1 :
N ◆5UMm.mhSro :
2008/09/26(金) 22:52:51 ID:ju3xxI8O やっぱりこういうスレ、立てておいたほうがいいみたいですね。 小沢代表の言うような「官僚による国民のマインドコントロール」が 実際に行われているという疑いの項目一覧(とりあえず): 1.日本の調査捕鯨はほんとうに科学的調査なのか、それとも官製捕鯨産業、 天下り先確保のための口実なのか。 2.もし商業捕鯨が再開されるとして、捕鯨水揚げ可能高は食糧安全保障や 世界食糧危機対策の役に立つのか。 3.鯨が増えすぎると、魚や魚の餌を大食いするので、鯨は適度に間引くべき という説は正しいのだろうか。 4.主要先進国の商業捕鯨に対する否定的、懐疑的な姿勢と原住民生存捕鯨の 容認はダブスタや「文化帝国主義」なのだろうか。 5.最貧国、小島嶼国に対するODA、水産無償援助と捕鯨票をリンクさせる やりかたは適切なのだろうか。
2 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/26(金) 22:53:43 ID:ju3xxI8O
3 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/26(金) 23:07:18 ID:ju3xxI8O
あは、スレタイの()の中に(その9)と書くつもりだったんだけど落ちちゃったね。 2ちゃんでスレ立てしたの生まれてはじめてなんで、勘弁してよ。 小沢代表が言う、官僚によるマインドコントロールの例と、その際注意しなきゃ いけない点として、なにがなんでも官僚を叩くというのではなく、まともに仕事を しようという国家公務員には働きやすい環境をつくらなければいけないという 基本方針を象徴するような、元官僚の御発言。 【殺さずとも解明可能 「科学目的」に疑問】−−帝京科学大教授・粕谷俊雄氏 ... 私は80年代に水産庁に在籍し、調査捕鯨計画の立案にかかわった。その際、我々に与えられた 条件は「経費をまかなえる頭数を捕鯨でき、しかも短期では終わらない調査内容の策定」だった。 今では、法の網をくぐるような調査捕鯨の発足に手を貸したのは、うかつだったと悔やんでいる。 (毎日新聞 2005年10月3日)肩書きは当時 二、三日前に、東京湾のコククジラに関連して、TVニュースに出てられたそうですね。 お元気そうだったようで、なによりです。
4 :
名無しさん@3周年 :2008/09/26(金) 23:57:48 ID:9KwA2k4s
都合が悪いことはなるべく言わない。 都合が良いことはガンガン言う。 その結果としてマインドコントロールってことになる。 >4.主要先進国の商業捕鯨に対する否定的、懐疑的な姿勢と原住民生存捕鯨の容認 反捕鯨国で生存捕鯨に対して反対しているところもありますよ。
5 :
名無しさん@3周年 :2008/09/27(土) 00:12:12 ID:ooite8OP
>1.日本の調査捕鯨はほんとうに科学的調査なのか 調査捕鯨の科学的目的は「商業捕鯨の資源管理の仕方」を探求することにあったのであり、 ところが1991年のRMP(商業捕鯨の資源管理の仕方)の開発により、もはや現在においては その科学的目的は喪失してしまっているってことなのです。 つまり調査捕鯨は「(科学的に)する必要のない調査」。
6 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/27(土) 02:50:27 ID:MKV3HlYJ
>>4 >反捕鯨国で生存捕鯨に対して反対しているところもありますよ。
今年、グリーンランドのザトウクジラ原住民生存捕鯨枠に反対したEUのことかな?
「生存捕鯨」に全面的に反対というのではなく、条件が充たされていないという
ことだったんじゃないですか?
去年は同じグリーンランドのミンククジラ、ナガスクジラ、ホッキョククジラ捕鯨を
承認してるわけですから。
これについては、水産庁の森下丈二氏が、事実と違う解説をしていたという指摘が
あったので、早速スレタイの最新例として調べてみなきゃいけないな。
7 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/27(土) 02:54:48 ID:MKV3HlYJ
>>5 >つまり調査捕鯨は「(科学的に)する必要のない調査」。
うん、この調査捕鯨、致死的調査の必要性に関しては、膨大なマインドコントロール
がありそうですね。
「ミンククジラはすばしっこいからバイオプシー(細胞採取)調査ができない、
だから捕殺しなきゃいけないんだ」という説明ね。
各種鯨類の泳ぐ速さ調べてみたら、ぜんぜんそんなことなかったというのが
前スレの成果でしたw
8 :
名無しさん@3周年 :2008/09/27(土) 04:39:45 ID:70pKum8/
wikipediaのシーシェパードの英語版が醜いです。
自分は必死で編集していますが多勢に無勢なところがあります。
「2008年3月9日IWCが同団体を非難した」という文を繰り返し
いれていますが、理由もなく削除されます。編集しているのはほぼ数人で
たぶん関係者だと思われます。自分は上に持っていって戦う(コメント依頼
など)ほど英語力に自信はないしwikipediaには余り詳しくないです。
荒れればある程度高いレベルで判断が出るかもしれませんが一人では限界が
あります。またコメント依頼できる方がいればいいのですが。
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Sea_Shepherd_Conservation_Society
9 :
名無しさん@3周年 :2008/09/27(土) 09:11:02 ID:JZd2Av8V
10 :
名無しさん@3周年 :2008/09/27(土) 09:22:38 ID:Kw7rsqMD
>>7 >「ミンククジラはすばしっこいからバイオプシー(細胞採取)調査ができない、
>だから捕殺しなきゃいけないんだ」という説明ね。
>各種鯨類の泳ぐ速さ調べてみたら、ぜんぜんそんなことなかったというのが
>前スレの成果でしたw
同じスピードで泳ぐ生物同士なら、当然小さい方が的(マト)になり難い、
というのは考えてますか?
また、バイオプシーでの優位点は同個体に対する継続した追跡調査だと思いますが
一度バイオプシーガンを向けられた個体は人(船)を恐れて逃げるんだそうです。
>非致死調査(バイオプシー/個体追跡)でのそれら解析も不可能性ばかり見えてますけど。。。
>
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/wild/1207822484/ >(こないだ落ちたばっかり●で見てちょ)
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/wild/1220313753/22 クジラにしてみたら機械で打ち出される矢で皮膚と肉を抉りとられるんだから
そんな思いは二度としたくないのは当然でしょうね。
結果個体に対する継続調査の困難さから小さな群れを長年執拗に追い回すか、
「的の大きな」種のクジラを狙う事でサンプル採取の成功率を上げるか、の
どちらかしかない、その証拠がこれだけ言われてるのにも拘らず、クロミンク
に対するバイオプシー調査を行ってる例が「世界に一件も無い」という事なん
じゃないでしょうか・・・?
11 :
名無しさん@3周年 :2008/09/27(土) 09:50:00 ID:JZd2Av8V
>>7 >この調査捕鯨、致死的調査の必要性に関しては、膨大なマインドコントロールがありそうですね。
RMP開発済み(1991年)により、もはや致死的調査の必要性はないってことです。
でもクジラを殺さないと「鯨類研究所+共同船舶+(水産庁資源管理部遠洋課捕鯨班)」の人たちが
路頭に迷うってことになってしまうので、必死になって「クジラを殺す理由付け」を考え出そうとするわけです。
12 :
名無しさん@3周年 :2008/09/27(土) 11:21:25 ID:Evx2znKw
美味しんぼの捕鯨問題がわかりやすかった。 どれだけ騙されてるか一目瞭然。
13 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/27(土) 17:29:18 ID:OkHNsNmn
>>10 >同じスピードで泳ぐ生物同士なら、当然小さい方が的(マト)になり難い、
>というのは考えてますか?
商業捕鯨するときにも、ミンククジラはナガスクジラより小さいから獲りにくい
ということですか?
まあそれでも獲れないというわけじゃないな。
>また、バイオプシーでの優位点は同個体に対する継続した追跡調査だと思いますが
>一度バイオプシーガンを向けられた個体は人(船)を恐れて逃げるんだそうです。
そんなことはないですよ。マーク&リキャプチャーという言葉知ってますか?
まだ商業捕鯨をやっていた時代に、後に捕獲されることを考えて、あらかじめ
泳いでる鯨に長さ27センチほど、直径1−2センチのステンレスパイプの標識を
空気銃で打ち込んで行動調査用の標識にしてました。
これの捕鯨時の回収率が10ー15%程度で、確率論的にも順当な回収率になってるそうです。
同じシーズンのうちに、マークしたのと同じ海域で捕鯨されて回収されるミンククジラの例(アイスランド)
もあったようで、これは長期広域移動調査の目的からすると失敗例だけれど、少なくとも鯨が
射撃物トラウマに陥って遠くから船や人間を避けるようなことはないという論証にはなりますね。
バイオプシーサンプルというのはもっと直径が細くてもかまわないし、体内に異物として残る
わけじゃないから、不快感がより少ないと言えますね。
ソース:Biology and Exploitation of the Minke Whale by Joseph W. Horwood.
