麻生が意図する「憲法国会」「安保解散」

祖父吉田茂は、安保の創設者であり、麻生総理は自主憲法制定論者である。
http://tech.heteml.jp/2006/11/post_837.html
2006年11月02日 産経新聞 東京朝刊
「吉田は保守合同時には自民党に参加しなかった（のち入党）が、日米安保、軽武装、経済復興最優先の考えだった。・・」

「憲法は、美しい大和言葉、正しい日本語にしてもらいたい。
明治憲法をつくるとき、欧米と違ってキリスト教の道徳がないのを理由に、伊藤博文が断念しかかった。
『五箇条の御誓文』を起草した由利公正は『日本には皇室がある』といって、欧米憲法の根幹であるキリスト教の道徳律に代わる教育勅語ができた。
天皇陛下の命令ではなくて、陛下も国民と一緒に『庶幾ふ（こいねがう）』もので、明治憲法のバックボーンとなった。
これが戦後に廃止され、無味乾燥な教育基本法ができた。
今、教育基本法の改正から手をつけているのは、正しいアプローチだ。
教育基本法をきちんとして、その上で憲法を、というのは明治の例から見ても正しいと思う」
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そして麻生は、所信表明演説では、民主党には、安保をめぐる政策議論を持ちかけている。
http://www.asahi.com/politics/update/0929/TKY200809290144.html
・・・民主党に伺います。 ・・
　日米同盟と、国連と。両者をどう優先劣後させようとしているか。
民主党には、日本国民と世界に対し、明確にする責任があると存じます。
論拠と共に伺いたいと存じます。
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安保は、本当に日本の今後も必要なのか、それは重大な政策課題である。
国民は安保について、しっかりと政策議論をすべきではないか。

安保の必要性は、吉田茂はこう明示していたと言う。
>>1
> 軽武装、経済復興最優先
軍事費に膨大なコストをかけるよりも、国の復興を第一とすべし。
まさに、敗戦国においての国民第一の発想がそこにあったということで、自民党が戦後の政権与党として国民に支持された意味は、十分に理解される。

>>1
麻生外相(当時)は、安保について、こう解説していた。
> http://tech.heteml.jp/2006/11/post_837.html
> 2006年11月02日 産経新聞 東京朝刊
「吉田は保守合同時には自民党に参加しなかった（のち入党）が、日米安保、軽武装、経済復興最優先の考えだった。
岸信介さんは自主憲法制定、自主防衛、対米自立という路線だった。・・」

「自主憲法制定、自主防衛、対米自立という路線」が、生んだものは、
軍隊という呼称のされない、軍事力。自衛隊であった。
　「自主防衛、対米自立」と、「安保の傘、対米追従」。
両立が出来るはずもないこの二つの方向。
日本の政策はねじれを当初から持っていたという事で、その矛と盾の現象が今日の混乱国会の元凶となっている。

それを根本から正さない限り、日本の国家の根本方針は決められない。
麻生総理が持ち出そうとしている議論は、中身の異論・正論はともかくとしても、ある意味正論である。

改憲論というのは、小沢の持論である。
公式サイトにてきちんと公開されているが、「占領下に制定された憲法が無効である」との、論に立っている。
占領支配下に、押しつけで定められた憲法そのものへの否定が、思想の根底にあるわけだ。

それは、「脱・占領」という意味では、三十年代の岸の描いた「自主憲法制定、自主防衛、対米自立」に、合致しているとも見える。
小沢が、自由民主党の幹部であったという事と矛盾しない一貫性がそこにある。

しかし小沢は、自民党の中では、総理総裁候補でありながら、改憲論を積極的に推し進めようとはしなかったと、見える。
小沢にとれば「脱・占領」は、「脱・米の傘」そのものであって、自民党にいては、それが出来ないと、見極めていたのかもしれない。

小泉は、完全な対米追従路線の政治家であった。
http://www.kantei.go.jp/jp/koizumispeech/2002/01/14kaiken.html
小泉総理大臣のＡＳＥＡＮ諸国訪問における　内外記者会見 平成１４年１月１４日
【小泉総理】　
　日本と米国は日米安全保障条約を締結しており、これは日本外交の基軸である。
米国の関与は、アジア諸国にとって当然のことと考える。
日・ASEAN、日中韓の地域協力関係は、決して排他的なものではない。
むしろ、米国の存在は各国に安心感を与える。
安全保障の面でも同様である。
米国の経済力は極めて大きい。
むしろ米国を排除しないことが普通であって、逆に排除したらおかしいと考える。
今後この地域において、経済面、安全保障面においても、米国との相互依存関係が強化されていくので、この地域の繁栄と発展のために、引き続き米国が関与することは当然である。
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この小泉発言のように、
「米国の経済力は極めて大きい。」
これが、歴代の日本の政治家の基調とする認識となっている。

そして経済立国であろうとする日本においては、「強大なアメリカの経済力」の、傘の下のいたい。
これが、本音であり、決して、「強大なアメリカの軍事力の下にいたい」わけではない。

アメリカ経済の破綻が表面化した今、安保議論をするという事は、
実は、アメリカの経済の泥沼に引きずり込まれないためには、絶対な、経済上の要請となっているわけだ。

問題は、国民は「強い大リーガー」に酔いしれていて、そこで「活躍する日本人の役割」というドラマに酔い続けている。
酔わせたのは、政治家とマスコミだが、この酔いを醒まさないと、日本はアメリカにみつぐと言う「軍事費」コストに苦しむ事になる。
この矛盾に対して、麻生太郎は、
ことによったら、本気で覚醒を促そうとしているのかもしれない。

真剣な議論が必要になっている。

日教組というのは、改憲反対の象徴的存在であった。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20080928k0000m010068000c.html
中山国交相：「がんは日教組、解体しなければ」宮崎で発言
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これは失言でもなんでもない、確信的な、憲法議論への誘導である。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=200809/2008092500698
日米安保上「良いこと」＝麻生首相、原子力空母の日本配備で
（2008/09/25-16:01）
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これも、安保騒動への誘導である。

これに対してマスコミは、「憲法」「安保」の問題には触れないようにして、
選挙の争点にならないように配慮していた。

当然であろう。

このタイミングで、安保と憲法を国民の議論の場に持ち出したら、
もう、強いアメリカは存在しない事に、下層の国民までが気がついてしまうからだ。

日本では経済の上層国民は、対米追従ではなく対日追従の仕組みに移りつつあると認識していたわけで、
ちょうど、自公連立政権のように、公明が自民を支配するというような構図で、日本は、国力をつけ、しかし、アメリカにかしづくという「宦官外交」を行っていたのだ。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%A6%E5%AE%98
宦官（かんがん）とは、去勢が施された官吏である。
「宦」は「宀」と「臣」とに従う会意文字で、その原義は「神に仕える奴隷」であったが、時代が下るに連れて王の宮廟に仕える者の意味となり、禁中では去勢された者を用いた為、彼らを「宦官」と呼ぶようになった。

自国に軍隊が無いということは、「去勢」された国家ということである。

それにしても、この切迫した国民生活で、何を今更、安保国会だ。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/081001/dst0810011327030-n1.htm
【個室ビデオ店火災】火元の部屋利用した４０代男、放火容疑で逮捕へ　大阪府警
2008.10.1 13:23

http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/081001/dst0810011101016-n1.htm
【個室ビデオ店火災】１１時間滞在で１５００円　大都市で増加
2008.10.1 10:59
　１５人が死亡した個室ビデオ店と同じタイプの店舗は、大都市を中心に増加傾向にある。多くは繁華街で終夜営業し、ＤＶＤなどを鑑賞できる。２０００円以下で一晩を過ごすことができ、ホテル代わりに利用する客も多い。
　火災現場となった大阪市浪速区の「試写室キャッツなんば店」は、午後１１時以降の最大１１時間の料金が１５００円。ＤＶＤのほかテレビやインターネットも利用でき、軽食も提供する。
　ソファベッドがあり、店側は「高級ホテル並み」とＰＲ。ウェブサイトでは「ネットカフェより安く利用でき、終電を乗り過ごした方の愛用者が急増中」と宿泊目的の利用を呼び掛けていた。
　アダルトビデオが見られる店も多いが、大阪府警の関係者は「一般のビデオも見せる場合は風営法上の届けも不要。正確な店舗数や営業実態などに不明な点が多い」と話している。
・・・・・・・・・・・・・・
暮らしていけない貧民層の、「殺人」「放火」。これをどうするのだ。
それが、安保論議より、総理大臣の大切とすべき、課題なのだ。

