今度は中国へ売国の小沢(週刊新潮07/12/20) 2

このエントリーをはてなブックマークに追加
1名無しさん@3周年
前スレの新潮の号数が違っていたようなので訂正させていただきました。

「胡錦濤皇帝」に拝謁を賜った小沢一郎(週刊新潮12/20)

「先例のないサービスをいただき感謝しております」。椅子に浅くちょこんと
座り、背筋を伸ばした小沢一郎氏は、胡錦濯主席に声を震わせてこう育った。
人権侵害やら他国への干渉では他の追随を許さない中国の皇帝に、
卑屈な態度で拝謁した小沢氏。
が、開会中の国会を無視して強行した訪中に「見るに耐えない」と党内からも
批判が噴出−−−

「あれは、なんだ? あいつは本当に日本人か」
 12月7日金曜日夜。北京、訪問中の小沢一郎・民主党代表が中国の胡錦涛・
国家主席と会見したニュースが流れた時から、永田町は、その小沢代表の卑屈な
態度に話題がもちきりとなった。

 ふてぶてしさと横柄な言動が売り物で、これまで″政界の壊し屋″と恐れられ
てきた小沢氏。参院選大勝後の8月、アメリカのシーファー駐日大使を党本部に
呼び出し、45分間も待たせて報道陣に″晒し者″にした上で、テロ特措法反対を
表明するという非礼を働いたことも記憶に新しい。

 しかし、その小沢氏も中国の皇帝の前では、まるで借りてきたネコ。ちょこん
と椅子に座った小沢氏は楯びたような笑いを浮かべ、「ただいま主席閣下自ら
ですね、今回の参加者の団員のものと写真を撮っていただきまして…‥・
そしてまた、みんなと握手までしていただきまして……、先例のないサービスを
していただいて、本当に感謝しております」
 と、小さな、そして震える声で、そう言ったのだ。
 小沢氏の上ずった声とは対照的に、余裕綽々でにっこり笑う胡主席。それは
まるで、謁見に来た臣下を皇帝が日を細めて迎え入れる風情だった。(続く)
2名無しさん@3周年:2008/10/20(月) 22:08:01 ID:fJlRfQRC
(続き)
(中略)
 この小沢訪中団の目玉は、人民大会堂での中国首脳との記念撮影である。

 ここでもし軽くあしらわれては、小沢氏の括券にかかわる。しかし、出てきたのは
胡錦涛国家主席その人であり、しかも記念撮影では、前列にいた人たち一人一人に、
胡氏が丁寧に握手をして微笑みかけるというサービスを見せたのである。

 別の随行記者によると、
「よほど感激したんでしょうね。小沢さんは、すごかったなあ、びっくりしたなあ、とあとで
連発していました。人民大会堂の大ホールで、一辺が50b以上はあろうかという広大な
所で、450人近い人間が胡氏と小沢氏を中心に記念撮影をしました。そのあと、二人は
会談に向かいましたが、その部屋も縦横 20〜30bはある広い部屋。そこに椅子がハの
字型に並べられており、真ん中に胡氏と小沢氏が座り、両サイドに関係者が座りました」

 小沢氏の卑屈な態度は、まさにこの時、生まれた。

 随行記者がつづける。
「小沢氏が緊張して上ずった声で、胡氏にお礼の言葉を述べたのです。小さい声で、
普段の小沢氏を知る人間としては、実に印象的なシーンでしたね。身分の高い人への
謁見が実現して、感謝と感激に震えている、という感じでした」
 が、新テロ特措法をめぐって与野党が対立している終盤国会の折も折である。
 その重要な国会を放り出してまで、この皇帝拝謁旅行はやらなければならないもの
だったのだろうか。
(続く)
3名無しさん@3周年:2008/10/20(月) 22:08:48 ID:fJlRfQRC
(続き)
(中略、訪中団に人がなかなか集まらない苦労話)
そんな悪戦苦闘の末の訪中だっただけに、胡錦涛氏が出てきて、あれほどサービスして
くれたことに、小沢氏はすっかり感激してしまったらしい。

