資本主義というOSは不具合が多発だ!part11

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661名無しさん@3周年
>>656-660
長文引用、乙!
ロン・ポールね。この発言は、彼を知らないと理解できないだろう

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB
 ロナルド・アーネスト「ロン」ポール(Ronald Ernest "Ron" Paul, 1935年8月20日 - )は、アメリカ合衆国の政治家。テキサス州選出下院議員で任期は10期目を数える。共和党所属。

政策
 政治的立場は立憲主義、小さな政府を基調としている。 本来は小さな政府を推進する立場の共和党について、「大きな政府の党になってしまった」と言って批判している。
 下院議員としては、新たな支出や増税に対して一貫として反対票を投じている。医者である事と007の映画から掛けて「Dr. No」というあだ名がついた。

 その他に支持している政策の主なものは、州の自治権強化、市民の銃器の所持、自由貿易等。
 反対している政策の主なものは、連邦準備制度、妊娠中絶問題に対する連邦政府の関与、死刑制度、所得税(違憲であると主張)、国民皆保険。

議員時代:前期
 数年間、ロンは地元で医師として働いたが、1971年8月15日にリチャード・ニクソン大統領が、米ドルの金本位制からの完全な脱却を宣言(ニクソン・ショック)したことを動機として政界入りを決心した。
 彼は「その日から全ての貨幣は、もはや本来の価値によって決まるのはなく、政治によってその価値が決まることになるだろうと思い、私は愕然としたんだ。」と言っている。
(つづく)
662名無しさん@3周年:2008/12/09(火) 05:39:39 ID:S9v69ONN
>>661 つづき

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB
政治的立場
 ポールのニックネーム“ドクター・ノー”は、彼の医学博士としての肩書きと、それから『提案された法案が、明確に、合衆国憲法に沿ったものでない限り、決して法案に賛成票を投じない』という、普通の人とは逆とも取れる、彼の強固な態度に由来している。
 ポールはオーストリア学派の経済哲学を信奉している。これは、中でも特に、貨幣供給に対する政府の統制は、結果的に経済的非効率と通貨不安を引き起こす、という学説を持つ。
 ポールはこの考えについて、数冊の本を書いている(その自著の小論で、自分はオーストリア学派の理念を実現するために政治家になったとさえ記している)。
 彼は、オーストリア学派の経済学者、フリードリヒ・ハイエク、マリー・ロスバード、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼスの3人の写真を、事務所の壁に掲げている。

 ポールは通常、公共投資やイニシアティブ(住民投票制度)、租税に関しては、ほとんど全ての提案に反対票を投じている。
 彼は、決して税金は上げないし、赤字予算には絶対に賛成しないと誓約している。
 ポールは、政府の予算を2000年の支出水準に規模を縮小することで、税制の中立性を保ちながら、個人に対する所得税を廃止しすることが出来るという信念を持っている。
 彼は、個人の生活や、諸外国及び国内の機能に対するアメリカ政府の役割を、大幅に減少すべきだと思っている。
 彼は共和党は小さな政府という誓いを忘れ、大きな政府のための政党になってしまっているといっている。
 ポールは、アメリカ合衆国内国歳入庁、教育省、エネルギー省、国土安全保障省、アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁、州際通商委員会といった連邦政府機関を、必要のない役所仕事だといって、これらの大部分の廃止を主張している。
 また彼は、銀本位制や金本位制といった兌換紙幣に賛成している。
 また、自由貿易が金利と貨幣供給を決定した時経済の不安定さは減少するのであり、
 また、国債は政府の支出に応じて発行されていて、連邦準備制度は、抑制のない膨張した貨幣供給を政府が行うのを許可してしまっている、といった理由から、連邦準備制度中央銀行の段階的廃止を提唱している。
(抜粋引用おわり)
663名無しさん@3周年:2008/12/09(火) 05:47:06 ID:S9v69ONN
>>661-662
ロン・ポールは、かなり小泉的だな
つまり、変人

ロン・ポールが、”テキサス州選出下院議員で任期は10期目を数える”というのは、彼の考えがアメリカ人に受け入れられやすい”自由妄信”に近いものだからか
おそらく、日本では当選しないだろう

そして、ロン・ポールは今回の金融危機について、多くの日本人が思っているのと逆を考えているようだ
”オーストリア学派の経済学者、フリードリヒ・ハイエク、マリー・ロスバード、ルートヴィヒ・フォン・ミーゼスの3人の写真を、事務所の壁に掲げている”?

いま、日本にオーストリア学派の経済学者を支持する人が何人いるだろうか?
というか、経済学者がこの金融危機を解決できると思う人は、少ないだろう

この金融危機は、経済学者ではなく、政治が処方すべき問題だ
664名無しさん@3周年:2008/12/09(火) 05:53:57 ID:S9v69ONN
>>663
オーストリア学派は、これだ
が、幅はかなり広い

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%AA%E3%82%A2%E5%AD%A6%E6%B4%BE
 オーストリア学派は、経済学における限界革命において、レオン・ワルラス、ウィリアム・ジェボンズとともにその三大巨星であったウィーン大学のカール・メンガー、およびその流れをくむ経済学者たちの学派である。
 ウィーン学派とも呼ぶ。

 メンガーのもう一人の主要な後継者フリードリヒ・フォン・ヴィーザーは、1889年に『自然価値論』を刊行、1903年にメンガーの後を継いでウィーン大学教授に就任し、1914年には『社会経済の理論』を公刊した。
 ヴィーザーは帰属価格の厚生経済学的意味を明らかにし、先駆的な社会主義経済理論を展開した。
 さらに、企業者による革新を強調して『経済発展の理論』を説いたヨーゼフ・シュンペーターもオーストリア学派の出身であり、
 またオーストリア資本理論を基礎にした景気変動論や自由主義論で名高いフリードリヒ・ハイエクは、20世紀後半のオーストリア学派の代表的な存在であるといえよう。
665名無しさん@3周年:2008/12/09(火) 05:57:15 ID:S9v69ONN
>>664
フリードリヒ・ハイエク
1899年5月8日 - 1992年3月23日

もう亡くなっている
今回の金融危機の処方箋は書けない

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%92%E3%83%BB%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%A8%E3%82%AF
 フリードリヒ・アウグスト・フォン・ハイエク(Friedrich August von Hayek 1899年5月8日 - 1992年3月23日)は、オーストリア生まれの経済学者、哲学者。
 オーストリア学派の代表的学者の一人であり、経済学、政治哲学、法哲学、さらに心理学にまで渡る多岐な業績を残した。
 20世紀を代表するリバタリアニズム思想家。ノーベル経済学賞受賞。その思想は、後の英国のマーガレット・サッチャーや米国のロナルド・レーガンによる新保守主義・新自由主義の精神的支柱となった。
 ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインは母方の従兄弟にあたる。