麻生は、国会ではきちんとした所信表明をしなかったが、その前の、国連にては、
堂々と自説を述べている。
http://mainichi.jp/select/today/news/20080926k0000e010024000c.html
麻生首相：「集団的自衛権の憲法解釈見直しを」国連演説後
【ニューヨーク西田進一郎】麻生太郎首相は２５日午後（日本時間２６日未明）、
ニューヨークに到着し、第６３回国連総会で一般討論演説を行った。
首相は演説後、集団的自衛権の行使を禁じた憲法解釈について
「基本的に変えるべきものだ。ずっと同じことを言っている」と記者団に述べ、行使を可能にするよう見直すべきだとの考えを示した。
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麻生は、ここでも、民主党ならば、あるいは社民党・共産党が噛み付いてきてくれると期待して、
改憲論をぶちあげていた。

国民生活よりも、「安保」「憲法」という本音を胸に隠している麻生だが、
海外での、総理としての第一声は、きちんと、
「憲法国会」「安保解散」に、
照準を定めている態度である。

麻生がしきりに経済優先をとくのは、あくまでも大衆迎合であり、解散しないための餌まきに、「お友達の失言・放言」すら利用しようという。
悪質極まりない政治ゲームの感覚。
Ｂ層には受けるとでも思っているのだろうか。
麻生のしていることこそ、漫画に出てくる悪役(ヒール)のやりくちだ。

その、小ヒールの麻生は、意図的に対米外交で演出を施した。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2008092900760
米紙社説に反論＝外務省
　外務省の藪中三十二事務次官は２９日の記者会見で、米紙ニューヨーク・タイムズが２５日付社説で麻生太郎首相を「旧日本軍の残虐行為を正当化して中国や韓国との関係を損ねた」などと論評したことについて、
首相の訪米に同行していた兒玉和夫報道官が同紙の幹部と会い、「日米同盟強化を基本に置きながら、近隣諸国との関係も強化するのが首相の基本の考え」と反論したことを明らかにした。（了）
（2008/09/29-18:49）
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これは、麻生の「憲法国会」への誘導策だ。

米紙ワシントンポストの見方が、国際社会の麻生への見方のひとつであり、
それを、日本のマスコミは取り上げてしまえば、「安保・憲法」に話題が移ってしまう。
だが、今の経済危機には、それではぐわいが悪すぎる。
そこで、ちゆうブラりんしているが、今に、サンプロの田原がこれを引っ張り出そうとするだろう。

　田原には憲法・安保。みのには生活者・中小企業対策。
分担わけして、民主党攻撃をするというマスコミには、官僚打破などは、口先にしかないのだ。
手厚くされすぎている上層の金を、下層にばら撒くのは、循環である。

早く解散しろ
支持率下がるよ？

漫画の世界なら、麻生の手法は、逆に世論を巻き込む手法ということになるだろうな。
国会の論戦よりも、早期解散に追い込まないと、かなりやばいと思うよ。

★ニューヨーク・タイムズ麻生を酷評　「麻生はケンカっぱやい国粋主義者」
　２５日付の米紙ニューヨーク・タイムズは社説で、
麻生首相が外相時代に「戦前の日本の植民地政策の成果を称賛、
戦時の残虐行為を正当化し、中国を危険な軍事的脅威だと表現した」と指摘、
「ケンカっぱやい国粋主義者として近隣諸国に記憶されている」と酷評した。
同紙は麻生氏の国粋主義的発言を批判した上で
「米国は日本に求めるものは責任ある戦略上のパートナーだ。
帝国主義への回帰や象徴的な武力の誇示でアジア諸国を怒らせるような政府ではない」と揶揄した。
その上で、日本の未来は「醜悪な戦前へのノスタルジー」にあるのではなく、
構造改革を進めて経済を近代化し、「近隣諸国を対等に扱うよう外交政策を近代化する」ことにある、としている。
同紙は０６年にも麻生氏を「外交感覚も歴史感覚もおかしい」と酷評した。
http://news.livedoor.com/article/detail/3839072/

小沢は、年内解散をぶち上げた。

意味ははっきりしている。
補正国会は、参院では「公明への叩きの国会」になるという事だ。

そこで、麻生に味方するマスコミたちは、目標を「大連立」において、麻生を利用しているわけだが、
麻生は麻生で、マスコミを利用して、大連立ではなく、自公連立の延命を策しているわけだ。
頼みの綱は、三分の二の衆院の数。
公明党を矢野喚問で恫喝する小沢民主におびえる公明党は、麻生民主を頼るしかない。
これをてこにして、安保国会に誘導すべく、「大連立論者」たちは、
麻生に味方する、読売・朝日・毎日の論客達を、総動員して、錆の部分の枝葉の問題では自民党を叩き、
本質の部分の政策の部分では民主を叩くという、マス洗脳を日々行っている。

[法案提出・追い込まれての麻生のあがき]　タイミングの悪すぎ。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081007/plc0810070055000-n1.htm
与党、新テロ改正案９日に審議入りの方針
2008.10.7 00:54
　自民、公明両党は６日、インド洋での海上自衛隊による補給活動を１年間延長するための新テロ対策特別措置法改正案について、平成２０年度補正予算案の衆院通過を前提に、９日に衆院本会議で趣旨説明と質疑を行い、審議入りする方針を固めた。
与党は７日の衆院議院運営委員会理事懇談会で審議入り日程を野党側に提案する。
　改正案をめぐっては、麻生太郎首相が衆院解散前の審議入りに意欲を示しており、
自民党の大島理森国対委員長も５日のテレビ番組で「衆院選は論点を明確にする必要があり、補正予算案成立の後に新テロ特措法改正案もある」と述べていた。
　一方、民主党の山岡賢次国対委員長は「補正予算案以外は本格政権が手がけるべきだ」と述べ、審議入り前の早期解散を求めた。
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この法案を提出したということは、「憲法国会」「安保解散」への誘導なのだが、タイミングとして早すぎた。

マスコミは「生活防衛・補正国会」は煽ってきたが、この「経済の非常時」に、小田原評定ではあるまいに、憲法論議や安保などやってられたらたまらないと、怒り出す。
「一次補正」に次ぐ「二次補正」は、「経済の非常時」だから許される、というか、民主は反対しない。
か、憲法論議は、今すべき問題ではないと、国民感情を逆なでだ。
解散を急がせる公明や自民の一部の議員に、うち向けに、法案提出を焦った麻生は、すでに墓穴の中にいる。

[タイミング悪く・米兵の暴走・国民は安保の実態を実感する]
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp0-20081006-416313.html
沖縄の泥酔米兵、タクシー盗み逮捕

　沖縄署は６日までに、駐車中のタクシーを盗んだとして窃盗の現行犯で、いずれも在沖縄米海兵隊所属の上等兵、マシュー・エカーソン（２１）、シェーン・ストッジヒル（２０）の両容疑者を逮捕した。
２人とも酒に酔っていた。
エカーソン容疑者は盗んだタクシーで、次々と接触事故を起こした疑いもあり、道交法違反容疑でも調べる。
　調べでは、両容疑者は５日午後６時４５分ごろ、沖縄県北谷町のスーパー前にエンジンを掛けたままの状態で止めてあったタクシーを盗んだ疑い。
運転手は車を離れていたという。
　２人は国道５８号を南下し、宜野湾市内の交差点で信号待ちの列を擦り抜けようとして、車５台と次々に接触。
タクシーを放置して逃げたが、タクシー運転手の１１０番で追跡していた沖縄署員が、近くにいた２人を見つけた。
運転していたとみられるエカーソン容疑者から呼気１リットルあたり０・５１ミリリットルのアルコールが検出されたという。
事故によるけが人はいなかった。
［2008年10月6日9時57分］
・・・・・・・・・
こういう植民地日本。実体としてのアメリカの基地日本の姿。
麻生の祖父の敷いた、安保条約は、アメリカへの捧げ物外交の象徴となっている。
これを、今議論したら、アメリカと対立関係になる。
だから、世論を知る小沢は、問題を大きくするような討論には応じない。
国民の生活第一。
そういうテーマでしか、党首当論は、意味を持たない。

http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081007/plc0810071953010-n1.htm
「国際貢献を争点に」　総選挙で麻生首相 08.10.7 19:52
　麻生太郎首相は７日の衆院予算委員会で、衆院解散・総選挙について「民主党と国際貢献などの争点をきちんと設定し、どちらが政権担当能力があるか明らかにすることが必要だ」と述べ、
政権公約（マニフェスト）を掲げ、政権選択を国民に正面から問うべきだとの考えを示した。
首相は、インド洋での海上自衛隊による補給活動の継続に強い意欲を示しており、与党は９日の衆院本会議で活動を１年間延長するための新テロ対策特別措置法改正案の趣旨説明質疑を行う方針。
民主党は昨年に続き法案に反対するとみられ、参院で法案が宙づりにされた場合、「テロとの戦い」をめぐる国際貢献を衆院選の大きな争点となる公算が大きい。
。。。。。。。。。。。。。。。
失政の責任は放置して、国際貢献安保国会にいよいよ誘導だ。

