新規融資先を探す際に、IT関係の知識の無さとその経営者の
口の巧さに乗っかってしまい、金をどんどん出してしまった事もある
この口添えのかなりの件数を組織が行って、融資したリベートと株券を
持って行ってしまった
早い話が、組織の舎弟企業をわざわざ上場させてやった様な結果になり
組織は証券会社自体にも大きな利権を持つ事になる
証券市場の活性化を図ったのは良かったのだが、あまり証券投資に熱心じゃない
日本人気質を読み切れずに巧くいかず、結果悪い性質の金が市場に流れ込んでしまう
加えて、ファンドの暗躍にある様な、日本的特質を否定する様なコメントを連発し
アメリカ主導の市場原理主義に染まってしまう
この市場原理主義は極めて明快な理論を持っていると思う・・・それは、
金を持っている人間が一番強いと言う事だ
言い換えれば、動かせる金を持っている人間には市場で敵わない・・・
日本的な企業防衛のあり方やカンパニーコンプライアンス等本来日本が
持っていたであろう長所を全部否定してしまい、何でもかんでも鉄火場相場に
してしまった・・・
結果、組織の金がどんどん流れ込んでいて、組織の発言力が強まっていると言えるだろう
しかも、今回の事件の様にもはや一般人でも関係なく殺してしまう事を
見せ付けたのだ・・・組織から何か言われれば、従わなければ即死を意味する・・・
これは、嘗て無かった事だ