出版:CRC PR INC 1989年 248 pages ISBN-13: 9780849360695
これの各海域、マーキング調査に関する部分。
>>13 >まあそれでも獲れないというわけじゃないな。
「捕獲」なら、とりわけ商業捕獲ならば一期一会で、しかも初めから船を恐れてるような個体を
わざわざ狙わずとも別の個体に鉾先を変えれば良いのです。
>そんなことはないですよ。マーク&リキャプチャーという言葉知ってますか?
いや、それ反捕鯨派の方が自分から仰った事ですから。。。
>
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/wild/1207822484/ >(こないだ落ちたばっかり●で見てちょ)
>まだ商業捕鯨をやっていた時代に、後に捕獲されることを考えて、あらかじめ
泳いでる鯨に長さ27センチほど、〜
>これの捕鯨時の回収率が10ー15%程度で、確率論的にも順当な回収率になってるそうです。
「回収」時が「後に捕獲」という事は、捕鯨による鯨体丸ごとの、つまり
「捕鯨による回収」という事が前提になってるんですね?しかもその回収率は10〜15%だと。
これは同一個体への2度目のサンプル採取成功の確率がたったの1割から1割5部しかない、
という事ですから、必要量の最低でも10倍近い採取数が必要になる、と。
北海のミンク群とクロミンクでは回遊範囲の大きさも異なりますし尚更困難でしょう。
結局
>>10 に書いた、
>結果個体に対する継続調査の困難さから小さな群れを長年執拗に追い回すか、
>「的の大きな」種のクジラを狙う事でサンプル採取の成功率を上げるか、の
>どちらかしかない、その証拠がこれだけ言われてるのにも拘らず、クロミンク
>に対するバイオプシー調査を行ってる例が「世界に一件も無い」という事なん
>じゃないでしょうか・・・?
の裏付けとして「回収(再度バイオプシー採取の意)確率が低い」・「数が、回遊域が多い」。
だから、クロミンクに対しては何処もやらない、という事じゃないでしょうか?
「非致死で出来る」という人たち・勢力が「何故自分たちでは何もやらないのか」
という極素朴な疑問に対する返答というものが未だに無いのはこれ以外に考え様がありません。
15 :
名無しさん@3周年 :2008/09/27(土) 21:22:44 ID:JZd2Av8V
16 :
名無しさん@3周年 :2008/09/27(土) 21:27:41 ID:yontueS2
>>15 グリーンピースを鵜呑みにする欧米メディアよりマトモってことだな。
バイオプシーで科学的に有効な結果を出せるというなら実績をもって語るべき。 結果が出せていない以上、机上の空論と同じ。 また、そんなに良い方法ならばさっさとやってさっさと結果だせば致死調査を止めさせる有力な根拠になるのに、さっさと結果を出さないのは結局、捕鯨反対に本気じゃないから。 特にオーストラリアはあれだけ強硬に反対しているわけで、やらないのは激しく不自然。 ここまでくると、反捕鯨でぐだぐだぐだぐだいちゃもんつけつづけること自体が目的だといわれても仕方がないよな。 官僚による洗脳というが、俺に関しては無い。 逆に、意図的にミスリードを誘う等の発言が多いエセ保護団体やプロパガンダにしている反対国の方がよっぽど洗脳だろうって思うね。
18 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/28(日) 20:18:23 ID:+Rr7zIdm
>>14 >「捕獲」なら、とりわけ商業捕獲ならば一期一会で、しかも初めから船を恐れてるような個体を
>わざわざ狙わずとも別の個体に鉾先を変えれば良いのです。
ああ、君が勝手に頭の中で造った事実や思い違い、たとえば「初めから船を恐れてるような個体」、
こういうものがいないということは、実際に南極海で1980年代にミンククジラに
ステンレスパイプの標識を打ち込んでいたJoseph W. Horwood(英国)の248頁
しかないのに4万円近くする本から引用すればすぐ解消する問題なんだけどね。
そういうことはとりあえずやりません。(あとで必要があればやるかも知れないけど。)
なぜかというと、そういうことをやってると、小沢代表の言う「官僚による国民の
マインド・コントロール」が捕鯨問題でも実際に有るのか、あるとするとどういう
姿をしていてどういう規模なのか、というスレの本筋からどんどんはずれていってしまうからね。
私が君の質問に逐一答えないからといって、それを一覧表にして何回もコピペする
ようなことはしないようにねw 他の人に迷惑だから。
ただしあなたの主張の中に、真実と思われるものがあれば率直に認めます。
それよりもっと重要なのは、<官僚がそう信じさせようとしてあなたがそう信じて
しまったもの>というのを、官僚側の元発言とあわせて真偽を検討するということ
だと思いますがね。
とりあえず
>>14 についてだと元になっている官僚側発言の最新のものは、
www.e-kujira.or.jp/geiron/ohsumi/2
鯨論・闘論 「鯨類資源調査における致死的調査と非致死的調査」
2008年09月03日 鯨類資源調査における致死的調査と非致死的調査
でしょうね。
これをもう一度読み直してからまた来ます。
19 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/28(日) 20:34:51 ID:+Rr7zIdm
20 :
名無しさん@3周年 :2008/09/28(日) 22:02:33 ID:HgKAGfvs
《「クジラが大量の魚を食べるから,漁業と競合しているから捕獲すべきだ」という考え方は,
しばしば誤って伝えられるか,意図的に誤って伝え,捕鯨支持の主張がおかしいという理由に使われています。
例えば,漁業との競合の「可能性」については,我々は世界中の海洋で生じているとは言ったことはなく,
むしろいくつかのホット・スポットで重要な問題である可能性があると考えています。
もちろん漁業者の乱獲による漁業資源への影響は否定できない事実であり,
漁業資源悪化の責任をクジラに押し付ける意図は毛頭ありません。
いくつかの海域では,クジラによる捕食が大きく,漁業管理においてはその影響を勘案しなければならないと言っているのです。》
http://www.e-kujira.or.jp/geiron/morishita/1/#c33 森下さんという人は小松さんとは違って(官僚特有の)物事をハッキリとは言いませんねえ、その点ではさすがです。w
「重要な問題である可能性があると考えています」
「クジラによる捕食が大きく,漁業管理においてはその影響を勘案しなければならないと言っているのです」
でも普通こういう言い方をされるとよく知らない人は
「クジラのせいで魚が獲れない」
っと思ってしまいます。
まさに高級水産官僚、やることがエゲつない。
ちなみにその『いくつかの海域』って具体的にどこ?と突っ込みを入れておきます。
21 :
名無しさん@3周年 :2008/09/28(日) 22:15:46 ID:HgKAGfvs
《損得勘定だけで態度を決めるのではなく,場合によっては国際的な反発も受け入れて,
理不尽なことにはしっかり理不尽だと意見を言うべきだという考え方です。
少なくとも私にとっては,その気持ちが捕鯨問題にかかわる原動力です。》
http://www.e-kujira.or.jp/geiron/morishita/1/#c33 ここでも忠臣蔵を演じておられます。
「外国からの理不尽な、非科学的な要求に耐え続ける日本人」。
こうやって日本人のナショナリズムを煽るってわけです。
戦前戦後じゃあるまいし。w
いやもしかしたら確信犯ではなく本当にそう思ってるのかも。
そうなるとなおさら、痛い・・。
22 :
名無しさん@3周年 :2008/09/28(日) 22:32:28 ID:HgKAGfvs
《捕鯨をやめると,古来,捕鯨に依存してきた和歌山県・太地町などの地方経済,
クジラ製品の加工や販売にかかわってきた食品産業関係者,調査捕鯨の関係者に
大きな社会・経済・文化的な影響が出ます。しかし,反捕鯨団体は,これによる
失業者の数は経済全体からすれば微々たるもので,再就職や補償で手当てすれば
いいと主張します。》
http://www.e-kujira.or.jp/geiron/morishita/1/#c33 “スリ替え”をやっておりますなあ。
今の反捕鯨国側は「調査捕鯨も含めて南極海から完全撤退すれば沿岸商業捕鯨OKよ」という考えで、
森下さんもそのことはよくご存知なはずなのにあえて沿岸捕鯨業者の話に論点をスリ替えておられます。
なぜこういった“スリ替え”を行うのか。
それは森下さんが基本的には「鯨類研究所」と「共同船舶」と「みずからの庁益」のために働いているからに他ならないのです。
なぜなら南極海をあきらめるということはそれら捕鯨サークルの終焉、もしくは大幅なる規模縮小を意味するからです。
23 :
名無しさん@3周年 :2008/09/28(日) 22:43:43 ID:g288n4p4
この原油高のご時勢に、なんで南極の禁猟区くんだりまで クジラ調査に行かにゃならん。国際社会を敵に回してまで。 キチガイ自民、カネ返せ。
>>18 >ああ、君が勝手に頭の中で造った事実や思い違い、たとえば「初めから船を恐れてるような個体」、
実際かなりお詳しい反捕鯨派の方が「逃げる」と書いてらっしゃいますよ?