小沢党首は風邪をこじらせて、入院した。
出てこない小沢党首に、論戦だーっと、騒ぐ光景は、参院選の自民大敗時に、田原が「何で出てこない」と、騒いでいた光景だ。

民主党はちゃんと、政党として若手が頑張っている。
自民党の、麻生独裁政権とはものが違う。
政治は、そんな「憲法解釈」を論じるひまさえない。
麻生君。君は、古臭いのだよ。かびの生えた政治談議の時代は終わっているのだ。

そこで、民主党は「靖国」と「学会」をリンクさせて、「宗教と政治」の問題を全面戦争するのが、
参院でのベストの戦法となるだろう。
「靖国」の問題は、日本の国体の問題であり、麻生はよけて通れない。
「学会・公明」の問題だけだと、選挙のための策と誤解される。
しかし、戦後政治の間違いとは、天皇は神聖にして犯すべからずという、国家神道という「政教分離違反」に間違いがあった。

それは、学会のシンボルの池田大作は神聖にして犯すべからずという、公明党の「政教分離違反」と、告示している。
管が、国会で例示したように、「オウム真理教と浅原」の関係も、「オウム真理教と選挙」の関係も、
誰かを神、または神の代理と見立てて、または教祖の教えを絶対な物と見立てて、
布教のための手段として、広めるために政治を利用するというのは、悪質な違法行為なのだ。

特定の宗教、宗教家の思想にすべてをゆだねるというカルト。
学会・公明党を、この機会に、正体を暴いて、抑止すべきである。

「来る選挙の争点は（インド洋給油をはじめとする）国際貢献」とか言ってる。
あれあれ〜？
ついこの前まで「景気対策」「生活安全」とか言ってなかったっけ？

そもそも選挙の争点は選ぶ側が考えるものであって選ばれる側が自分に都合よく決めるものではない。
小泉がやった郵政選挙の本質は「俺に都合悪いことは争点じゃないから考えないでね」って話だった。
（年金問題は当時からあったんだから）
で、郵政以外のことは白紙委任になってしまって日本国民は本当にヒドイ目に遭わされた。

ひょっとこボンボン、もう騙されないんだよ俺達は！

マスコミは、対立を煽りつつ、その一方で「解散選挙情報」を打ちまくり、「経済危機」を語りまくって、
麻生のサポートに徹底しまくった。
麻生がいう、今解散なんてやる時期じゃないを、語るマスコミは、まったく自民の広報だった。

麻生は、テロ特で、安保論戦解散したがっているが、小沢民主は、すでに一度審議した過去問状態なのだからと、
迅速審議、法案反対と、即決で、議論を収束する方針だ。
「憲法議論などやってる時ではない」と、明確な態度で、事務的に済ませてしまうということだ。

と、なれば、「テロ特での党首討論」は、成立しない。
オザワの頭脳、おそるべしである。

テロ特法も淡々と審議されてしまうと、当然、参院は通過しない事になる。
すると、再可決・三分の二の行使に、「公明党」は、共犯となる。
これは、学会員には、動揺要因。
平和の党が、軍事協力。
テロは、ますます拡大しているのは、アメリカの無差別空爆の、市民殺戮にある。

郵政選挙の、三分の二で、強引にアメリカに軍事協力。
これを仏教徒の創価学会の信者が、黙々と従うとは限らない。

ますます、政教分離は、選挙の争点として、重みを増してしまう。
麻生は、審議拒否しない小沢民主に、そのわなにかかってしまった。

[公明党を叩くのは、エキスパートの亀井静香議員。]
その専門家ぶりは、ここ↓　フォーラム２１に詳しい。
http://www.forum21.jp/2007/03/post_41.htm

そして、今国会、最も燃えているのが、彼である。
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/081008/stt0810081758004-n1.htm
「解散先送りなら首相問責」亀井国民新党代表代行
2008.10.8 17:58
　国民新党の亀井静香代表代行は８日の記者会見で、衆院解散・総選挙のタイミングが先送りされていることに対し、
「どんどん逃げたところで、参院は首相問責決議案が通る関係にある。
逃げてばかりで日本の政治を真剣に考えない状況にあれば、問責を出すのは当たり前だ」と述べ、
麻生太郎首相に対する問責決議案の提出を検討していることを明らかにした。
　そのうえで亀井氏は「問責が通ったら首相は解散か総辞職しかなくなる。潔く勝負に出るしかない」などと指摘し、首相問責で解散に追い込む考えを示した。
・・・・・・・・

こうして、国民新党の存在意義を　亀井は示した。

[追い詰められた公明党]　菅直人の会見↓
http://asx.pod.tv/dpj/free/2008/20081009kan_v300.asx

////////////////////
国会のニュースでは意図的に報道されなかった、公明党の問題を、堂々と取り上げた民主党の、菅直人の記者会見は、すばらしい。
そういうよりない。

対話路線は、国会を早く開かせるための作戦で、衆院ではさっさと通過で、そしていよいよ、参院での本格論戦。
すべて、作戦通りというのは、オザワの頭脳の恐ろしいところだ。

ひっかかってしまった麻生は、いよいよ、解散も出来ない。
そして、徹底的な国会での、民主党政治・公明党政治の、総ざんげ。
これが、第一ステージの幕開けという。

先ず資金力だが、小沢にはふんだんな政治資金力がある。
小泉のあほちゃんは、解散を引き伸ばして兵糧攻めだとうそぶいたが、小沢の積み立てた政治資金の資金量は麻生よりはるかに多い。
持久戦こそ、当初からのオザワの頭脳の戦略だったということは、一度も本気で論戦に立たないという今までの態度によく、その真意が現れている。
小沢の論は、桁外れにたつ。
だからこそ、鞘の中に封じていないと、怖いという豪腕という、それが前面に出てしまって、論理的にという本来の美点が消えてしまうからである。
http://mainichi.jp/select/seiji/ozawa/news/20081011k0000m010124000c.html
小沢代表：一時“職場復帰”…解散延び静養ちょうどいい
　東京都内の大学病院で静養中の小沢一郎・民主党代表は１０日、テレビ東京の報道番組の収録など、一時“職場復帰”した。
自らの体調について「のどを痛めて微熱が続いている」と説明。「（衆院）解散が延びてちょうどいいので静養している」と述べた。
　小沢氏は、与党内に高まる衆院解散先送り論について「論法が逆だ。思い切ったことは世論の背景がなければできない。ここで選挙をするのが政治の空白をなくす一番の方法だ」と述べ、改めて早期解散を求めた。
　収録後は、党本部に首都圏の地方議員や労組関係者らを呼び、選挙情勢を聞き取った。
病院での静養は週明けまで続ける見通しだ。【渡辺創】
///////////////
　将を射んと欲すれば先ず馬を射よ。
麻生の首よりも先に取っておくべきは、公明党の・闇の総大将・池田大作の首。
オザワの頭脳の冴え渡ってすがすがしさよ。！！！

青山繁晴がズバリ！動画【関西テレビ】
2008年10月8日

1/4 http://jp.youtube.com/watch?v=jRxdAt9ezLU
　　 →金融危機
2/4 http://jp.youtube.com/watch?v=SK2rkVDMN58
　　 →麻生総理1
3/4 http://jp.youtube.com/watch?v=tZWfSQzfB0w
　　 →麻生総理2
4/4 http://jp.youtube.com/watch?v=d_2ShYZmgsU
　　 →自分の生活者の目を信じよう

先ず資金力だが、小沢にはふんだんな政治資金力がある。
小泉のあほちゃんは、解散を引き伸ばして兵糧攻めだとうそぶいたが、小沢の積み立てた政治資金の資金量は麻生よりはるかに多い。
持久戦こそ、当初からのオザワの頭脳の戦略だったということは、一度も本気で論戦に立たないという今までの態度によく、その真意が現れている。
小沢の論は、桁外れにたつ。
だからこそ、鞘の中に封じていないと、怖いという豪腕という、それが前面に出てしまって、論理的にという本来の美点が消えてしまうからである。
http://mainichi.jp/select/seiji/ozawa/news/20081011k0000m010124000c.html
小沢代表：一時“職場復帰”…解散延び静養ちょうどいい
　東京都内の大学病院で静養中の小沢一郎・民主党代表は１０日、テレビ東京の報道番組の収録など、一時“職場復帰”した。
自らの体調について「のどを痛めて微熱が続いている」と説明。「（衆院）解散が延びてちょうどいいので静養している」と述べた。
　小沢氏は、与党内に高まる衆院解散先送り論について「論法が逆だ。思い切ったことは世論の背景がなければできない。ここで選挙をするのが政治の空白をなくす一番の方法だ」と述べ、改めて早期解散を求めた。
　収録後は、党本部に首都圏の地方議員や労組関係者らを呼び、選挙情勢を聞き取った。
病院での静養は週明けまで続ける見通しだ。【渡辺創】
///////////////
　将を射んと欲すれば先ず馬を射よ。
麻生の首よりも先に取っておくべきは、公明党の・闇の総大将・池田大作の首。
解散は、急いてはならない。　そこにオザワの頭脳の冴えがある。

