>>501 それは、一面の真理だが、おいらは世の中多面的で、いろいろな切り口で考えるべきと思う
”G過酷な重労働を強いられた労働者が資本家に反発(社会主義思想の発達)
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H革命起こされる恐怖と生産力の拡大により、低所得者も参政権を得るようになる
(民主主義の拡大)”
>>250-251で
銃の発達がと戦争の仕方が変わったことによって、戦争の仕方が変わり、旧来の武士は不要、徴兵制・国民皆兵となって、身分制度が崩壊したと書いた
これは、武器の発達という切り口で見たもの
技術面を入れて書くと
@造船技術と航海術の発展により、大航海時代に入る
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A銃器の技術がヨーロッパで発達し、ヨーロッパは銃を持たない未開人に対し圧倒的優位に立つ(日本には早くに種子島が伝来し独自の鉄砲量産技術を確立)
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B銃器を背景とした武力と航海術で、ヨーロッパはアフリカ、インド、アジア、そして新大陸と呼ばれた南北アメリカ大陸など世界中を植民地化してゆく
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C世界中ほとんどが植民地化された中で、植民地化に出遅れたドイツが暴れ第一次世界大戦に
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D第一次世界大戦に敗れたドイツではヒットラーが登場し、再びヒットラーが暴れて第二次世界大戦に
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Eこの過程で、ロケット兵器と核兵器が誕生
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F共通の敵、ドイツが敗れた後、米国とソ連は冷戦状態に。お互い、人類を絶滅させる量の核兵器とICBMを持ち、にらみ合い
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Gしかし、マルクスの理想とはほどとおい共産党貴族の支配するソ連は、「なにやってんだ、おまいら」と怒った民衆に倒され、ソ連崩壊。ロシアに
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H日本は、冷戦構造の下、ソ連の太平洋進出を押さえる不沈空母として米国の戦略的拠点となる。また優秀で勤勉な国民性から、製造業で優位を発揮
造船世界一、鉄鋼世界一(かつて新日鉄が世界最大の鉄鋼メーカーであった)、自動車産業、半導体産業、精密機械産業(時計など)の発展などで自由主義陣営で米国に次ぐ経済的地位を占める
Iそして、2008年のいま。EU誕生、ロシア復権、中国の台頭。この中で日本はどう舵取りをするのか?
>>557 ああ、一つ付言すれば
第二次大戦までは、武力侵略を警戒すべきだった
1991年ソ連崩壊の後、唯一の超大国になったアメリカは、新自由主義を押し付けることによって、米国の巨大資本が他国に入り込み稼いだ利益を米国にもたらす構造を是とするようになった
その図式で言えば、「日本人は全員、米国資本の派遣社員で良い。優秀で資本力にまさり世界で通用する英語をしゃべる米国人が経営者として君臨するよの。それが資本主義だよ」と
それが、竹中−小泉改革のゴールだわ
いま、それを警戒すべきだろうな
新自由主義に従うならば、例えばトヨタ株を買い占めて、ばらばらにして、世界の自動車メーカーに売り渡すということも決して不可能ではない・・・