皇帝のいない八月はありうるか？

「穏健保守」次第だと思うが読売的な保守が押さえ込もうとする手法で
小泉世代以降のネトウヨを含む新しい右派を押さえ込む事が出来るとは思えない
そして穏健保守がネトウヨ以上に勢力縮小している
福田政権の崩壊と小沢一郎の求心力低下は象徴的
文民統制の砦である存在が簡単に崩されたら
あとはレジスタンスくらいしか新しい右派を食い止める方法がない

新しい右派は旧仮名遣いで論壇誌に投稿するような古い右派との連携を強めている
小泉改革へのしこりがまだあるが新しい右派が小泉路線を若干修正する事で
古い右派に取り入れるようになってきた

ただ麻生政権ではクーデターは起きない
麻生はまだ味方だと思われている
可能性があるとしたら民主党が政権をとって混乱している最中だろう
民社友愛系や旧さきがけ右派（自民党予備校生）が通じれば簡単だ

読売系保守といえば唯一の救いは牙城である警察官僚が
クーデターに同調しない可能性が高いという事
自衛隊と警察の違いが右派と保守の違いにつながっている
公安が今後新風のような勢力をどう扱うかにもよるが
現状で新風に組する事がないというのは確かなようだ