おざわさんにはブレーンがいるのかね
発想がユニークで個性的　面白い
ひとりでそれができるとは思えないぞ

囲碁のエピソードが有名ですね。ここに来て県の代表クラスに成長したということです。
依田九段の説明に、はっきりと特徴が示されています。
http://stone.dialog.jp/voice/view/1606
依田紀基九段(41)は小沢氏と碁盤を囲んだ。依田九段が感嘆するほどの見事な打ち方だったという。「澄み切った碁。相当充実しているのを感じました」
いつも小沢氏の布石には明確な理由がある、と依田九段。
なぜそこに打ったのかを聞くと、即座に説明が返ってくる。この１年で急速に腕前があがり、はじめハンディとして７目置いていたのが、今は４目だという。
/////////////////
名人位を獲得したこともある打ち盛りの依田九段に四目というのはアマではトップクラス。
最近急成長したという、そこが、オザワの頭脳のすごいところだ。

囲碁の好きな人ならば、譜面のあるこちらも、どうぞ。
http://www.senjukai.org/Zakki/Ozawa2.html
碁盤の中央に黒石８石が一直線に並ぶ「ど真ん中の正攻法」。
依田元名人は「堂々として曇りのない心境が碁盤に表れ、気分が吹っ切れているなと思った」と語り、「最近の上達ぶりは心の変化が原因」とみる。
//////////////////////

あの、曲者ぞろいの民主党の幹部たちが、心酔していると言うところに、小沢の真価がありますね。
発想は、すべて本人の独創だろうと思います。
　だから時々暴走してしまいそうになるわけです。

　つうか、もう体が限界にきてるんじゃない？

　小沢、、大連立の時ミンスの議員の反対にあって中止した。
　あの時”連立後の首相”を約束されただろうけど、反対
　があったので諦めた。
　自民の甘い罠に引っかかるとは、ぼけたもんだ。
　体の限界が近いのを感じているからではないか？

>>29
> http://www.senjukai.org/Zakki/Ozawa2.html
依田元名人は「堂々として曇りのない心境が碁盤に表れ、気分が吹っ切れているなと思った」と語り、
「最近の上達ぶりは心の変化が原因」とみる。
囲碁の勝負の分かれ目は、一歩先の碁盤をいかにイメージできるか。
心の迷いはそのイメージを曇らせる。
しかしこの日の小沢氏の石運びは「大事な石を残し、不要な石を捨てる判断ができるようになった。
迷いが無くなっている」と。･･････････
･･･白97、99の紛糾狙いに乗らずじっと備えた読み切りの黒100。これで白は黒を切ることはできない。
決め所で逃さないのはお強い。
///////////////////
囲碁では大局観がもっとも大切とされる。
　「大事な石を残し、不要な石を捨てる」　紛糾狙いに乗らずじっと備えた　決め所で逃さない
↑　これが大局観である。

マスコミは、民主の小沢は政局ばかり考えているとか、政権奪取しか頭にないとか、語っているのは、
オザワの頭脳を囲碁覚えたてのアマチュア並みに見ているという事だ。
小沢は最初から言っている。
真の民主主義、二大政党制を日本につくりあげる。
これが、小沢の強い意志であり、策におぼれるタイプではないと言うことだ。

そうして見れば、
今まさに、自民党と公明党は、中央を突破されて、分断の危機を迎えていると、
政治の大局が見えてくるのだ。

健康の問題は、折込み済みのことである。
大連立問題については、過去に別スレにて整理しておいたが、あれは、小泉の策謀を阻止するために、誘いのノーガード戦法で、小沢が民主の分裂を食い止めたという事だ。
当時まだ民主党内には、甘い考えがあって、政界再編話に乗りたがっていたのは、民主若手だった。
そして、裏から工作が続いていたので、
小沢は、読売の主筆を誘い出して、与謝野との囲碁もして、大連立話を切り出させて、
それをそのままに民主党に持ち帰ったのだ。

罠にかけたのはオザワの頭脳。
民主若手は当時は理解できていなかったが、今はなかなかきちんと理解している。

それは、マスコミの情報操作に対して、備えが出来たということを意味していて、今国会は、マスコミ主導ではなく、民主主導で一致結束乱れなし。
小沢は、裏にいてこそ、小沢党首なのだ。

[自民が求める党首討論とは・経済ではなく憲法・安保というカラクリ]
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200810/2008101000436&rel=y&g=pol
党首討論は「政治家の責任」＝細田自民幹事長・・・・・・・・・
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200810/2008101000899&rel=y&g=pol
党首討論、来週民主に申し入れ＝財源やテロ対策で論争を−自民・大島氏
自民党の大島理森国対委員長は１０日午後、国会内で記者団に対し、麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表による党首討論の開催を来週後半にも、民主党に正式に申し入れる考えを明らかにした。
大島氏は論戦のテーマとして、両党が掲げる政策の財源、テロ対策、社会保障などを挙げ、「党首討論は国民が待ち受けている」と語った。　

　一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は記者会見で「選挙こそ最大の党首討論で、国民の質問に答える道だ。
所信表明演説で政策も財源も提示せず、党首討論だけはやろうという発想は党利党略ではないか」と述べ、早期の衆院解散・総選挙を優先すべきだとの考えを示した。
////////////////
自分が所信表明をちゃんとしなかった。そして小沢党首への質問に終始した。
何一つ、具体的な政策を語らなくて、「党首討論」のみを仕掛けたいという、国民無視のスタンドプレー。
まさか、受けるようなオザワの頭脳ではない。

政策としての「憲法」「安保」は、実に重大な政治課題である。
麻生の言うように、大帝国憲法が土台にあって法体系が今に続いていることは、それは、紛れも無い事実である。
それを、時代にふさわしい形にあらためたいというのは、国民共通の気持ちであろう。
ただし、現実を踏まえないで、理論としての「憲法改正」談義は、実は経費の無駄遣いである。

現実に日本は米国の核の傘の下にいる。
原子力空母が駐留する基地のある国・日本。現実に経済はアメリカの市場経済に深く組み込まれている。
食料自給率は、独立国家として、恥ずかしいレベルである。
軍事力も、アメリカにゆだねた武器、・・・
これを、現実的に改善することが急務であり、それが整わないで、ただ、憲法を改正しても、それは、意味をなさない。

日米同盟の問題も、↑同様である。
まず独立国家として、国家独自の戦略を持つこと。
その戦略にふさわしい、国防体制を引くこと。
新時代の兵器を、持つこと。
これを地道にしないでおいて、日米同盟の、安保のと言っても、机上の空論である。

まず、日本海側に、海岸線を守るように、自衛隊機地を再配備すること。
簡単に言えばミサイルを並べることである。
その武装基地を中心に、エネルギー基地を配備して、「国営の防衛エネルギー」を確保し、
その武装基地の自衛隊員は、平時は、地域の農業者と協力して、自給食料の確保にいそしむ事。

食とエネルギーを自給できる国にしていく「国防上の基地」として、自衛隊を、専守防衛用に組み替えることである。

日本海の海岸線をきちんと防衛し、過疎化しつつある日本海側の地域に国防拠点を配備し、もっぱら、専守防衛をするとなれば、
拉致のような問題は徹底的に防ぐことが出来る。
世界中のどこの国の首都にでも届いてしまうミサイルを並べることは、立派な抑止力になる。
米国を信用するのはよいけれど、日本は日本独自で、迎撃システムを日本海側に構築することであるが、それは、膨大な予算をかけてはならないし、掛ける必要も無い。
巨大戦艦や空母や、空爆というような、侵略支配型の兵器はいらないし、海を越えて飛来する攻撃に備え、敵の核基地やミサイル基地を攻撃できたら、それで十分なのである。
各施設に火災が起きただけで、その国は動けなくなる。

アメリカがなぜ、北朝鮮程度の、ミサイルにおびえるのか。
それは、軍事・非軍事の核施設を持ってしまっているからだ。
そこに、「火」が入れば、個室ビデオ店の放火なんてものとは比較にならない事になる。
火薬庫をもつていてそこを狙われる以上に、核施設、原発は、防衛上あってはならないもの。
そう理解すべきである。

