資本主義というOSは不具合が多発だ!part7

このエントリーをはてなブックマークに追加
415名無しさん@3周年
>>414
『新平等社会』by 山田昌弘(文芸春秋)はこれだ
http://www.amazon.co.jp/dp/4163684506?tag=abtvhe-22&camp=243&creative=1615&linkCode=as1&creativeASIN=4163684506&adid=0DSNHWPS1DJTXWGBMM4H&
新平等社会―「希望格差」を超えて (単行本)
山田 昌弘 (著)

商品の説明
新平等社会
 「家族社会学」という学問の視点から格差問題に取り組むのは、東京学芸大学の山田昌弘教授だ。
 生産性の高い仕事に就く者と就けない者、その結果として豊かな生活を築く者と築けない者の違いを単純に比較するだけでは、格差問題の本質は見えないと言う。
 深刻なのは、生産性の低い仕事に就くが故に生活に窮している状態から、「いくら努力しても、いつまで経っても脱することができない人」が増えていることだと指摘する。
 さらに、こうした者同士が家族を形成すれば、自分の子供の将来にすら、希望が持てなくなる。著者はこうした負の連鎖を「希望格差」と呼び、この国の活力を急速に奪い取っていると憂える。

 では、現在の日本社会に必要な平等性とは何か。
 著者は自由経済がもたらす「結果の格差」を認めつつも、市場原理にすべてを委ねることをよしとしない。
 競争原理を前提とする一方で、参入機会の平等、及び能力開発機会の平等をあらゆる人に担保することが、「希望格差」を緩和すると説く。
 収入の格差については、税や社会保障以外に、家族形態別に生じる不平等を補うような分配のシステムが必要だと訴える。
 非婚化や少子化、高齢化は、「希望を喪失した家族」の増加を加速させると警鐘を鳴らす。
(引用おわり)

「自由と平等は両立する事が出来ず、原理的に矛盾したものだからです。
 米国のように自由をとれば平等が損なわれ、ソ連にように平等をとれば自由が損なわれます。
 したがって、現実にはどちらか一方だけしか選択できないのです。」
なんて、幼稚な議論をいまさら振り回されても、なんだかなーと思うのはおれだけか?