>
http://science6.2ch.net/test/read.cgi/wild/1207822484/ >(こないだ落ちたばっかり●で見てちょ)
>私が君の質問に逐一答えないからといって、それを一覧表にして何回もコピペする
>ようなことはしないようにねw 他の人に迷惑だから。
いえ、単純に貴方個人が一人で迷惑をされるだけだと思います(笑)
↓の部分への御返事が全く無いのは酷く不思議に感じますのでコピペして使い回しますw
「回収」時が「後に捕獲」という事は、捕鯨による鯨体丸ごとの、つまり
「捕鯨による回収」という事が前提になってるんですね?しかもその回収率は10〜15%だと。
これは同一個体への2度目のサンプル採取成功の確率がたったの1割から1割5部しかない、
という事ですから、必要量の最低でも10倍近い採取数が必要になる、と。
北海のミンク群とクロミンクでは回遊範囲の大きさも異なりますし尚更困難でしょう。
結局
>>10 に書いた、
>結果個体に対する継続調査の困難さから小さな群れを長年執拗に追い回すか、
>「的の大きな」種のクジラを狙う事でサンプル採取の成功率を上げるか、の
>どちらかしかない、その証拠がこれだけ言われてるのにも拘らず、クロミンク
>に対するバイオプシー調査を行ってる例が「世界に一件も無い」という事なん
>じゃないでしょうか・・・?
の裏付けとして「回収(再度バイオプシー採取の意)確率が低い」・「数が、回遊域が多い」。
だから、クロミンクに対しては何処もやらない、という事じゃないでしょうか?
「非致死で出来る」という人たち・勢力が「何故自分たちでは何もやらないのか」
という極素朴な疑問に対する返答というものが未だに無いのはこれ以外に考え様がありません。
>>18 >それよりもっと重要なのは、<官僚がそう信じさせようとしてあなたがそう信じて
>しまったもの>というのを、官僚側の元発言とあわせて真偽を検討するということ
>だと思いますがね。
貴方自身が立てたこのスレのスレタイは「(日本の)官僚による〜」ですが、
反捕鯨団体・反捕鯨国の「マインドコントロール」も合わせて「真偽の検討」
をするべきかと(笑)
「官僚が悪い」「役人のする事だから」「政治家もつるんで汚い事やってるに決まってるんだ」
それに加えて「(その額の多寡を完全に無視して)税金を使ってる!!」(民生事業でないので当たり前w)
なんて批判は物凄くイージーですよね?
政治家・役人におっ被せて善人気取るポーズはローマ帝国以前からの安物ペテンの小道具ですから(笑)
最早論理的根拠を失くしてしまった反捕鯨陣営の妄想による批判レスで
埋まってしまいそうな予感がありますが、この一月ぐらいの「インテル反捕鯨」さん
の遁走振りを散々見せられた後にこの様なスレが立ってしまうのは判り易過ぎというか・・・w
書き忘れてましたが、
>>18 >こういうものがいないということは、実際に南極海で1980年代にミンククジラに
>ステンレスパイプの標識を打ち込んでいたJoseph W. Horwood(英国)の248頁
>しかないのに4万円近くする本から引用すればすぐ解消する問題なんだけどね。
引用してもらって全く構いませんが、それは私が
>>14 で指摘した標識の
「回収時=捕獲時(つまり2度目のバイオプシー採取などというまどろっこしい
物でなく、単純に捕鯨)」で、しかもその回収率が1割から1割5部という確実性
の低いモノですよね?
現在致死調査の代替とすべし、としてる物は「回収時=捕獲時」ではない以上、
更に回収確率が低いかと思われますが、それこそが「やれる」と言っといて
「やらない」理由なんじゃないんでしょうか?(笑)
>結果個体に対する継続調査の困難さから小さな群れを長年執拗に追い回すか、
>「的の大きな」種のクジラを狙う事でサンプル採取の成功率を上げるか、の
>どちらかしかない、その証拠がこれだけ言われてるのにも拘らず、クロミンク
>に対するバイオプシー調査を行ってる例が「世界に一件も無い」という事なん
>じゃないでしょうか・・・?
の裏付けとして「回収(再度バイオプシー採取の意)確率が低い」・「数が、回遊域が多い」。
だから、クロミンクに対しては何処もやらない、という事じゃないでしょうか?
「非致死で出来る」という人たち・勢力が「何故自分たちでは何もやらないのか」
という極素朴な疑問に対する返答というものが未だに無いのはこれ以外に考え様がありません。(
>>14 )
27 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/29(月) 04:05:53 ID:sV5rsmM+
>>20 > 例えば,漁業との競合の「可能性」については,我々は世界中の海洋で生じているとは言ったことはなく,
> むしろいくつかのホット・スポットで重要な問題である可能性があると考えています。
http://www.e-kujira.or.jp/geiron/morishita/1/#c33 この「鯨食害論」、最近見たIWC下関大会(2002年)のYou tubeビデオだと、市内バスの横腹には
大きく「増える鯨 減る魚」と書いてあったし、宣伝カーが「鯨は人間が獲る魚の3倍から6倍の
魚を食べてます」とか大声でやってたもんねえ。今更言い訳してもって感じだね。
「いくつかのホット・スポット」と限定しだしたのは、シドニー・ホルトやダニエル・ポウリーなど、
世界の水産資源学者の重鎮たちから「食害論」が徹底的に批判されたから、あわててるのでしょう。
「いくつかの限定された海域では競合があることも否定できない」というのは2004年のIWC大会に
合わせてKaschner, K. & Pauly, D.が配布した論文の、慎重な言い方だね。
シドニー・ホルトには、かつてのIWCコミッショナー、典型的な捕鯨派水産官僚の米澤邦夫氏が、
滅茶苦茶な喧嘩売ってしまったから、もう関係修復は不可能として、ダニエル・ポウリー
まで敵に回しては、日本の対外水産政策に未来は無いと、森下丈二氏も悟ったのでしょう。
そのポウリー、今年の
http://www.wwf.at/functions/php/force_download.php?download=470 Who’s Eating All the Fish? だと、実際に人間の漁業と海洋哺乳類が本当に競合してる
ところで、動物達が食べてる「人間用食糧」は、彼らの食糧消費のわずが1%程度に
過ぎないと書いてますね(8−9頁)。しかも、日本の水産官僚および外郭団体が
発展途上国の水産官僚に嘘理論を教え込んでいるということに、非常に批判的だね。
28 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/29(月) 04:07:42 ID:sV5rsmM+
>>20 >ちなみにその『いくつかの海域』って具体的にどこ?と突っ込みを入れておきます。
わろたw
以前ネットで公開されてた「敵側」の論文、頭下げて引用させてもらうしかないでしょうねえ。
Kaschner, K. and Pauly, D. (2004) Competition between marine mammals and fisheries: food for thought.
Report to the Humane Society International.
これですが、このカラー図表見ると日本近海の魚影がものすごく濃くて、ほんとうにわれわれは
水産資源に恵まれているのだなあということがわかります。
逆に言うと、どうしてこれだけ近海が豊かなのに、わざわざ遠洋にまで出かけて、いたるところで
乱獲論争の火種を作ってるんだろうと、疑問に思います。
29 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/29(月) 04:11:30 ID:sV5rsmM+
>>24 >実際かなりお詳しい反捕鯨派の方が「逃げる」と書いてらっしゃいますよ?
その「お詳しい反捕鯨派の方」は私で、自分で書いたんだから良くわかってるけど、
陸上の類人猿にバイオプシー採取のボウガン撃ったら二度と近寄らせてくれない
と書いただけで、鯨が逃げるなんて書いてませんw (だいたい私、原住民生存捕鯨には
賛成だから、反捕鯨派じゃないし)
上のダニエル・ポウリーのpdfファイル表紙の写真、鯨が<スパイ>してると、
フィールドワークの人たちが言ってる状態で、こういうふうじゃない限り、鯨は
普通水面上のことには関心がないです。
誰がバイオプシー銃を撃ったかなんて気に留めたり警戒するはず無いです。
多くの鯨が船舶のスクリューと軽い接触事故を起こした経験があると、体表を観察
するとわかるんだそうだけど、それで小型の調査船からわざと大型のダメージ
大きそうな船のスクリュー音の録音テープを大音響で流したところ、北大西洋
セミクジラには徹底的に無視されたと、The urban whale の著者の一人、Scott D.