だから、「非核」こそ未来の防衛の最重要課題であり、
そういう問題をクリアーしてから、「改憲」も「安保」も、それから、議論したらよいのだ。

麻生のように、本質から目をそらさせる政治家は、信じてはならない。

つまり、オザワの頭脳は「憲法・安保の党首討論」拒否にある。
そして、小沢はこんな攻撃を繰り出している。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081010-00000155-jij-pol
第2党でも政権交代目指す＝野党結集、与党の一部と連携も−小沢民主代表
民主党の小沢一郎代表は10日のテレビ東京の番組収録で、次期衆院選後の政権の枠組みについて「基本的には（衆院）第1党が中心になって組閣すべきだ。
ただ、第1党ではないけれども、合わせると圧倒的に過半数、という場合もある。
それを否定する必要はない」と述べた。
・・・・・・・・・・・・・・・
報道は(時事通信)は、こうつづけている。
「自民党の獲得議席を下回った場合でも、他の野党勢力を結集して政権交代を目指す考えを示したものだ。
民主党が第1党に届かなければ与党が過半数を維持する可能性が高いことから、与党の一部との連携も視野に入れた発言とみられる」

つまり、公明党とも組む可能性を投げかけて、揺さぶっているわけだ。
それは、言葉を変えての、公明党への宣戦布告である。
>>25
> 将を射んと欲すれば先ず馬を射よ。
> 麻生の首よりも先に取っておくべきは、公明党の・闇の総大将・池田大作の首。

>>31
> 今まさに、自民党と公明党は、中央を突破されて、分断の危機を迎えていると、政治の大局が見えてくる

今なら、公明党は民主党に頭を下げられる。
自民党を捨てて、平和の党公明党として、テロ特措法に反対したら、少なくとも三分の二再可決に協力しなかったら、自公は分裂となる。
チャンスをあげたのだ。
池田大作に、政党政治の王道に道を正せば許すのだよと、示したのだ。

もちろん、公明党は自民と離れはしない。
なおも自民党を支配しようとする。
それを決めさせる事こそ、宗教の政治支配を自白させる事。
公明党への総攻撃の火蓋は、今、切られようとしている。

アメリカは、北朝鮮のテロ国家指定を解除した。
中川財務大臣は、認められないとの立場を告げたということである。
朝日新聞の報道では、「蚊帳の外」に置かれた日本　テロ国家指定解除　と、伝えている。
http://www.asahi.com/politics/update/1011/TKY200810110186.html
2008年10月12日7時5分
米政府が北朝鮮のテロ支援国家指定の解除について日本側に伝えてきたのは、発表の直前だった。
「蚊帳の外」に置かれた日本は、米国への信頼が揺らぐ事態に衝撃を受けている。
　「ブッシュ大統領が麻生首相に直接電話で伝えたい」
シーファー米駐日大使から日本外務省に連絡があったのは、日本時間の１１日夜。
電話がつながったのは米国がテロ支援国家指定解除を発表するわずか３０分ほど前だった。
　麻生首相は浜松市内のホテルで開かれた日本青年会議所歴代会頭らの懇談会の２次会に顔を見せていた。酒席を中座してのあわただしい電話協議だった。
　米国によるテロ支援国家指定解除の発表を、日本政府は直前までまったく予期していなかった。
「蚊帳の外」に置かれた格好の日本側にとって、同盟国・米国との信頼関係が大きく揺らぎかねない事態。拉致問題の行方にも暗雲が漂い、支持率が伸び悩む麻生政権にとって新たな痛手となりそうだ。
　突然の指定解除は、日本政府にとって悪夢だった。
/////////////////////
アメリカの戦略ははっきりとしていて、日本に対しての「経済での敵視行為」と理解しておかないと、「軍事同盟」などという統治術に騙されることになる。

民主党の支持団体及び支持者は：

１．自治労（１００万人）及び家族
２．在日本大韓民国民団（４５万人）及び家族
３．日教組（３０万人）および家族
４．朝鮮総連（家族を含めて１０万人）
５．部落解放同盟

民主党を含め、いずれもやや左寄りの組織である。
民団と朝鮮総連は民主党に参政権を要求している。政権を取れば与える。

北朝鮮は、市場であり資源国家でもある。
日本と北との対立は、米国の歓迎するところであり、
アメリカは日本の戦争責任論、靖国への参拝を批判するなどの、方途で、日本がアジアに対して、賠償をするようにと、誘導し続けてきた。

　拉致　⇔　日本が戦後の賠償金を北に支払う　←　その金を米国が、米国企業の輪出の代金として頂く。
　資源　⇔　日本のかっての満州支配を叩く　　←　米国が資源の開発企業としてシェアを確保する。
こういう構図を、きちんと行ってくるところが、米国の強さといえば、強さなのである。

あそ　って、

「9条変えて、米軍の下位組織としての日本軍を創設してくれ！」
という米からの要望に応えているのだね。

正式な軍隊ではないと、だまし続けた事で、真剣な国土防衛の議論を経ずに、米軍の隠れ蓑となり、
そして、下部組織化の道にまい進しているという事です。

その意味では、共産党のような、何でも無防備論者の存在は、アメリカには都合がよかった。
軍備を持つという事と、戦争放棄は矛盾しない。

そこで、今までは「核」は抑止力だったが、もはや現実には「核」と原子力は、「無防備以上に危険」なものとなっている。
アメリカの、核の拡散政策は、これにようやく気が付いたという事の、現実である。

核に依存して生活するしかない国家は、その核施設に攻撃されたら、機能不能となる。
つまり、原子力施設とは、「ここへミサイル撃ってください。国の急所です」状態なのだ。

前段で首都と書いたが、世界の各施設にきちんとミサイルの照準を合わせてあれば、立派な抑止力。
自国の核施設が、自国をほろぼす。

あの、テロはお芝居だったからだろうか、それとも無知ゆえか、原発につっこまなっかた。
原子力発電所に空から放火されたら、それこそ一大事。
それに気が付いたアメリカは、全世界の各施設に攻撃の布陣をひき、
各施設への攻撃に対応できる、迎撃ミサイルの高性能化に向けて、「試作品を」販売するわけだ。

アメリカは、北朝鮮のテロ国家指定を解除した。麻生の見解が述べられた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081012/plc0810121457006-n1.htm
麻生太郎首相は１２日、米国が北朝鮮へのテロ支援国家指定解除に踏み切ったことについて「（核問題が）動かない状況を置いておくよりは、きちんとやった方がいい。一つの方法だ」と述べ、一定の理解を示した。
拉致問題への影響については「（指定解除で解決への）てこを失ったことは全くない」と述べた。
/////////////
http://news.nifty.com/cs/domestic/governmentdetail/jiji-12X484/1.htm
麻生太郎首相は１２日午後、米国が北朝鮮のテロ支援国指定を解除したことについて「（核問題が）動かない状況を置いておくよりは、きちんとやった方がいいということだ。一つの方法だと思う」と述べ、一定の理解を示した。
拉致問題が置き去りにされるのではないかとの懸念については
「これで（解決への）てこを失うなどということは全くない」と打ち消した。
浜松市内で記者団の質問に答えた。
////////////////////

小泉を特使にして向かわせるという、サプライズを「真のてこ」にしようとしているわけだ。
当然お土産は、戦後の最後のお詫び金、それで被害者を買い戻すという、当初からの「てこ」がある。
果たして、日本国民が、それを許すだろうか。

米朝の密約については、去年に触れたことであるが、現実にブッシュは政権末期の最後の仕事として、実行した。
http://sankei.jp.msn.com/world/america/081014/amr0810142102004-n1.htm
【テロ指定解除】検証　米朝の密約説流れる
・・・・　解除に反対する日本からの批判の矢面にたたされてきたヒル氏は、外務省幹部に以前、
「日本は反対というが、自分でテロ支援国家リストを作成すればいいじゃないか。
その場合、（日本が石油を輸入している）イランを真っ先に指定できるのか」と食ってかかったこともある。
　ヒル氏は５月に拉致被害者「家族会」をはじめとする合同訪米団と面会したとき、
「東京の米国大使館のそばにイラン航空代理店がある。
イランでは米外交官が捕らえられ、その中に私の古くからの友人もいた。
彼には当時の苦痛が今も残る。あなたたちはどう思っているか」と感情をあらわにしたこともあった。

　米国内では、今回の解除決定が日米関係に悪影響を与えるのではとの懸念が出ている。
１１日の会見で、米国のソン・キム６カ国協議担当特使は解除にあたり「すべての協議参加国、特に日本との協議を集中的に続けた」と強調するとともに、北朝鮮に拉致事件の解決に向けた行動をとるよう促した。
だが、ライス長官、ヒル氏はともに、会見に姿をみせなかった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「日本は反対というが、自分でテロ支援国家リストを作成すればいいじゃないか。
その場合、（日本が石油を輸入している）イランを真っ先に指定できるのか」

これが米国の本音である。
日本はイランを大事にするように、米国は資源のために北朝鮮と密約したのだ。
日本の政治が弱体化した時期を狙って、巧みに仕掛けた米国は、米国民のために政治している。
麻生君。君にはその大胆ができるかい。
小沢先生なら、きっちんと言うべきことを言うのだよ。
評判だけで実力のない総理大臣をお祭りの延長で担いでいることの悲劇は、国民に暗い不安を与えている。

