平成20年度補正予算についてのスレッド

解散と絡めて語られることが多いのに、その中身についてはあまり
報道されていない平成20年度補正予算案についてのスレッドです。

財務省の平成20年度補正予算のページ
http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/h20/hosei200929.htm

安心実現のための緊急総合対策（補正の論拠になっているもの）
http://www5.cao.go.jp/keizai1/2008/080829taisaku.pdf

総合経済対策で補正予算1.8兆円、赤字国債回避でも財政拡大懸念（ロイター）
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-33515920080829

補正予算案　利益誘導型が復活した（中日新聞社説）
http://www.chunichi.co.jp/article/column/editorial/CK2008093002000086.html

池田信夫blog　補正予算は凍結せよ
http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/3bc85229822a15c13ec33a9294d60441

したがって「第１の目標：生活者の不安の解消」に掲げられている「緊急対
策」のほとんどは意味がない。「第２の目標：『持続可能社会』への変革加
速」は緊急性がなく、「第３の目標：新価格体系への移行と成長力強化」の
前者は前述のようにナンセンスであり、後者は数項目が抽象的に掲げられて
いるだけで内容がない。むしろ今回のような（選挙目当ての）中小企業への
バラマキは、生産性の低い企業の淘汰を阻害して、成長力を低下させる。

麻生は、補正予算は国債は出さないと言ってるが本予算の08年度予算案で国債バンバン出してんだから意味ねえんだよ、しかも08年度予算案の財源の根拠は説明出来なく、補正予算の財源の根拠は説明出来るってバカかよ

http://www.mof.go.jp/jouhou/syukei/h20/sy200929/sy200929c.pdf
　3518億（1）生活者の不安の解消
　　　　　　→後期高齢者、地域医療政策の失敗の尻拭い？
　　　　　　→新型インフルエンザ対策（ワクチン購入等539億）
　7296億（2）住まいと防災対策
　　　　　　→防災対策＝行政法人等の耐震補強（土建屋対策？）
　　　　　　→緊急防災対策（バラマキの可能性も？）
　1881億（3）低炭素社会の実現と強い農林水産業創出
　　　　　　→燃油・飼料・肥料高騰緊急対策費（自民支持産業優遇？）
　4469億（4）中小企業等の活力向上
　　　　　　→日本政策金融公庫（10月1日発足）への出資
　　　　　　　（3842億、中小企業のみ対象ではないのでは？）
　　　　　　→特定業種支援強化等対策費（163億、内訳↓）
　　　　　　　産業廃棄物適正処理推進費補助金　72億
　　　　　　　自動車運送事業者等燃費対策構造改善事業費　42億
　　　　　　　省エネルギー船舶等導入促進費　40億
　　　　　　　バス運行対策費　6.6億
　　　　　　　建設業経営強化対策費　1.5億
　 916億（5）地方公共団体に対する配慮
　　　　　　→地方税等減収補てん臨時交付金（656億、4月に徴収できなかった分の補填）

また特定の団体個人に意味なくばらまくだけか

金融対策は全くないみたい。

98年選挙後の金融国会を思い出すなｗｗｗ

ﾌｸﾀﾞ内閣時代の遺産なので果たして効果があるかどうかはさておき、
このスレが無視されているのは与党に好都合か。

補正予算があれば景気が良くなるというイメージがあり、解散先送りの
ネタになるし、反対する野党に悪いイメージを抱かせるには都合が良い。