Kraus が書いてます。
30 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/29(月) 04:33:20 ID:sV5rsmM+
>>26 >私が
>>14 で指摘した標識の
>「回収時=捕獲時(つまり2度目のバイオプシー採取などというまどろっこしい
> 物でなく、単純に捕鯨)」で、しかもその回収率が1割から1割5部という確実性
> の低いモノですよね?
マーク&リキャプチャーというのは、たとえば今年の夏NHKの番組でトンボに
マーキングして再捕獲の状況を調べるというのを家族でやってる人たちの
報道があったそうですが、回収率はもっと各段に低いはずです。
渡り鳥でもよくやってますが、たいてい10%台なんて出る種類は稀でしょう。
鯨の再捕獲比率は非常に高いです。
ただし捕鯨時代末期になると、捕鯨数量自体が低く抑えられたため、再捕獲率が
低くなってます。この時期がちょうど、ミンククジラにマーキングを盛んに
やるようになった時期と重なるので、見かけ上「ミンククジラは難しい」という
ふうに見えます。
31 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/29(月) 04:34:24 ID:sV5rsmM+
>>26 >現在致死調査の代替とすべし、としてる物は「回収時=捕獲時」ではない以上、
>更に回収確率が低いかと思われますが、それこそが「やれる」と言っといて
>「やらない」理由なんじゃないんでしょうか?(笑)
南極海(クロ)ミンククジラのバイオプシー採取や写真撮影による「自然標識」
マーキングは、オーストラリア西海岸でもやってるし、IWCのSOWERでも
やってます。
ただし日本の調査捕鯨と同じように、「成果」として学術論文にするような
結論が何も出ていないから論文の形で発表されていないのでしょう。
日本の調査捕鯨の場合、公海およびIWC加盟国EEZを回遊する鯨という国際公共財
を毀損するので、成果を発表してIWCの審査を受けなければならないのです。
きわめて軽微な毀損であるバイオプシー(皮脂組織)採集や、完全無毀損である
糞の採集なら、成果が出た時に発表すればいいだけの話ですね。
補助金研究の場合だと、納税者になぜ成果が出ないのか、あと何年続ければ成果が
出るのかということは説明する必要があるでしょうね。(それとそもそも、それが
なんのための研究なのかという、日本の調査捕鯨ではよくわかってないことも、
やっぱりはじめに説明しとく必要あるでしょうねw まあ国によっては、研究者が
面白そうだから、というだけで通っちゃう場合もあるでしょうけれど。 )
32 :
名無しさん@3周年 :2008/09/29(月) 06:04:05 ID:zVfkFfz9
糞の収集だけだったら鯨肉食べられないよ。 もしかしたら一生食えなくなるかもよ。 そんな調査だったらやる必要ない。 だいたい日本と反捕鯨国とでは調査の目的も違う。 日本は商業捕鯨再開のため。国民が調査に支持していることも大事。 鯨肉が流通しないような調査だったらお前一人でやれ。
33 :
名無しさん@3周年 :2008/09/29(月) 10:55:32 ID:7R+mT5cR
34 :
名無しさん@3周年 :2008/09/29(月) 14:08:28 ID:7R+mT5cR
2005年の捕鯨総会で森下丈二さんは聯合ニュースとのインタビューで 「別の国際機関を作ることでIWCを脱退するのが望ましいだろう」と答えたわけですが(2005/06/22)、 ところが次の日、同じ高級水産官僚さんである中前明さん(当時は水産庁次長)が記者会見し、 (一部で取りざたされている脱退論を)「IWCはクジラを利用するための機関で、出て行くなら反捕鯨国。 日本の支持国は過半数に近く、ここにいる意味はある」と否定したというわけなんですねえ。 一方が「脱退」を示唆し、もう片方がすぐさま「脱退」を全面否定する。 まったく高級水産官僚さんたちって・・なに考えてるんでしょうね。
35 :
名無しさん@3周年 :2008/09/29(月) 14:34:49 ID:7R+mT5cR
36 :
名無しさん@3周年 :2008/09/29(月) 14:41:15 ID:7R+mT5cR
37 :
名無しさん@3周年 :2008/09/29(月) 14:56:38 ID:zVfkFfz9
豆おばさんは最近ネタが無いんだね。 JanJanとか プw
38 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/30(火) 06:29:21 ID:H2xGriVP
>>33 >ちなみに捕鯨関係で有名な島一雄さん
そうだそうだ、感覚的には島一雄さんがいちばん官僚らしいと私は感じます。
www2s.biglobe.ne.jp/~stars/pdf/Ishii_Okubo_JIWLP_J.pdf
この論文の注111に出てくる場違いな暴言というのは、島さんがコミッショナーに
なって2年目に起きたことですね。記録だとコミッショナー自身の発言か、
コミッショナー代理の加藤、森本、大隅各氏のうちのいずれかの発言か、はっきり
しないですけど。
39 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/30(火) 06:34:24 ID:H2xGriVP
>>37 w ネタほしいですか?
オーストラリア/ザ・エイジ紙 2008年9月29日
http://www.theage.com.au/national/votebuying-allegations-on-whaling-20080928-4pp6.html 【Vote-buying allegations on whaling 捕鯨をめぐる票買いの嫌疑】
Andrew Darby, Hobart September 29, 2008
豪州野党はラッド政権に対し、国際捕鯨委員会で行われているとされる日本の票買いを問題にする
よう呼びかけた。これはエリトリアがIWCにリクルートされたことを受けての呼びかけである。
エリトリアは、タンザニア、コンゴ共和国に次いで最近82番目の加盟国となった。
<ビデオ挿入:オーストラリア、ゴールドコーストで鮫よけ網に引っかかった鯨の救出>
これらアフリカの3カ国は3月の東京での会談に出席していた。このときの外務省の声明
によると、会談の目的は「持続的捕鯨についての日本の立場に理解を得るため」という
ことであった。
影の環境大臣、グレック・ハントは昨日、IWCでの票買いは容認できないとし、「ラッド氏は
日本(人たち)に対して直接票買い問題を課題として取り上げるべきだ。彼の捕鯨に関する配慮は
首相になる前とは違い、蒸発してしまったようだ」と語った。
環境大臣、ピーター・ギャレットのスポークスマンは、オーストラリアが新たなIWC加盟国と
接し、最近の鯨類科学の発展、改革プロセスについて議論する機会を得ることを歓迎する、
と述べた。
40 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/30(火) 06:35:08 ID:H2xGriVP
エリトリアは単一政党国家であり、今月隣国のエチオピアからテロリストの訓練と武装に 加担しているという批難を受けた。 同国は世界177カ国のうちで、国連ヒューマン・ディベロプメント・インデックス(人間開発指数) では157位、トランスパレンシー・インターナショナル世界腐敗汚職度指数では126位に位置する。 グリーンピース・インターナショナルのジョン・フリーゼルは「彼らの捕鯨に関する見解はわからない。 というか、人口の80%が農業牧畜に従事し、絶望的に貧困な小国がなぜIWCに加盟したいと思うの かわからない」と発言した。 この間、米国が発起人となったIWCの将来についての合意模索という試みが、何らかの進展を見たという 証拠は見えていない。 最近フロリダで開かれたIWC内部サークル諸国の非公開会議、これにはオーストラリアも参加しているが、 ここでは将来の会合で考慮されるべき優先度の高い不調和課題のリストがつくられた。 国際動物福祉基金(IFAW)は、最近のアフリカ諸国のリクルートは、そういうことが日本にとっては 通常業務であるということを示している、と語った。「これは国際捕鯨委員会の将来について、日本が 不信、背信を示している印と見ます」と基金のキャンペーン・マネージャー、ダレン・カインドリー サイドは語った。 あと6週間ほどで、日本の捕鯨船団は南極へと、次の科学的捕鯨に出発すると予測されている。
41 :
アニマル :2008/09/30(火) 13:27:37 ID:QbKEh6Yb
>>41 マルチ野郎は氏ね。
なんでinfoseekのほうのアドレスを直接貼らないの?
43 :
名無しさん@3周年 :2008/09/30(火) 21:22:52 ID:8Hag+3MC
マインドコントロールかぁ。 普通に給食の頃から食べてた鯨が食べられなくなるのは嫌だなぁ。 理不尽な反対団体はもう俺らをほっといてくれよ・・・(;´Д`)
44 :
いじり万子 :2008/09/30(火) 21:36:07 ID:yqGVF8+J
>>43 君は洗脳されていて今まで鬼畜食を口にしてたのだよ。
これを機会に一般人になってくれ。
45 :
名無しさん@3周年 :2008/09/30(火) 21:47:28 ID:9jZ6K8Re
>>44 そういうのをマインド・コントロールと言うんじゃない?