アメリカってさ、核持ってるくせに、他国には核持つなと言ってる。
変なの。
世界中から核兵器を無くしましょうなら納得だけど、
アメリカは核を保有するには相応しい国だって屁理屈。
弱虫なだけのくせに。

http://www.asahi.com/national/update/1013/TKY200810130159.html?ref=rss
徳島で連続爆破事件　創価学会施設など２カ所
･･･････････････
こういう事件は、嫌な事件だ。
普通に言えばテロである。
もっと大騒ぎしなければならないのに、大騒ぎできないのは、政権政党である公明党と自民党の関係がある施設への攻撃だからであろう。
だが、テロに対しては断固たる態度でなくては、麻生総理、弱腰ということでは、困る。
何が原因で、攻撃されたのか、真相を究明し、徹底捜査とテロ防止をしないで、安保説いても、意味は無い空論というしかない。

[解散回避は、オザワの戦略]
http://news.livedoor.com/article/detail/3871939/
◎党首討論、開催決まらず＝合同幹事会
2008年10月24日12時06分 / 提供：時事通信社
　衆参両院の国家基本政策委員会は２４日午前の合同幹事会で、麻生太郎首相と民主党の小沢一郎代表による党首討論の日程を協議した。
与党が２９日開催を求めたのに対し、民主党は難色を示し、週明けの２７日に再協議することになった。
　この中で民主党は「小沢代表の都合を考慮しなくてはいけない」と指摘。
先に自民党側が小沢氏に党首討論に応じるよう直接要請したことについて「水を差すようなことをして失礼ではないか」と重ねて抗議した。
/////////////////////////
民主党の行為の意味は、「解散よりも国会」にある。

なぜか、すでに自民党は、民主党の政策を一部拝借して経済対策だとして、先行実施してしまおうとしている。
と、言うことは、民主党の政策は一部といえど実行されたのであるが、
リーマンの破綻からの金融大事変・大恐慌到来の、前に提言した政策であり、
選挙の政策争点は、すでにぼかされているのである。

だとしたら、この大不況の予測される経済への、根本的な政策転換提言をなしてから、民主党は闘いたい。
つまり、今解散を急ぐ理由は、国政の担当者としての民主党には、無いのである。　

今解散を急いでほしいのは、公明党である。
民主党は、解散をしない麻生を、「逃げるのか」と言いながら、持久戦の形に入りつつある。
・・・・・・・・・・・
[衆院選]早期解散派に徒労感
2008年10月29日00時55分 / 提供：毎日新聞
　麻生太郎首相が年内の衆院選を見送る方針を固めたことを受け、「１１月３０日投開票」を想定して準備してきた与党内には、徒労感が広がった。
「解散より景気対策」を強調する首相に対し、特に早期解散に向け圧力を強めていた公明党には不満が残った。
自民党内でも「ねじれ国会」の再来を懸念し、「麻生政権はいつまで持つのか」との声も漏れ始めた。
・・　◇公明、募る首相不信
「首相は『どんな困難があっても解散しないで、追加景気対策をやり遂げたい』と話していた」
　自民党の大島理森国対委員長は２８日、公明党の漆原良夫国対委員長と会談し、前夜の首相との会談内容を伝えた。
大島氏は「首相には『解散しないと追い込まれてボロボロになる』と言ったんだが……」とも明かした。
それでも公明党の太田昭宏代表は２８日、党本部での会合で「戦闘態勢は解かない。１２月７日、１４日の投開票もまだある」と述べ、先送りを受け入れていないことを強調。
同夜、首相と東京都内で再び会い、翻意を促す動きも見せた。

だが、見送りは既に固まっている。
民主党が解散先送りで新テロ対策特措法改正案などで徹底審議する姿勢を強めていることに対し、「民主党がどんどんごねれば、それを理由に首相が解散に踏み切る道もまだ残っている。民主党頑張れ」とエールを送る公明党幹部もいる。
　首相への不信感が高まったのは事実で、公明党幹部は２８日「解散を先延ばししても景気状況はますます悪くなるだけだ。
首相はそんな簡単なことも分からないのか」と述べた。
不満は太田氏らにも。
公明党の支持母体である創価学会は既に容認する方向になっており、太田氏らが早期解散をなお掲げることに対しては、関係者には「次の解散時期の見通しを得るために、最後の抵抗をしているのだろう」と冷めた見方も強い。
//////////////////////
何を景気対策すると言うのだ。
「メタボ官僚構造ダイエット作戦」。
これ以外に、景気対策も何も、ない。

[舌禍は、下から] 始まってしまった、意図せざる・憲法国会。
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-081101X329.html?C=S
政府の責任徹底追及へ＝新テロ法案審議に影響も−野党
2008年11月1日（土）02:30
野党各党は３１日、浜田靖一防衛相が、「日本が侵略国家だったとはぬれぎぬだ」などとする論文を発表した田母神俊雄航空幕僚長を更迭したことについて「辞めて済む話ではない」（輿石東民主党参院議員会長）などと一斉に反発した。
防衛相や自衛隊の最高指揮官としての麻生太郎首相の責任も徹底追及する方針で、新テロ対策特別措置法改正案の参院審議にも影響しそうだ。

　民主党の山岡賢次国対委員長は「事実関係を調査し、問題なら新テロ法改正案を審議している参院外交防衛委員会などで追及していく。
政府の管理責任も問われる」と強調。
同党の安住淳国対委員長代理も「政治的に麻生内閣の大きなダメージになる」と指摘した。
　共産党の穀田恵二国対委員長は「戦争を賛美する人物が実力組織のトップにいたのは許しがたい。
更迭で済ますわけにはいかない」として、田母神氏の国会招致を要求。
社民党の福島瑞穂党首は「とんでもない発言だ。防衛相の責任を含め追及する」と述べた。
////////
アジア外交の要諦を、自ら損じるような幕僚長を、育てたという事が、自民党政治の大間違いだが、麻生の舌禍の前座スピーチと感じるのは、世論の大半であろう。
国会が楽しみだ。
逃げるなよ、麻生、そんな声が聴こえる。

>>50
アジアの注目する事案を抱えてしまった麻生・自民党。
前門には、「日本が侵略国家だったとはぬれぎぬだ」問題。
その後門には、「金融機能強化法修正協議」。
国会は、経済・憲法・外交の最重要課題を抱えたままで、解散は先に送られたまま。

http://webnews.asahi.co.jp/ann_g_181031055.html
自民・民主折り合いつかず　金融機能強化法修正協議 (10/31 23:24)
　貸し渋りを防ぐために金融機関に公的資金を注入しやすくする金融機能強化法の改正案をめぐって、自民党と民主党は31日に修正協議を行いましたが折り合いがつかず、採決日程も決まっていません。
　政府の改正案に対して、
民主党は、公的資金を受ける金融機関の経営責任を明確にすることや農林中央金庫に資本注入する際は国会の議決を必要とすることを求めています。
さらに、新銀行東京を念頭に、地方公共団体が支配株主の金融機関は対象外とすることも要求していました。
これに対し、自民党は、経営責任について、「必要に応じて明確化する」と歩み寄りましたが、農林中央金庫の場合の国会の議決と新銀行東京の問題では修正に応じませんでした。
また、自民・民主の国対委員長会談で、自民党は4日の採決を求めましたが、民主党は「党内の検討が必要だ」と拒否し、採決のめども立っていません。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「金融機関に甘い」。この問題だけなら、逃げられたかもしれないが、
外交に活路を見出したいと、外遊した麻生は、「日本は米国と中国にだまされて戦争した」という、自衛隊の大幹部を、首にしないで済ますなんて、
それは、絶対に逃げられない。

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2008110190201523.html
民主幹部、参院で首相問責の提出も　
2008年11月1日 20時27分

　民主党の輿石東参院議員会長は１日、山梨県富士河口湖町で街頭演説し、航空自衛隊トップの田母神俊雄航空幕僚長が侵略戦争を正当化する論文を発表し更迭されたことに関し
「任命責任も必ず決着をつける。麻生太郎首相の責任を問うところまで、けじめをつける」と述べた。
野党が多数を占める参院で、首相や浜田靖一防衛相に対する問責決議案の提出を検討する考えを示した。
参院では、インド洋での海上自衛隊による給油活動を継続する新テロ対策特別措置法改正案が審議中。
共産、社民両党も論文問題を徹底追及する方針で、政府、与党が目指す改正案の早期成立は困難な情勢だ。
・・・・・・・・・・・

こうして、安保と憲法の問題は、「自衛隊幕僚の本音」を素材として、国民の目の前で裁かれることとなりました。
国民と国家を第一としていない・自民党タカ派の議論の行き着く先は、いつもこの羊頭狗肉。
自分の本音を封印しつつ、改憲論を説くと言う、自己矛盾に到達し、破綻します。

