自民党が選挙で負けるという空気が恐ろしい

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91名無しさん@3周年
民主党とは、

社民党(理想主義的社会党)に合流しなかった旧社会党主流派(現実主義的社会党)と
旧自民党(旧自民党リベラル左派+旧新進党・小沢一郎の神輿で担がれた(いっぱい食わされた))と
旧自由党(旧自民党守旧派=金権政治システムのエキスパート)とが合流し、

旧自由党(旧自民党守旧派)による金権政治システムと利権票田掘り起こし技法を駆使する指導部によって、
旧社会党の労組系組織票+選挙運動(選挙のための人海戦術)力が駆使された、

選挙当選のための互助組織です。

選挙運動は動員された人に賃金報酬を払ってはいけない=ボランティア(というより、ただ働き)を
【強要】する必要がありますが、民主党は、旧社会党系の労働組織を支援団体として抱き込むことで、
ただ働きの「選挙要員」を確保しています。

これらの選挙要員については、「選挙がある地域に住民票を移して投票行動をする」などのような
言われ方をしますが、実際には「ポスター貼り」「ハガキ攻勢」「電話攻勢」「ビラ配り」「街頭演説手伝い」
「事務所番」などに動員されます。ハガキ攻勢、電話攻勢、ビラ配り、ポスター貼りというのは、実はかなりの
重労働&手間で、これを巡って選挙には「人手」が要るわけです。

民主党は「圧倒的だった頃の利権政治のエキスパートを頭脳に持ち、人海戦術を駆使できる労組の肉体を持つ」
という、選挙のための怪物のような政党なのですが、右派と左派、建前理想論と利権論が「当選」のためだけに
共闘している状態(野党であることに意義がある集団)であるため、実際に政権側に立ってしまった場合、
党内で意思統一ができず、政権主流派+自民による大連立、という展開になることが予想されます。
与党(民主党)内非主流派が、党内野党になり、与党(民主党)内与党(主流派政権)が少数与党内与党として、
野党最大政党の協力を仰ぐ形です。小泉総理の予言はこれをさしていると思われます。