給食の鯨肉は普通においしかったよ。
鯨肉が給食に出される回数がだんだん減っていって、子供心にも
残念に思ってた。
46 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/30(火) 23:04:55 ID:cbYGweFT
マインドコントロールといっても、そうたいしたものじゃないと思うけど、効果は大きい
というのがけっこうあるね。
アホウドリとか、馬鹿な名前付けた鳥が激減してると聞いても、あんまり気にならないけど、
女郎蜘蛛が激減してると聞くと、色めき立つ女郎の好なオッさんとかねw
これは意図的なマインドコントロールじゃなく、言葉の習慣から来る伝統の自然コントロールかな。
ふつう政治家や官僚が、自分の手がけた仕事を自画自賛しても、選挙民はハイハイいつもの
おはなしね、ごくろーさんで済ませちゃって、こういうのはマインドコントロールにはならないなw
だけど、ご丁寧に何年も前から国際会議で、そういう自画自賛に使えるようなネタを
仕込んでおいたとなると、これはマインドコントロールの構図であるね。
いや、たまたま
>>33 で畑中寛氏の名前を見て思い出しただけなんだけど、この人1998年の
IWC科学会議でそういう仕込みをやってますね。
47 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/30(火) 23:05:34 ID:cbYGweFT
「JARPAの成果は、IWC科学委員会においても高く評価され」という、実際には 2006年12月に壊滅的な評価を受けた南極海調査捕鯨結果評価を粉飾するためのセリフが、 1998年のIWC科学委員会で『外すことのできない常套句』として確立されてます。 議題とは無関係に、強引に押し込んだ畑中寛氏のお手柄ですな。 とりあえず、伝統的に野生動物保護に熱心なオマーンでIWC大会が開かれた時の 科学委員会の報告書から畑中発言部分の前後を原文引用しておきます。 REPORT OF THE SCIENTIFIC COMMITTEE JOURNAL OF CETACEAN RESEARCH AND MANAGE. 1 (SUPPL.), 1999 pp. 44-45 ..... 14.2 Review of results from existing permits 14.2.1 Japan - Southern Hemisphere Last year, the Committee(科学委員会) had undertaken a detailed review of the JARPA programme and had identified a number of areas for future work. Progress on that work is given in Annex E, Appendix 8 and is reviewed in Item 9.7. A number of documents relating to the JARPA programme were presented to the meeting (SC/50/CA WS 4, 7,8,9,32,33, SC/50/E2 and SC/50/O3*). They are discussed in Annex E and Annex H.
48 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/30(火) 23:08:13 ID:cbYGweFT
(1998年IWC科学委員会報告44−45頁つづき) Hatanaka introduced SC/50/O12(日本政府名義のコメント**). He believed that the Commission's Resolution last year (IWC Resolution 1997-5; IWC, 1998a, p.47***致死調査中止勧告決議) and related comments by the Commission had misrepresented the Committee's advice with respect to JARPA's contribution to management by quoting only the first part 'JARPA results were not required for management' of the relevant sentence without the subsequent clauses referring to its potential to improve management in a number of ways. In SC/50/O12 he elaborated on how he believed JARPA results contributed to the management objectives agreed by the Commission (IWC, 1990, p.18) particularly with respect to estimating MSYR(最大持続可能捕獲率). He believed that in order to avoid misunderstandings, it was important for the Committee to bring to the Commission's attention the fact that JARPA provides information that is critically important for management. Goto concurred with Hatanaka's viewpoint and added that he believed that the combination of genetic, morphological, age and sex segregation information coming out of JARPA with respect to stock structure in Areas IV and V was essential for Implementation Simulation Trials in the RMP(改訂管理方式における<商業捕鯨>実行シミュレーション計算実験).
49 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/30(火) 23:09:46 ID:cbYGweFT
(つづきのつづき:問題の自画自賛をサポートする常套句部分とその批判) In discussion, it was noted that the Commission's Resolution did include information on the potential for JARPA to improve management. However, for clarity, the Committee agrees to repeat its full statement from last year on this matter: >'while JARPA results were not required for management under the >RMP, they had the potential to improve it in the following ways: (1) >reductions in the current set of plausible scenarios considered in >Implementation Simulation Trials; and (2) identification of new >scenarios to which future Implementation Simulation Trials will >have to be developed (e.g. the temporal component of stock >structure). The results of analyses of JARPA data could be used in >this way perhaps to increase the allowed catch of minke whales in the >Southern Hemisphere, without increasing the depletion risk above >the level indicated by the existing Implementation Simulation Trials >of the RMP for these minke whales.'(****以上、>で始まる行は2ポイントほど 活字が小さく、1年前の科学委員会報告書からの引用です。最近になって 頻繁に「高く評価されている」ということを示すために使われる部分w) Smith commented that the RMP only requires data the Committee believe can be reliably measured, i.e. abundance and catch data, although he now noted that in some circumstances there is uncertainty about the latter. He believed that not only is additional information on MSYR not required, but that incorporation of such information would entail far more extensive modifications to the RMP specifications than he thought the Committee had envisaged.
50 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/30(火) 23:18:19 ID:cbYGweFT
以上、この項目おわり 【引用者注】国際捕鯨委員会(IWC)の文書では、IWC総会を単に the Commission と呼び、通常その開催前に非公開で2週間ほどにわたって開かれるIWC科学委員会 を the Committeeと簡略表記するので、読み慣れていないと紛らわしいです。 *略号で指示されてる論文名 SC/50/CAWS 4 PASTENE, LA and GOTO, M. Further RFLP analysis of mitochondrial DNA in Antarctic minke whales from Area V and VI. SC/50/CAWS 7 GOTO, M., ZENITANI, R., FUJISE, Y. and PASTENE, L.A. Examination of mitochondrial DNA heterogeneity in minke whales from Area IV considering temporal, longitudinal and latitudinal factors. SC/50/CAWS 8 ISHIKAWA, H., MATSUOKA, K, TOHYAMA, D,YZU, S, SHIMOKAWA, T., OHSHIMA, K., MIZUSHIMA, Y., NIBE, T., KIDO, T., ASADA, M., NAKAMURA, M., ICHINOMIY A, D. and KINOSHITA, T. Cruise report of the Japanese whale research programme under special permit in the Antarctic (JARPA) Area IV and eastern part of Area III in 1997/98. SC/50/CAWS 9 MATSUOKA, K., HAKAMADA, T., NISHIW AKI, S. and KASAMATSU, F. Abundance and distribution of sperm and beaked whales in the Antarctic Areas IV and V - preliminary report. SC/50/CAWS 32 POLACHECK, T. Selectivity assumptions and recruitment trends: a few additional VP A analyses of Southern Hemisphere minke whales in Areas IV and V. SC/50/CAWS 33 CLARKE, E.D., ASHBRIDGE, J., BURT, M.L., HEDLEY, S.L. and BORCHERS,D.L. GAM-based abundance estimation from JARP A survey data: 意味ある仕事はDNA分析とか 殺さずにできるのばっかしやねえw
51 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/09/30(火) 23:24:44 ID:cbYGweFT
52 :
名無しさん@3周年 :2008/10/01(水) 07:35:45 ID:ud4xW7hc
じゃあ反捕鯨連中に調査の邪魔しないでと言っておいてネ。 シーシェパードの妨害もなんとかしてネ。 グリーンピースはミスリードしてるゾ。
反捕鯨派はSSCS含めて手ぬるい 日本が捕鯨を辞めることに抵抗があるようだ
>>46 行き遅れたお前に色めき立つおっさんはいないけどな
言葉狩りばかりのコピペを貼り続ける、いつまでたってもうだつの上がらない 反捕鯨派を安楽死させよう 反捕鯨利権=日本捕鯨利権の存続+寄付金
56 :
名無しさん@3周年 :2008/10/01(水) 18:22:47 ID:ud4xW7hc
ここは豆おばさん専用スレです。 そ〜っとしておいてあげましょう。
アーーーアーーーー アローアロー聞こえますかーーー 国際捕鯨委員会のミナサマコンニチワーッ アローッ どうしようもないインバイで売女(ビッチ)のくそグリーンピースちゃんも聞いてますかあ? 僕様チャン達の名前は日本政府農林水産省ーーーっ 外局の水産庁でーす 初めましてー よーろーしーくーねー こちらはただ今遅めの昼飯の真最中ゥ 南極海のクジラの皆様を美味しく頂いてまーす 今から脱退しに行くぜ 小便すませたか? 神様にお祈りは? 部屋のスミでガタガタ震えて命乞いをする心の準備はOK? まぁ除名する時間はあるかもしれないから放り出せば? オススメ じゃあねーッ みんな愛してるよーッ ブツッ ザッザーッ
>>57 |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|
|;:;:_:;:_:;:_:;:_;:;_:;:l:;_;:_:;:_:;:_:;:_;:_;|
|______|_____|
| 三| _ _ |三 !
