資本主義というOSは不具合が多発だ!part5

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500lambda
>>463

>で、その究明した真相なるものを是非公開してほしいね
>今後の教訓として

あー,公開はちょっと恥ずかしい.対象が極私的疑念だからです.
ただまあ,言及した「真相」は,その疑念への追求過程で積みあがった事実群で,
その事実群から現状を考察すると,
今の世の中がどう動いているのかが説明できる仮説が得られてしまった.
その仮説が成り立つなら,当初の目的だった極私的疑念が解決されちゃう,という.

しかも,もうちょっと彷徨ったら、自分の仮説よりもっと洗練された形の成果にたどり着いた.
現状の打開をはかる上での処方箋…にはならないけれども,修正先の姿は
見せられると思う.それは何かって言うと

「経済人類学」

キーワードは,価格,貨幣,交易,市場,経済システム(原始・古代・近代),
(富の)再配分・互酬・市場交換

もしかすると,資本主義2.0と共産主義2.0の融合した型かもしれない.
ちょっと今,読んでるところなので読み終わったら報告する.

ちなみに,読んでるのは「カール・ポランニー, 栗本慎一郎・端信行訳,
"経済と文明-ダホメの経済人類学的分析-", ちくま学芸文庫」

最初の25ページだけで、資本主義社会の根幹"市場システム"が
人類にとっていかに特異なものかが説明されている.
これはちゃんと読んでおく価値がある.

いや,ネットは広大だわ.
501グルーチョ:2008/04/20(日) 04:25:02 ID:lvMgLIVi
>>500
マイケルポランニーも面白いぞ
暗黙知の共有は我輩の目的の一つ
502名無しさん@3周年:2008/04/20(日) 05:45:40 ID:IIdOXNNY
>>500-501
lambdaのおっちゃん、グルーチョさんいやさ山形浩生、乙!
これだね
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%8C%E6%B8%88%E4%BA%BA%E9%A1%9E%E5%AD%A6
経済人類学 (Wikipedia)

文化人類学は一般に非西欧社会を対象にしてきたが、そうした社会における経済システムは市場メカニズムに基づく資本主義社会のものとは異なる原理によって動かされている。
経済人類学は、農村経済、狩猟採集社会の経済、贈与交換といった市場経済とは異なる経済システムを人類学的なフィールドワークを用いて研究してきた。

経済人類学は人類学だけでなく、経済学の一部からも影響を受けており、特に経済史家であるカール・ポランニーからは大いに影響を受け、彼の「社会に埋め込まれた経済」という概念は一時経済人類学の代名詞ともなった。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%BC
カール・ポランニー (Wikipedia)

カール・ポランニー(Karl Polanyi, 1886年10月21日 - 1964年4月23日)は、経済学者。経済人類学の創始者とされる。経済史の研究を基礎に経済人類学の理論を構築した。
ウィーンのユダヤ人の家に生まれ、ハンガリーのブタペストに育ち、イギリス・アメリカを亡命の旅をしながら活躍、カナダに没した。
弟のマイケル・ポランニーは物理化学者・科学哲学者・社会学者。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%B1%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%9D%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%8B%E3%83%BC
マイケル・ポランニー (Wikipedia)

マイケル・ポランニー(Michael Polanyi, 1891年3月11日 - 1976年2月22日)は、ハンガリーの物理化学者・社会科学者・科学哲学者。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9A%97%E9%BB%99%E7%9F%A5
暗黙知 (Wikipedia)

暗黙知(あんもくち、Tacit Knowing)は、ハンガリーの哲学者・社会学者マイケル・ポランニー(Michael Polanyi)によって1966年に提示された概念で、認知のプロセス、或は、言葉に表せる知覚に対して、(全体的・部分的に)言葉に表せない・説明できない知覚を指す。