そのその国家の自立は、食にある。
兵農一致の自衛隊・その政策への転換をまじめに議論すべきです。

民主党は、拉致問題で、毅然とした姿勢を示した。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2008110201000487.html
民主制裁案、渡航や輸出全面禁止　拉致再調査委先送りで
2008年11月2日 20時34分
拉致被害者に関する再調査委員会設置を先送りしている状況を受け、民主党が打ち出す北朝鮮に対する追加経済制裁案の原案が２日、明らかになった。
　北朝鮮への輸出や渡航の全面禁止、北朝鮮に寄港した船舶の日本入港禁止など１４項目からなる。
　５日の党拉致問題対策本部役員会で協議した上、首相官邸に実施を申し入れる。
１０月の米国によるテロ支援国家指定解除後も再調査委設置に応じない上、対日批判を強めているため。
麻生首相も「状況を見ながら考える」と追加制裁の可能性に言及しており、今後、焦点の１つとなりそうだ。
　原案によると、追加制裁は「ヒト」「モノ」「カネ」の３分野で実施。
ヒトに関しては、国家公務員による渡航の原則見合わせと国民への渡航自粛要請となっている現行措置を強化して全面禁止とし、違反者には罰金などを検討する。
モノでは、牛肉、貴金属など２４品目の「ぜいたく品」に限って禁止している北朝鮮への輸出をあらゆる品目で禁止。
北朝鮮がチャーターした船舶の入港も禁止する。
　カネについては、ミサイル、大量破壊兵器開発との関係が疑われる口座を対象とする凍結措置を、北朝鮮と関係するすべての企業、団体に拡大。
北朝鮮との取引がある海外金融機関と国内金融機関との取引も禁止する。
///////////////////////
さすがに、きちんとしたものだ。
中途半端な、制裁は何の意味もなさない。
麻生は、こずるい手ばかりだが、さあ、どうする。
民主案に賛成するのか、面白い局面だ。

現実的な「民主党・資金難」を、マスコミが報じはじめた。
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2008110402000048.html
懐具合も厳しさを増す。すでに公認した２２３人には公認料５００万円を手渡した。集金力で自民党に劣る民主党は「公認料を２回出すわけにもいかない」（幹部）のが実情。資金に乏しい新人・元職が党への不満を募らせる懸念もある。
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081104k0000m010057000c.html
民主党：衆院選先送りで新人・元職から悲鳴　費用に不安
　次期衆院選の先送りで、民主党の新人・元職の立候補予定者たちから「年を越せない」との悲鳴が相次いでいる。
「１１月３０日投開票」を前提に態勢を構築した候補がほとんどで、１２月以降の活動費用に不安を抱えているためだ。
党から公認料を受け取った後資金の手当てがなく、先送りが「兵糧攻め」の状態になっている。民主党はそもそも自民党に比べ新人・元職が多く、対応に苦慮している。【田中成之、渡辺創】
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いわゆる、小泉が語っていた「兵糧攻め」であるが、これが解散誘導の起爆の意味を持つことになる。

お金持ちの「自民党」が解散引き伸ばして、「兵糧攻め」。
少なくとも、今回ばかりは民主党に入れようとしている有権者には、「貧しさを攻撃する手法」は、それがどんなに卑劣なお金持ちの手法かと、解散へ追い込む民主の徹底抗戦に、同情こそすれ、誰も非難はしないわけだ。

つまり、ねじれ国会を徹底し、矢野喚問などすべてを動員する好機は、到来してしまったわけだ。
このチャンス、怒号を上げて闘うと言う、野党本来のスタイルも、
兵糧攻めという、最低最悪の手法だからこそ、野党は同情を得られる。

お金持ちの麻生総理は、そういう下々の心、見えていないのだろう・・。

２ＣＨの論調が左寄りすぎて、気が付かないようだが
田母神問題を追及すればするほど、民主寄りだった保守層は離れるよ

>>55
もともと、日教組批判にしても、>民主寄りだった保守層 を、自民党に回帰させる意図があってのもので、
田母神問題が急浮上したのも、>民主寄りだった保守層 を、自民党に回帰させる意図があって、放し飼いしていたという事が、正しい見方といえる。

マルチと民主・日教組と民主・侵略戦争批判と民主。
これらは、もともとの自民支持層を呼び戻そうという麻生の頭脳には、民主必殺のアイテムだったという事で、選挙間近だからこそ、くりだした話題づくりなのだ。

批判しない民主党の、柔軟路線のままでは、解散に追い込んでもらえない。
「何でも反対の野党」というイメージをプロパガンダする立場の麻生には、想定外の持久戦で、・・
長引けば不利。
そこで、「戦争批判」を持ち出させて、と、・・そんな程度の浅はかなのだ。

保守層は、離れる、ではなく、もともとの極右が興奮する、ということで、
経済に無策だと、そうばれてしまった・・
それは、普通の保守層には、・・自民党の致命傷で、・・
中国であれインドであれ、朝鮮であれ、経済の邪魔になる話題は、回避する知恵もないと、あきれられただけに過ぎない。

http://news.livedoor.com/article/detail/3891909/
＜前航空幕僚長＞民主・西岡氏「首相は質疑すべきだ」
2008年11月08日01時44分 / 提供：毎日新聞
　西岡・参院議院運営委員長（民主党）は７日記者会見し、前航空幕僚長の論文問題に絡み、参院外交防衛委に麻生首相が出席して文民統制の在り方について質疑すべきだと語った。
質疑が実現しない場合、同委で審議中のインド洋給油活動を延長する新テロ対策特措法改正案を採決する参院本会議の開催に慎重な考えを示した。
・・・・・・・・・・・・・・
実にきちんと、攻めていると評価すべきであろう。

文民統制すらできない、自衛隊の内部反乱を抑止できない現状の中で、新テロ対策法のみを先行させるのは、無意味である。

麻生は、きちんと、憲法と安保を語るべき時なのだ。

安倍と同じ戦略使うほど自民党選対って馬鹿じゃないと思うが＾＾；

>>58
危険分子って＾＾
戦略以下
詰み
おしまい
チェックメイト^^

>>58
危険分子って＾^
ギャグかい＾^

麻生は、解散しないという戦略しか持っていない。
民主党の政策を拝借しようが、テレビマスコミのぶち上げに便乗しようが、解散さえしなければ、何とかなるという、
「玉砕」の方針に変更は無いだろう。

対して、民主党は、解散に追い込むしかないわけだが、それにはねじれ国会の徹底利用しかない。

ここを、大英断しないと、中途半端は、民主党の自滅に陥る。
今は、攻撃。
何一つ国会運営が進まないところまで追い詰めないと、戦機を逃す。

麻生の理想は、都議選とのダブル選挙にある。
これが見えているだろうか。

予算の執行段階での「ねじれ国会」で、ばらまきが実行できない状態に、陥らせて、そして、「都議選」とのダブル選。
こうなったら、公明は、都議会というお城を死守せざるをえないから、
徹底した自公協力選挙、
場合によれば、都内は「自公統一候補」で、首都死守に打って出る。

そこまで、持たせてはいけない。

[闘う小沢。戦機をつかんだか。]
http://www.asahi.com/politics/update/1117/TKY200811170307.html?ref=fresheye
『自民・民主が初の党首会談　給油法案、民主が採決拒否』
http://www.chunichi.co.jp/article/politics/news/CK2008111802000048.html
『今国会、会期延長不可避に　民主が採決合意を破棄2008年11月18日1時16分』

マスコミは、是非、いずれを論じるのか。
『民主党は党首会談後、小沢氏ら幹部が協議し、第２次補正予算案が提出されない場合、新テロ法改正案と金融機能強化法改正案について、当面は採決には応じない方針を確認した。』
『両法案は参院で審議中で、民主党が採決引き延ばしを続けた場合、衆院の３分の２以上で再可決可能となるのは、新テロ法改正案が１２月２０日以降、金融機能強化法改正案は来年１月５日以降となる。』

戦機あり。
景気対策を、法案提出できない無策を、叩かなければ、小沢民主は埋没する。
今しかない。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081118ddm002010079000c.html
党首会談：決裂　民主一転、戦闘態勢　解散先送り、小沢氏「おれが問いただす」
　民主党の小沢一郎代表は１７日、麻生太郎首相との党首会談で０８年度第２次補正予算案提出を求め、回答を不服として対決姿勢に転じた。
会期末まで２週間を切り攻め手を失いつつあった中、首相の「衆院解散は来春以降」示唆発言が格好の攻撃材料として飛び込んできたことが背景にある。
インド洋給油活動を延長する新テロ対策特別措置法改正案の採決前日というタイミングで「敵失」に乗じた形だが、今回の方針転換で早期解散に追い込めるかどうかは不透明だ。