| 三| 三シ ヾ三 |三 |
| 三′ .._ _,,.. i三 |
ト、ニ| <でiンヽ ;'i"ィでiン |三.|
', iヽ! 、 ‐' / !、 ーシ |シ,イ
i,ヽリ ,' : !. |f ノ
ヾ! i ,、 ,..、ヽ lノ
| _ _ イ l
l ,ィチ‐-‐ヽ i /、
゙i、 ゝ、二フ′ ノ/'"\
| \ ー一 / / _,ン'゙\
,ィ|、 \ /_,、-'" _,.-''´ `丶、__
_, イ | ヽ_ 二=''" _,. -''´ """""´´ ``ー
59 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/10/02(木) 07:02:32 ID:kaHls+L5
昨日の「自画自賛のネタ仕込み」問題をもうすこし詳しく見てゆこうと思ったのだけれど、
少し話が込み入りそうなので、今日は別のテーマをUPしておきます。
2006年12月に、南極海ミンククジラの増減、年齢別死亡率に関しては何もわからなかった
ということが明らかになってしまった18年間の調査捕鯨の結果検討会報告についてですね、
http://www.iwcoffice.org/_documents/conservation/SC-59-Rep1.pdf これの42頁 Annex D
には、捕獲した6,777頭からの採集データが列記されてるんですけど、第10項目に
脂肪厚という項目があります。雄3,626、雌3,151、合計6,777頭について3カ所
あるいは14カ所の脂肪厚を計ったというふうになってますね。
__________________________________________Male_Female_Total
9 Age_____________________________________3,626_3,151_6,777
10 Blubber thickness (3 point/14 points)__3,626_3,151_6,777
11Body length_____________________________3,626_3,151_6,777
12Body proportion_________________________3,626_3,151_6,777
13Body weight_____________________________3,466_3,025_6,491
14Catching date___________________________3,627_3,151_6,778(一頭は銛が命中したけど引揚げ、搬送に失敗)
15Catching location_______________________3,627_3,151_6,778
ところが、最近話題になったPolar Biologyの論文(小西、田村、銭谷、坂東、加藤、ワロエ)だと、
使ったデータは成熟雄2,883頭、成熟雌1,806頭、計4,689頭だけで、しかも測定個所は背びれの真下の
横腹部分、一カ所だけとなってます。
これはどういうことかな、データ管理が杜撰なのか、発表の仕方がおかしいのか、その両方なのか、
ちょっと検討してみる必要があるかと思います。
ハムハ ( ゚ω゚ ) サンマお断りします / \ ((⊂ ) ノ\つ)) (_⌒ヽ ヽ ヘ } ε≡Ξ ノノ `J
ハ,,ハ 本当に反捕鯨したいという気持ちで… ( ゚ω゚ )___ 胸がいっぱいなら…! ハ´ ̄ヘこ/ ハ / 〉 |少 / | どこであれ反捕鯨できる…! \ \ /| | ┌―)))――)))‐―┐ たとえそれが… ヽ ̄工二二丁 ̄ 〉 ヽ工工/ ;′∬ 肉焦がし… 骨焼く… lヽ三三三∫三三\;' h.ヽ三∬三三';.三三\';∫ 鉄板の上でもっ………! └ヽ ヽ三,;'三三∬三;'三\'" ヽ |__|烝烝烝烝烝烝|__| lj_」ー――――‐U_」
,'´ `´ヽ ノリ(((^^))) ┏|:((( ゚ ω゚ ノ( 殺戮やめるのお断りします |:|))く) 个ノ> / ̄ヽ-lつ⌒O | ◎ | |`ヽ/_jlj> ヽ_//━◎=◎
┏━━┓ ┃━┏┃ ┃ ┛┃ ┗┳┳┛ ┏━┻┻━┓ ┃ ┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┃┃ ┏┛┃ ┃┗┓ ┗━┫ ┃┣━┛ ┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┃ ┃┃ ┗━┻┛
,..--‐‐‐‐‐‐‐‐---.. /::::ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;) |::::::::::/ ヽヽ .|::::::::::ヽ ........ ..... |:| |::::::::/ ) (. .|| + i⌒ヽ;;|. -=・=‐ .‐=・-.| |.( 'ー-‐' ヽ. ー' | ヽ. /(_,、_,)ヽ | |. / ___ .| 二二ニ=- ヽ ノエェェエ> | ヽ ー--‐ / \ ___/ _  ̄ ̄ ̄二二ニ=- '''''""" ̄ ̄ -=ニニニニ=- 小沢、お断りします ハ,,ハ _,,-''" _ ,( ゚ω゚ ) ,-''"; ;, / ,_O_,,-''"'; ', :' ;; ;,' ─ミンスものがたり─ (.゙ー'''", ;,; ' ; ;; ': ,' _,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' ┼ヽ -|r‐、. レ | _,,-','", ;: ' ; :, ': ,: :' d⌒) ./| _ノ __ノ
/ \―。 ( / \_ / / ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ...―/ _) < くじらタン シュッ!シュッ!シュッ! ノ:::へ_ __ / \_____ |/-=o=- \/_ /::::::ヽ―ヽ -=o=-_(::::::::.ヽ |○/ 。 /::::::::: (:::::::::::::) |::::人__人:::::○ ヽ/ ヽ __ \ / \ | .::::/.| / \lヽ::::ノ丿 / しw/ノ___-イ ∪
/ / ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ...―/ _) < くじらタン キッ!キッ!キッ! ノ:::へ_ __ / \_____________ |/\:::: :::: :/::: :::: \/_ /-o-ヽ―ヽ::-o---::::(::::::::.ヽ |:: ̄/ /::::: ̄ ̄: (:::::::::::::) ─┼─ |::::/ :::: ::::::::::::: ヽ/ ─┼─ | \` \ / │ \ ------ / | | / \ - / _/ ワシが反捕鯨スレを2chに立てまくるのは別に基地外だからじゃない。 反体制に拘るわけでもない。 無駄にレスしまくっても捕鯨を止められないの解っていても、今は自分の反捕鯨利権を貫きたい。 こんなことって、 2chのがさつで無神経な奴らには絶対に理解できないだろうし、してほしくもない。
67 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/10/03(金) 06:15:50 ID:DBUz7E3E
言葉、言い回しを頻繁に聴くということによって、知らず知らずのうちにマインドが コントロールされているよいうのがよくありますね。 クジラ関係で、<調査>と聞くと<調査捕鯨>と連想してしまうという習慣とか。 これには水産庁、鯨研、捕鯨協会、マスコミの方々の寄与も大きいと言えるな。 クジラ等、海洋哺乳類の調査について、国際共通認識をまとめてある辞典の該当項目 から。日本の「調査法」が、自動的に「調査捕鯨」である故に、20倍以上の経費が かかっているということをはっきりさせてます。 普通、大型調査船動かして、100日で1億円というのが相場のようですね。 【調査 (Surveys)】 カリン・フォーニーKARIN A. FORNEY,米国/南西漁業科学センター La Jolla, California 調査は分布、生存数、傾向、生息地の関連等、海洋哺乳類に関する様々な疑問を 取り扱うために行われる。機材や方法は関心のある動物種、財政資源、調査プラット フォームの利用可能性、調査目的に応じて異なる。海洋哺乳類については通常、 船舶、大型ボートあるいは飛行機が使われる。小型ボート、ヘリコプター、 飛行船、地上基地観測点も適切と認められれば利用される。 生息数のもっとも効果的な推定として、ライン−トランセクト法がよく用いられるが 他の調査テクニックも使われる。 アシカ類、ラッコ、セイウチなど、陸上あるいは陸近くの海洋哺乳類は普通、地上 観測点か航空写真を用いて数を数える。 <写真1>米国海洋大気庁 (NOAA)船、 McArthurは東部太平洋の海洋哺乳類調査に使用された。 全長175ft(53.34m)総排水量1000トン強、3オフィサー、19クルーメンバー、科学者13人まで乗船可能。
68 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/10/03(金) 06:26:01 ID:DBUz7E3E
1.船舶による調査 大型海洋調査船(写真1)は海洋哺乳類の海での調査にあたって、もっとも 多機能なプラットフォームである。大型調査船は1ダースからそれ以上の調査者を 擁し、何週間にもわたって海上にいることができるので、広大な海洋領域を カバーすることができる。 これら大型船では観察者が水面よりかなり高く(フライブリッジ、艦橋、マスト上 台座等)から監視することができ、デッキ固定のハイパワー双眼鏡("big eyes") を使えば固定識別もできる。大型調査船は通常海洋哺乳類の生息環境研究のための 海洋学的データを採取する装置も持っており、水中マイク(Hydrophone)を曳航して 海洋哺乳類を音響により探知するものもある。 大型調査船のいちじるしい欠点は運航費用が高いことであり、一日あたり1万ドル というのがおおまかな見当である(operating cost: approximately $10,000 per day)。 小型、中型の漁船やヨットなどでも予算を切り詰めながら成功裏に調査を進めることができる。 発展途上国等、世界の多くの部分でこれがもっともやりやすい方法だろう。小型船での調査は 普通手持ちの双眼鏡を使うか、肉眼でデッキやプラットフォームのもっとも高く、安定した場所 から行う。浅い湾や河川ではもっと小さなボートも使う。 Encyclopedia of Marine Mammals Edited by William F. Perrin, Bernd Wursig and J. G.M. Thewissen(2002年)1203−1204頁。 飛行機による調査なら、大型調査船(といってもいわゆるキャッチャーボート、勇新丸、京丸、利丸、 共新丸、昭南丸クラスで、日新丸よりはるかに小さいですが)よりも値段は安くつくと書いてはります。
69 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 08:12:09 ID:8zkbWmHG
>飛行機による調査なら、大型調査船(といってもいわゆるキャッチャーボート、勇新丸、京丸、利丸、 >共新丸、昭南丸クラスで、日新丸よりはるかに小さいですが)よりも値段は安くつくと書いてはります。 共同船舶としては知られたくはないところですな。
70 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 08:17:43 ID:8zkbWmHG
もし飛行機ならば、共同船舶は飛行機は所有していないわけだから、 そりゃ焦るでしょうな。 毎年、SOWER調査で何億かの税金が入るわけですから、徹底抗戦です。
71 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 08:21:11 ID:ERm5CUGV
鯨が捕れないんだったら鯨肉などの副産物も売れない。 調査費用はどこが捻出するの?