 だが、したたかさでは人後に落ちない中国共産党である。そのツケを、民主党は今後、
あちこちで払わなくてはならなくなる。
 いや、その″代償″はすでに払わされ始めている。

 中国は、国内の人権問題に干渉されることを最も嫌う国だ。全土で人権侵害がおこな
われ、「世界一の死刑大国」として知られる中国は、特にチベット族やウイグル族など
少数民族への弾圧は過酷で、アムネスティでも毎年のように大問題にされてきた歴史が
ある。

 11月、チベットのダライ・ラマ14世が訪日し、チベットでの人権回復を訴え、鳩山由紀夫・
民主党幹事長とも会見した。すると中国大使館は民主党に対し、<鳩山幹事長がダライ
ラマと会見し、彼への支持を表明した言論に大変驚き、強い不満の意を表します>
 と前置きして、
<貴党の小沢一郎党首は来月上旬民主党大型代表団を引率して訪中することになって
います。(中略)中国側のチベット問題における立場を切実に尊重し、今後類似の事が
二度とないよう、また、民主党と中国との関係を引続き正しい方向に向かって健全的に
発展できるようと厳正に要請します>
 と、猛抗議をおこなったのである。
(続く)
4名無しさん@3周年:2008/10/20(月) 22:13:06 ID:fJlRfQRC
(続き)
(中略、訪中団に人がなかなか集まらない苦労話)
そんな悪戦苦闘の末の訪中だっただけに、胡錦涛氏が出てきて、あれほどサービスして
くれたことに、小沢氏はすっかり感激してしまったらしい。

 だが、したたかさでは人後に落ちない中国共産党である。そのツケを、民主党は今後、
あちこちで払わなくてはならなくなる。
 いや、その″代償″はすでに払わされ始めている。

 中国は、国内の人権問題に干渉されることを最も嫌う国だ。全土で人権侵害がおこな
われ、「世界一の死刑大国」として知られる中国は、特にチベット族やウイグル族など
少数民族への弾圧は過酷で、アムネスティでも毎年のように大問題にされてきた歴史が
ある。

 11月、チベットのダライ・ラマ14世が訪日し、チベットでの人権回復を訴え、鳩山由紀夫・
民主党幹事長とも会見した。すると中国大使館は民主党に対し、<鳩山幹事長がダライ
ラマと会見し、彼への支持を表明した言論に大変驚き、強い不満の意を表します>
 と前置きして、
<貴党の小沢一郎党首は来月上旬民主党大型代表団を引率して訪中することになって
います。(中略)中国側のチベット問題における立場を切実に尊重し、今後類似の事が
二度とないよう、また、民主党と中国との関係を引続き正しい方向に向かって健全的に
発展できるようと厳正に要請します>
 と、猛抗議をおこなったのである。
(続く)
5名無しさん@3周年:2008/10/20(月) 22:14:33 ID:fJlRfQRC
しまった重複しちゃった!

(続き)
 だが、この余波を受けたのは、同時期に来日していたウイグル族の人権活動家、ラビア・
カーディル女史の方だった。彼女を招いておこなわれる予定だった民主党関係者による
勉強会が、「中止」に追い込まれたのだ。

(中略 中止になった経緯)

