資本主義というOSは不具合が多発だ!Part2

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69名無しさん@3周年
>>13
>「情報も物だ」と、そういう捉え方も否定はしないが
>マルクスはそうは言っていなかったと思うし、それはマルクス理論の拡張だろう

>そして、政治とは情報そのものだ
>情報も物であり、情報が物に影響を与えるとすれば
>上記の「弁証法的唯物論」「社会的現実を下部構造とし、文化的精神的なものを上部構造と考えて、基本的に下部構造が上部構造を規定する」
>という分析がゆらいでくると思うよ

下記にここを補足して、「マルクス理論まんせー」の批判としておきたい

1)「社会的現実を下部構造とし、文化的精神的なものを上部構造と考えて、基本的に下部構造が上部構造を規定する」という理論は、完全に破綻したと見る
 北朝鮮、旧ソ連、現ロシア、中国などがその実例だ

 20世紀後半から21世紀初頭の現在においては、
 「社会的現実を下部構造とし、文化的精神的なものを上部構造と考えれば、基本的に上部構造が下部構造を規定する」が正しそうだな

2)「情報も物だ」という、マルクス理論の拡張について
 Wintel(ウィンテル)という言葉がある
 PCの二大要素として、CPUとOSがある
 CPUが物であり、OSは情報だ
 OSには物的な性格もあるが、やはり情報は情報だ。一度出来上がれば、その複製などは、情報として行えるからだ

 PCは、やはりCPUとOSと二つそろって成り立つんだと。そして、CPU支配ではなく、どちらかと言えばOSがPCの性格を規定してゆく
 そのアナロジーで考えれば、社会は下部構造たる経済体制と上部構造たる政治体制の二つで成り立ち、どちらかと言えば上部構造がその社会の性格を規定してゆく

 マルクスの生きた19世紀では彼の分析は新鮮だったろうが、いまの21世紀にはそのままでは彼の理論は当てはまらない部分が多いという一例だな

http://ja.wikipedia.org/wiki/Wintel Wintel 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

Wintel(ウィンテル)とは、米マイクロソフト社製のWindowsOSと、米インテル製のCPUやチップセットを搭載したコンピュータのことを指す俗称。
また、マイクロソフト社とインテル社の提携関係のことを言う場合もある。(用例:Wintel連合・ウィンテル同盟)