72 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 08:43:57 ID:8zkbWmHG
>>71 調査捕鯨(いちおう科学らしい)は商業捕鯨の再開のためにあったのであり、
ところが現在においては、その商業捕鯨の再開のためにはクジラを殺す必要がない。
理解できた?
>>72 できませんね。
非致死的方法だけで現在の調査捕鯨でわかっているすべてのデータが得られる
という根拠をまず並べてください。
74 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 08:56:53 ID:ERm5CUGV
>>72 質問に答えてないよ。
鯨が捕れないんだったら鯨肉などの副産物も売れない。
調査費用はどこが捻出するの?
75 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 09:23:03 ID:8zkbWmHG
>>73 >非致死的方法だけで現在の調査捕鯨でわかっているすべてのデータが得られる
考え方がまず、間違っている。
「調査捕鯨でわかっているすべてのデータ」は現在においては、「商業捕鯨の再開」のためには無用の長物、役立たない代物。
で調査捕鯨の科学的目的は「商業捕鯨の再開」のためにあった。
また現在においては「商業捕鯨の再開」のためには別にクジラを殺す必要はない。
つまり(科学的に言って)やらなくてもいい調査(クジラを大量に殺す)を「科学だ!」と言い張り
勝手に調査捕鯨なるものをやっているってこと。
76 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 09:29:53 ID:8zkbWmHG
>>74 >鯨が捕れないんだったら鯨肉などの副産物も売れない。
日本は国家として「商業捕鯨一時中止決議(1982年)」には同意しているのだからそれはしょうがない。
で調査捕鯨なるものは、現在においてはやる必要のない調査。
無駄な公共事業に他ならない。
>>75 > また現在においては「商業捕鯨の再開」のためには別にクジラを殺す必要はない。
では再開のために必要なデータを並べてください。
78 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 09:40:34 ID:ERm5CUGV
>>76 >で調査捕鯨なるものは、現在においてはやる必要のない調査。
じゃ商業捕鯨再開に異論はないってこと?
79 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 09:41:45 ID:ERm5CUGV
80 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 18:48:52 ID:8zkbWmHG
>>77 >では(商業捕鯨の)再開のために必要なデータを並べてください。
「過去の捕獲量」と「推定生息数」の2点だけ。
そして「過去の捕獲量」は既知であり、
「推定生息数」は目視から求める。
つまりクジラを殺す必要はない。
81 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 18:53:09 ID:8zkbWmHG
>>78 >じゃ商業捕鯨再開に異論はないってこと?
ノルウェイみたいに違反者には刑事罰といった
厳格なる罰則規定及び監視体制があるのなら異論はないよ。
82 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 18:56:50 ID:8zkbWmHG
>>79 >調査費用はどこが捻出するの?
(科学的に言って)やる必要のない調査なのだから
捻出するもへったくれもない、やらなければいいだけの話。
83 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 19:06:43 ID:ERm5CUGV
84 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/10/03(金) 19:18:00 ID:O4BvuWMp
>>79 >調査費用はどこが捻出するの?
大雑把に言って調査捕鯨にかかる費用が年間60億、鯨肉売上げが年間55億、差額の
5億を政府からの補助金、というのがここ数年の構図だね。
それを「捕鯨」無しの調査だけにすれば、勇新丸、昭南丸クラスの調査船を2隻、北半球
100日、南半球100日走らせても政府補助金の5億円でおつりが出る。
2隻の調査船(もと捕鯨船)から研究者乗せた時速100kmのゾディアックを何艘か、
海へ降ろして丁寧な調査やれば、現在の「調査捕鯨」よりはるかにいいデータがとれる。
実際、米国とロシアのイヌイットやワシントン州のマカー族インディアンにホッキョククジラ
と東部太平洋コククジラの原住民生存捕鯨の許可が出ているのは、 米国海洋大気庁 (NOAA)
の大型(といっても日本から見ると小型w)調査船がいいデータを出してるからなんだね。
もちろん、口うるさい欧州勢に原住民生存捕鯨を認めさせるには、単に調査船の
活動効率のよさばかりでなく、ホッキョククジラ、コククジラのデータ処理をする場合の
科学的、統計学的明晰さも重要だったと思われる。
日本みたいに、はじめから無理とわかってる「年齢別死亡率推定」を狙うなんてことやらずに、
未成熟/成熟鯨2グループの死亡率推定という大雑把な把握で、捕獲枠算定計算にとっては
逆に統計学的にはるかに有意な結果を出したのが、1日100万円のマッカーサー君たちだ。
1日数千万円かかる、ニッポン国大調査船団は考えを改めたほうがいいかもよ。
85 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 19:31:59 ID:ERm5CUGV
>>84 じゃあ商業捕鯨が再開されたらその大雑把な調査をすればいいじゃない。
86 :
名無しさん@3周年 :2008/10/03(金) 22:53:13 ID:Q04Nbybt
>>84 そういうことを何故反捕鯨派はやらないのか
なぜIWCに提言しないのか
不思議不思議不思議
>>80 目視調査もやってるんですけど、
反捕鯨国が推定生息数の更新を拒絶するのはなぜですか?
88 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/10/04(土) 02:33:22 ID:lm6QyeEf
>>86 >そういうことを何故反捕鯨派はやらないのか
「反捕鯨派」というのが何のことなのかはっきりしませんが、商業的要因の強い捕鯨には
反対している米国は、上記のように日本よりはるかに洗練された方法で、しかも安上がりに
データを出してますね。
ただし、せっかくIWCでも認められたマカー族のコククジラ捕鯨、肝心のマカー族が規則を
無視して、監視員に連絡せず、勝手に船を出して大口径ライフル銃で鯨を撃ち殺してしまった
ので長期間、米国国内法で捕鯨権を停止されてました。
海洋哺乳類研究先進国の米国以外でも、国際捕鯨委員会に提出されている各国の研究報告を見ると、
捕鯨枠設定のためという目的じゃなく、もっと多様な研究目的で人工衛星を使った回遊経路調査とか、
糞の分析による生態系研究とか、日本の官僚出身研究者が、困難だ、無理だと言っているような研究を
どんどんやってます。
http://www.iwcoffice.org/sci_com/progress2008.htm 調査の結果、学術的に興味のある論文ができると、加藤秀弘さんも粕谷俊雄さんも査読審査員に
なっている国際捕鯨委員会・科学委員会の機関誌に掲載されたり、他の学術雑誌に掲載されてます。
http://www.iwcoffice.org/publications/contents_reviewers.htm#contents あなたが「不思議不思議」と思ってしまうのは、膨大な海外の研究を無視したり、無いことにして
しまおうという「官僚およびその周辺による国民のマインド・コントロール」が成功していて、
われわれ一般国民がそれに気がついていないということじゃないですか?