 いやはや、民主党はウイグル弾圧の貴重な生き証人を、中国に配慮して排除″して
しまったのだ。何たる腰抜けぶりか。

党内に噴出した大批判

 このキャンセルされた勉強会の代わりに、自民党の中川昭一氏や衛藤品二氏、あるいは
無所属の平沼起夫民らがラピア氏を急遽呼び、勉強会を開いている。

「11月28日にラビアさんが空いているというので、ホテルの部屋を借り、私たちが勉強会を
やったんです」
 とは、自民党の衛藤属一参議院議員だ。
「ラビアさんは新盤ウイグル自治区の弾圧の模様を詳しく話してくれました。有識者が
民族主義者のレッテルを貼られて次々投獄されたり、ウイグル語を教えることも許されず、
デモの逮捕者が親戚や友人にまで及び、6万人に逢したとか、東大へ留学したウイグル人
が一時帰国した際、研究のためにウイグル語の資料を図書館でコピーしたら拘束され、
懲役11年の刑を受けて今も獄中にいるとか。また死刑囚は見せしめのためにトラックの
荷台に乗り街中を走らされた上で処刑されるとも言っていました。彼女は、民主党の
勉強会が中止になったことにショックを受けたようで、その話をうなだれてしていたのが
印象的です」
(続く)
6名無しさん@3周年:2008/10/20(月) 22:15:39 ID:fJlRfQRC
(続き)
 衛藤氏は、今回の訪中を成功させるために、民主党がこうした勉強会を中止したことに
ついて、こう語る。「民主党もこうした話をきちんと開けばいいと思いますよ。小沢さんは、
あの(会議の時の)態度はどうしちやったのかね。中国に尻尾を振っているどころか、
尻尾を巻いてしまっている。東シナ海のガス田の話も尖閣諸島の話もできなければ、
抗日記念館やチベット、ウイグルの話もできなかった。小物も小物、日本の外交を抱える
ような人じゃないと思いましたね」

 国会をほっぼり出して、ただ中国に楯びを売りに行っただけだったというのだから、
永田町が呆れ返ったのも無理はない。
 では、民主党の中には今回の訪中に対して、何の反対意見もないのだろうか。
 実は、党内に耳を澄ますと、痛烈な批判が渦巻いているのである。
 例えば、民主犀の大江康弘参議院議員は、
「これでは国民に対して説明がつきません。6日に開かれた外交防衛委員会と総務委員会
は民主党議員が7人も欠席したんですよ」
 と、こう怒っている。

「今回の訪中は完全に朝貢外交です。せっかく中国のトップと会談しながら、中国の困る
ことには蓋をし、へりくだってしまったのです。訪中団も、実はあまり人が集まらず、幹事長
名で議員や秘書に参加のお触れを出し、やっとのことで44人集めたのですよ。小沢代表
は、自分一人で行けば良いのにわざわざ声をかけ、自らに従うのか従わないのかを見て、
擦り寄る者は可愛がり、子分にし、親中派にしていく。これは踏み絵に等しい。民主党は
ますます国民から支持を失っていくのではないでしょうか」

「お粗末すぎて恥ずかしい。見るに耐えませんでした」 と嘆くのは、民主党の渡辺秀央
参議院議員だ。
 痛烈なる小沢批判である。
(続く)
7名無しさん@3周年:2008/10/20(月) 22:16:43 ID:fJlRfQRC
(続く)
「小沢代表は、訪中前の会見で、″日本はアメリカ一辺倒、中国にもへつらっている″
″私は中国にもアメリカにも言うべきことを言う″と言って、中国に向かいました。しかし、
結果はあの通りです。あの物見遊山に国対委員長まで一緒に行くなど、言語道断。行か
せた人間もそうだが、行った人間もお粗末です。恥を知るべきですね。かつて小沢代表は、
外交は政府の専権事項で、二元外交を批判していました。しかし、今回やったことは
まさに二元外交そのものです。小沢代表はすっかり変わりましたね。本人が狂ったのか、
それとも周りが狂わせたのでしょうか」
 大江、渡辺両氏は、小沢氏の自由党時代からの同志である。民主党でも共に戦ってきた
仲間でありながら、中国に対する小沢氏のあまりに卑屈な態度に呆れ果てたのである。

