■■ 日本の暗殺部隊 その2 ■■

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2名無しさん@3周年
世田谷区4人殺害:警視庁警部補が虚偽の捜査報告書
毎日新聞 2006年5月12日

東京都世田谷区で00年に起きた会社員一家4人殺害事件で、虚偽の捜査報告書を提出したとして警視庁は12日、小平署地域課の警部補(57)を虚偽有印公文書作成・同行使容疑で書類送検するとともに、
停職3カ月の懲戒処分とした。現場周辺の聞き込み捜査や任意での指紋採取を担当していたが、自分の指紋を添付した報告書を作成していた。事件は未解決だが、警視庁は「捜査への影響はなかった」としている。

警部補は同日付で辞職した。調べでは、警部補は成城署生活安全課員として同署に設置された「宮沢みきおさん(00年12月の発生当時44歳)一家4人殺害事件」の捜査本部に所属していた01年5月〜04年6月、
虚偽の捜査報告書35通を捜査本部に提出した疑い。報告書には、事件現場近くの住民ら43人に面接し話を聞いた記録と、協力を得て採取したとする指紋が添付されていたが、報告内容は虚偽で、
26人には面接すらしていなかった。指紋は警部補自身か妻のものだった。

捜査本部が最近になって捜査を洗い直そうと住民らに再捜査したところ、「過去に協力したことはない」という住民がいたため、発覚した。調べに「住民が不在だったり、捜査協力が得られないことがあり、
放置すると全体の捜査が遅れると思った」と供述している。発覚後住民に対して補充捜査をした結果、すべて事件に無関係であることが確認されたという。

 一家殺害事件は00年12月末に発生した警視庁最大の懸案とされる未解決事件。現場の宮沢さん方から犯人のものとみられる指紋が採取され、捜査本部は聞き込み先でも任意の指紋提出と照合に協力してもらっている。

宮沢さんの父良行さん(78)は「すべての捜査員が懸命に捜査していると信じていたのに。もっと引き締めてほしい」と話した。殺害された妻泰子さん(当時41歳)の姉の入江杏さん(48)は
「地域の方々が痛みを伴いながらも捜査協力をして下さっているのに、信じられない気持ちです」とのコメントを出した。

▽北村博文・警視庁警務部参事官の話 全庁あげて取り組んでいる事件捜査の信用を害する行為で、極めて遺憾。事件解決に向けて引き続き組織をあげ取り組んでまいりたい。