89 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/10/04(土) 02:47:13 ID:lm6QyeEf
>>87 >目視調査もやってるんですけど、
日本の目視調査については、2006年12月の検討会議で、統計調査のオーソリティー、
ポール・ウエイドに重大な欠陥を指摘されていますね。一言で言うと、調査期間中に
後退してゆく氷縁につられて調査海域がずれていて、空白海域や調査密度の不整合が
できているというものです。
http://www.iwcoffice.org/_documents/conservation/SC-59-Rep1.pdf REPORT OF THE INTERSESSIONAL WORKSHOP SC/59/REP 1 (45−46頁)
Annex F A review of the coverage of strata and the sequence of surveys
relative to the ice edge during JARPA /PAUL R. WADE
捕鯨に熱心で、調査の精度をおろそかにしていると思われてもしょうがないですね。
ミンククジラは氷縁で密度が高いから、鯨を効率的に獲ろうとすると、どうしても
こういうことになります。
90 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/10/04(土) 03:15:18 ID:lm6QyeEf
>>87 >反捕鯨国が推定生息数の更新を拒絶するのはなぜですか?
そういうわけで、南極海のミンククジラ生息数に関しては、日本の調査はあまり重視
されず、IWCで南極海全周をシステマティックに調べているSOWERという目視+バイオプシー
調査が基本です。
これが毎年南極大陸周囲を6分の1づつ調べて、6年で一巡するというやり方で
データを集めているのですが、年によって鯨の東西への移動がかなりあるらしく、
誤差の処理に手間取っています。あと浮氷の内部の湖状になっている部分へ入っている
らしい鯨の数の取り扱いですね。
いずれにしてもこの調査初期の頃、1980年代には現在クロミンククジラと
呼ばれているものと、ドワーフミンククジラと呼ばれている別種の鯨を一緒に
数えていたりして、(その他にもいろいろ理由がありますが)統計的には
初期の数値は現在のものと整合性がないです(この当時の、「南極海ミンククジラは
全体で76万頭いる」という表記を、いまだに宣伝している官僚周辺、元官僚の方々が
多いので、日本政府はまともな研究者からは不信感で見られているのですね)。
このIWCのSOWERには、日本から第2昭南丸という(元)捕鯨船を調査船としてクルー
ともども提供しているのですが、正味の調査期間約2ヶ月、現地までの往復を含めても
これに対する日本政府>鯨研>共同船舶への約4億円という出費は過大なのではないか
という気がします。今、残念ながら第2昭南丸の正確なスペックスが手元に無いので
推定はできないのですが、1日100万円の米国調査船なら400日動ける金額ですからねえ。
クルーの方々が、先進国民にふさわしい給与を頂いているというのには文句はつけませんが、
しょうもない宣伝費に使われていたりすると、税金で納税者のマインド・コントロール
をやっているということになりますからねえ。これはイクナイ。
最近国際捕鯨委員会科学委員会の会期中間専門家会合などに、「共同船舶」所属の方々が
多く出席なさっているのもちょっと気になるところです。
糞の採取って鯨さんにオムツでも履かせておくのですかね? で、結局その非致死的技法をもってしても日本の捕鯨を止められないのは不思議だな〜 結局IWC粉砕以外に方法は無いんじゃないのかね? IWCは鯨を殺して利用して食ってなんぼの機関だからね。
92 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/10/04(土) 03:48:59 ID:lm6QyeEf
93 :
名無しさん@3周年 :2008/10/04(土) 07:36:09 ID:agNTH4Ar
94 :
名無しさん@3周年 :2008/10/04(土) 07:39:59 ID:agNTH4Ar
なおちなみに日本の操業拠点の一つであるW区などは約7分の1へと大激減となっております。w
(a) 中央値 IDCR Estimates
Area III-E
1979/80- 80,551 (0.381)
1987/88- 37,428 (0.426)
1994/95- 20,465 (0.238)
Area IV
1978/79- 130,333 (0.178)
1988/89- 84,815 (0.288)
1998/99- 13,409 (0.279)
Area V-W
1980/81- 78,093 (0.470)
1985/86- 77,194 (0.249)
1991/92- 10,055 (0.282)
2001/02- 46,169 (0.174)
Area V-E
1980/81- 164,993 (0.328)
1985/86- 172,828 (0.147)
1991/92- 187,266 (0.210)
2001/02- 100,658 (0.170)
Area VI-W
1983/84- 67,161 (0.227)
1990/91- 8,394 (0.294)
1995/96- 33,323 (0.230)
http://www.iwcoffice.org/_documents/sci_com/SC59docs/SC-59-IA4.pdf (2007年IWC科学委員会 27頁目)
95 :
名無しさん@3周年 :2008/10/04(土) 08:10:25 ID:agNTH4Ar
>>92 >森下さんは科学委員会で、政府予算緊縮の理由で船をこれまでのようには提供
>できないかもしれない、と発言してましたが。
ま、毎度お馴染みの「脱退を示唆する」云々発言と同じで彼特有の例のハッタリでしょね。
彼としては鯨研と共同船舶と庁益のために一生懸命働いているわけですから
「4億はいらねー」なんて共同船舶の利益にならないことはやらないと思います。
96 :
名無しさん@3周年 :2008/10/04(土) 08:29:34 ID:agNTH4Ar
共同船舶といえば何年か前から水研との用船契約がなくなって ますます鯨研との一蓮托生度が強くなっているようで。 ニッスイ、マルハ、極洋は保有していた共同船舶株式をタダで 以下の5つの財団法人にあげちゃったことだし。 1、財団法人 下関海洋科学アカデミー 1112株 2、財団法人 日本鯨類研究所 1112株 3、財団法人 漁船海難遺児育英会 1112株 4、財団法人 全日本海員福祉センター 1112株 5、財団法人 農林水産奨励会 1112株 6、共同船舶 役員 170株
/ / ヽ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ...―/ _) < くじらタン キッ!キッ!キッ! ノ:::へ_ __ / \_____________ |/\:::: :::: :/::: :::: \/_ /-o-ヽ―ヽ::-o---::::(::::::::.ヽ |:: ̄/ /::::: ̄ ̄: (:::::::::::::) ─┼─ |::::/ :::: ::::::::::::: ヽ/ ─┼─ | \` \ / │ \ ------ / | | / \ - / _/ ワシが反捕鯨スレを2chに立てまくるのは別に基地外だからじゃない。 反体制に拘るわけでもない。 無駄にレスしまくっても捕鯨を止められないの解っていても、今は自分の反捕鯨利権を貫きたい。 こんなことって、 2chのがさつで無神経な奴らには絶対に理解できないだろうし、してほしくもない。
98 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/10/04(土) 21:11:25 ID:eo2Lrw6r
>>95 >「4億はいらねー」なんて共同船舶の利益にならないことはやらないと思います。
なあるほど、とりあえず公海で国際共同資産である鯨類を捕獲し、金銭に替えて
いるのだから、管理保全のために一定資金を国際機関に供出しなきゃいけない
というのは当然の義務として、その使い方が正当か、無駄を含んだ方法をとって
いるのではないか、というのは現在の与党議員でも問題にしなきゃいけないテーマですね。
予算委員会の質問で、「2ちゃんねるに出てた海外基本文献の日本語訳では...」
じゃあいくらなんでもみっともないから、原文うぷしときますw
99 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/10/04(土) 21:12:27 ID:eo2Lrw6r
Encyclopedia of Marine Mammals Edited by William F. Perrin, Bernd Wursig and J. G.M. Thewissen 1203頁 Surveys KARIN A. FOltNEY Southwest Fisheries Science Center, La Jolla, California Surveys are used to address many different marine mammal research questions, including distribution, abun- dance, trends, and habitat associations. Equipment and methodology vary depending on the species of interest, financial resources, availability of research platforms, and survey objective. Marine mammals at sea are most commonly surveyed aboard ships or large boats or from fixed-wing aircraft. Small boats, helicopters, airships, and land-based viewing stations are also used when appropriate. Line-transect methods are often the most effective for estimating the abundance of marine mammals at sea, although other survey techniques are also used. Marine mammals on or near land, such as pinnipeds, sea otters, or walruses, are more commonly counted from landbased viewing points or using aerial photography. <Figure 1 NOAA ship McArthur, which has been used for many marine mammall surveys in the eastern Pacific Ocean. Photograph by Karin Forney.>
100 :
N ◆5UMm.mhSro :2008/10/04(土) 21:13:52 ID:eo2Lrw6r
I. Vessel Surveys Large oceanographic research vessels (Fig. 1) are the most versatile platform for at-sea surveys of marine mammals. They can carry a dozen or more researchers and remain at sea for weeks at a time, providing the ability to cover extensive marine areas. Search efficiency is greatest aboard these large vessels because observers can search from a greater height above the water (on the flying bridge, bridge, or in a craw's nest) and use high-power, deck-mounted binoculars ("big eyes"; Fig. 2) when searching for and identifing marine mammals. Large research vessels usually also have equipment for collecting oceanographic data for maIine mammal habitat studies and may be able to tow hydrophones to detect marine mammals acoustically. A <Figure 2 "Big eyes" used to search for marine mammals on large survey vessels. Photograph by Jay Barlow.>