中国に仕える奴隷政治家″

 政治評論家の屋山太郎氏がいう。
「中国というのは、臣下の礼を、つまり家来のような態度をとる者を優過します。そして
家来にしては″領有″して、さらに家来を作り、また″領有″する。そうやって侵略して
きたのが彼らの歴史なのです。小沢氏はそれに俵まった。今回、450人を広間に集めて
写真撮影をしましたが、中国はこれを今後、国内の宣伝に使っていくでしょう。日本が
大挙して、臣下の礼をとりに来た、と。小沢というのは、弱いものに対しては威張ります
が、強いものに対してはダメ。福田の媚中派政権も問題だが、小沢はもっと始末が
悪いね」
(続く)
8名無しさん@3周年:2008/10/20(月) 22:17:28 ID:fJlRfQRC
(続き)
 在日の中国人ジャーナリスト、石平氏がいう。
「小沢が訪中した翌日、人民日報は一面トップで会談の内容を取り上げていました。
そこに出ている小沢の発言は、本当にひどい。なんと、胡錦濤主席がお忙しい中、
会見していただいたことに感謝します=酷本国民は中国の最高指導者が日中友好に
大変な関心を持って下さったことに深く感動しています″と言っているのです。小沢は
″日本は中国の属国です″と世界に知らしめたのと同じですよ。
実はこの文言は、よく人民日報に出てきます。中国の一地方政府の役人が主席と面会
した時、″胡錦濤同志がわが地方のことに関心を払っていただいたことに感謝します″
と発言するのです。
つまり、小沢さんは中国の一地方の役人と同じ立場で物を言っている。これは朝貢
外交より酷い。彼には、四川省辺りの共産党の小役人が相応しいですよ」

 胡錦濤主席が日中友好に問心を払うも払わないも、それは国益のためにやっている
ことは自明のはずだが、
 「どうしてそんなことに日本国民が感動しなければならないのか、意味がわかりません
ね」
 と、石平氏がつづける。
「そもそも小沢さんに日本国民が感動している″と言う資格があるんですか。
 在日の中国人ジャーナリスト、石平氏がいう。
「小沢が訪中した翌日、人民日報は一面トップで会談の内容を取り上げていました。そこに
出ている小沢の発言は、本当にひどい。なんと、胡錦濤主席がお忙しい中、会見して
いただいたことに感謝します=酷本国民は中国の最高指導者が日中友好に大変な
関心を持って下さったことに深く感動しています″と言っているのです。小沢は″日本は
中国の属国です″と世界に知らしめたのと同じですよ。
(続く)
9名無しさん@3周年:2008/10/20(月) 22:18:16 ID:fJlRfQRC
(続き)
実はこの文言は、よく人民日報に出てきます。中国の一地方政府の役人が主席と面会
した時、″胡錦濤同志がわが地方のことに関心を払っていただいたことに感謝します″
と発言するのです。
つまり、小沢さんは中国の一地方の役人と同じ立場で物を言っている。これは朝貢外交
より酷い。彼には、四川省辺りの共産党の小役人が相応しいですよ」

 胡錦濤主席が日中友好に問心を払うも払わないも、それは国益のためにやっている
ことは自明のはずだが、
 「どうしてそんなことに日本国民が感動しなければならないのか、意味がわかりませんね」
 と、石平氏がつづける。
「そもそも小沢さんに日本国民が感動している″と言う資格があるんですか。
いつから彼は日本国民の代表者になったのでしょうか。
そして、いつから彼には日本国民を胡錦濤より下に置く資格ができたのでしょうか。国会と
いう本来の仕事をさぼって中国に行ったにもかかわらず、東シナ海のガス田開発や
尖閣諸島のことについても何も言わない。日本人なんだから、チベットやウイグルのこと
まだいいですよ。しかし、日本にとって重大な問題についてもなぜ言わないのか。これでは
胡錦濤に媚びを売りに行っただけのこと。銀座のホステスがお客さんの気を引くために
皆で出張したのと何も変わりません」
 石平氏は、中国人として日本人に開きたい、という。

「なぜ日本の政泊家には、ご主人様に仕える奴隷のような人しかいないのでしょうか。
そして、胡錦濤の足元に挽くような人が、なぜ選挙で大勝できるのでしょうか。日本人全体
がこのような人を選挙で勝たせてしまったことを恥ずかしいと思って欲しいです」
 こんな政治家を次期総理候補と仰がなければならない日本人こそ哀れ、いや、滑稽と
いうほかはない。(終わり)