>>491 日本的なコミュニティの再構築と資本の効率的な運用って両立が
可能だと思ういますけどね。
密接に繋がってはいるものの、要は社会資本と金融資本を
混同しているところに原因がある気がする。
日本が海外依存している分野、そして日本でしか実現できない技術に
まず莫大な投資をする。例えば風力、地熱、太陽光等の自然エネルギー発電
バイオエタノールや水素技術等の環境技術、有機ELなど。
そしてその技術を政府が受注して大量に生産することで、コストを
下げて民生化したあと、公共事業として置き換え工事でもやればいい。
発電施設、水素スタンドの建設から、各家庭の給湯器の置き換えまで
今までの公共事業のスキームで十分対応できる。
要は国際競争力がある技術の研究開発に莫大な投資をし、それを国策として
公共事業にすればいい。国際競争力や技術水準を高めたり、その技術を
民生化できる価格に落とす、あるいは発電とかであれば海外からの
エネルギーの調達が減らせるような、上記した公共事業やればいいってこと。
要は公共事業から大きなリターンを得る方策考えれば、箱モノみたいに
死に金にはならないはず。
日立と松下、キャノンの有機ELやパネルの話にしろ、数百億の投資で
躊躇している。官製ファンドで数十兆円でも研究開発とその製造施設に
突っ込んで、全国に普及させていけば日本の労働力人口を超える雇用なんて
いくらでも作れると思うんだけど。ある程度普及した技術は海外に
工場移転すればいい訳だし。
方策なんて山ほどあるのに、なんか政官財はやる気ないよね。