「『選挙より景気』は国民への公約だ。会期残り２週間になっても実行しようとしないのは理解できない」。
小沢氏は１７日の党首会談で首相に迫った。
「約３０分の９割方、小沢氏が話していた」（出席者）という。
民主党内ではこれまで、与党内に高まる「２次補正提出先送り」論を背景に「今国会は消化試合」との空気が漂っていた。
１４日には国民新党からの要求を受け、郵政民営化見直し法案の審議入りを給油延長法案など重要法案採決の条件として与党側に新たに示す方針を決めたものの、参院幹部は「給油延長法案は１８日採決で動かない」と語っていた。
ところが１７日午前の幹部会で、小沢氏が「首相は『４月まで解散しない』と言う。何やってるんだ。おれ自身が問いただす」と発言。
空気が一変した。
国対幹部は「会期を延長させて２次補正を出させ、麻生政権をボロボロにするつもりじゃないか」と語った。
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毎日新聞は、麻生の無策に見切りをつけているのだろう。

選挙のためには手段は選ばない。麻生の妄執。郵政民営化を凍結にむかう。
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20081119-431370.html
麻生首相が郵政民営化計画を見直し
麻生太郎首相は１９日、日本郵政グループ各社の株式売却を凍結し、小泉純一郎元首相が推進した郵政民営化計画を見直す考えを表明した。
これに合わせ自民党は凍結の方向で調整入り。衆院総務委員会で民主、社民、国民新の３党が提出した凍結法案の修正を目指す一方、合意できない場合は来年の通常国会に与党案提出を検討する。
　首相は同日夜、官邸で記者団に「株は高くなったときに売る。凍結した方がいいでしょう」と表明。
同時に「民間になった会社が、もうかるような制度にもう１回考え直す必要がある」と述べ、制度改正の必要性を指摘した。
ただ「また国営化とは違う」と民営化の方向は維持することを明言した。
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小泉チルドレンを一掃し、勝てそうな候補者に繰り替えるためにも、郵政民営化を凍結する。
麻生は、しゃにむに、選挙対策を繰り出す。
当然ながら、国民神東平沼新党への秋波ともなっているが・・・
ご自分の無能ぶりに、誰も(公明党とその犬以外の誰も)が、あきれ果てている。
そのことに、鈍感でいられるのは、後何十日間、だろうか。

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20081121k0000m010129000c.html
郵政株式売却凍結：国民新党を取り合い　自民と民主綱引き
　民主党と国民新党が昨年共同提出し参院で可決させた「郵政株式売却凍結法案」を巡り、国民新党が直接、自民党と修正協議に乗り出したことに、民主党が危機感を強めている。
民主党と国民新党は参院で統一会派を組むが、今回の国民新党の動きを「自民側へ離反するきっかけとなるのでは」との見方があるためだ。
一方、自民党内にも「郵政民営化見直しは、小泉改革路線の明らかな転換だ」として波紋が広がっている。
同法案の扱いは与野党の枠を超え、今国会の新たな焦点となりそうだ。

　「（麻生太郎）自民党総裁の指示で決着をつける方向になった。『この法案は民主党を窓口にしても困る。国民新党を中心にしてくれ』とクギも刺している」。
国民新党の綿貫民輔代表は２０日、党本部で記者団に強調した。
国民新党を支持する全国郵便局長会の政治団体「郵政政策研究会」幹部に対し、麻生首相と綿貫氏の１２日の会談をきっかけに、自民党との修正協議にこぎつけた経緯を説明した後のことだった。
・・・・・・・・・・・・・・・・

確かに、麻生の戦略は明白である。
現実に国民新党を、自民党に引き戻せたなら、政局は一転できる。
・・・・・・・・
こういうやり口で、ずるずると、都議選までも引きずりたい。
こんな麻生を、徹底攻撃しないと、
矢野喚問、打って出るべし。
国民新党との共闘は、対公明には、不可欠だと、実行あるべし。

ここに投稿した。
引用しよう。
http://mamono.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1227197331/
【政治】麻生首相の発言に与野党から批判が相次ぐ　与党内には弱気な声も出始めていると時事通信★２
626 名前：基本。 ：2008/11/21(金) 08:51:09 ID:95fQJyvI0
ガス抜きとしか思っていないさ、麻生はね。
危ない話は、解散より最も遠い今の時期に、ばら撒いちゃえ。
　「郵政族」「道路族」「小泉改革継承派」「医師会」
あぶりだした、麻生の狙いは、「取り引き」。
民主党になったら、「もっと困るのですよ、あんた達は」と、
個別に、利権の取り引きで、「集票組織の再構築」。
選挙に勝つための、意図的な放言だから、麻生は、実は、ほくそえんでいる。
、、、、、、、、、、
つまり、確信犯。
そういう視点が、実は正しいと言う事だ。

選挙だは勝てると麻生は確信していて、だから、小沢党首にたいして、麻生は信用できないと批判する。
ごたごたは、確信犯的「麻生劇場」にすぎない。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081122/plc0811220927004-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081122/plc0811220935005-n3.htm
昔、あなたのまだ生まれる前だが、『黒い霧解散』というのがあって、たしか佐藤内閣だったかな…。
絶対、自民党が負けるといわれていて、自民党が勝ったんだよねぇ、あれ。
正直、どの時期がいいのか、というのはものすごく判断が分かれるところで、『郵政解散』のときだって、勝てると思った新聞記者は１人もいない。
　でも、解散したら自民党が３００取ったみたいな話だから、何がそのときの判断かというのは正直言って、総理の判断する要素というのは、そのとき何だったかと言われて、人によってみんな違ってとらえられるんで、
今決めているわけではない」
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麻生本人は、選挙で勝つ事しか考えていない。

麻生の策す、首都決戦・選挙は、民主を迷走に追い込むかもしれない・・・

マスコミは、「迷走する麻生」を叩き、「麻生倒閣」を煽っているようだが、肝心の公明党は、
これほど世論に叩かれている麻生を、おろそうとしない。
まともには批判すらしない。

それは、選挙時に、自公合体で闘うという、巨大変身願望があるということだ。
そこがきちんと理解されていないと、今の目先の支持率などは、票にはならないのだ。

ただ、小泉元総理は、偶然だろうが、小泉被告の事件以来、声を出していない。
年金問題の元凶は誰なのか、そういう論点で突き詰めてしまわれたら、
「なんも言えねえ」という、事情があるとみなすべきだろう。

そんな中での、麻生倒閣にしても、自民党内の批判にしても、所詮は公明党様の言いなりなのだ。
選挙に勝つためだけの「奇策」を連発する麻生の表情に、笑顔が消えないうちは、
勝算は、麻生と公明にあるということを、民主党よ、肝に銘じるべきである。

自民党の選挙戦略は、「思想対立」への誘導に尽きている。
憲法国会をしたいわけだが、「日教組攻撃」という分かりやすい思想対立のあからさまを、露出し続けている。
[反日教組の自民有志議員、議連を設立…中山氏も顧問に]
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20081211-OYT1T00083.htm
日本教職員組合（日教組）に批判的な自民党有志議員は１０日、「日教組問題究明議連」（会長＝森山真弓・元法相）を設立、国会内で初会合を開いた。
最高顧問には森元首相、顧問に日教組批判発言などで
閣僚を辞任した中山成彬・前国土交通相らが就任した。
会合には４３人が出席した。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こういう筋書きにふさわしいのが、麻生総理だから・・自民は、麻生をおろせないのだ。

おろせるか、おろせないか。
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/politics/jiji-081215X274.html?C=S
雇用対策４法案を参院提出＝派遣切り、内定取り消しに対処−３野党
2008年12月15日（月）14:30
民主、社民、国民新の野党３党は１５日午前、派遣・非正規労働者との契約を更新しないなどの「派遣切り」や、新卒者の内定取り消しが急増する事態に対処するため、
雇用対策関連４法案を参院に共同提出した。
３党が会期末を１０日後に控えたこの時期に独自法案を提出したのは、雇用対策を掲げながら財源となる２００８年度第２次補正予算案の提出を先送りした政府・与党の「無策ぶり」を浮き彫りにする狙いもある。
民主党の小沢一郎代表は京都市内で記者団に
「少なくとも参院としては３党で成立（通過）を図り、衆院で政府・自民党の判断を待つ」と述べ、与党が抵抗した場合でも参院での採決強行も辞さない考えを示した。　
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政策で、勝負して、麻生をおろす。
小沢党首は、きっちりと攻めに出ている。

あわてる自民党。
http://news.livedoor.com/article/detail/3941682/
自民党の森喜朗元首相は１５日夜、山形市内で講演し、
山崎拓前副総裁や加藤紘一元幹事長ら、党ベテラン議員の政界再編の動きについて「（山崎、加藤両氏は）民主党の菅直人代表代行らと組んで新党を作る軸になると言う。
そんなことをバタバタと始めるから、若い連中がフラフラする」と厳しく批判した。
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山崎氏に苦言＝野田元自治相
http://news.livedoor.com/article/detail/3941676/
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間に合うか麻生一派。
風雲急である。