214 :
名無しさん@3周年:
陰謀。
>金属バットを持った男3人に取り囲まれ、「カネを出せ」と脅された。男性が「ない」と断ると、バットで頭や下半身を殴られて負傷。
自由な校風をいやがる首脳部がいるのだろう。
>
学風か防犯か悩める京大 事件急増でも警察に拒否感(1/2ページ)
2008年9月26日6時6分
門がなく、学生や一般人が自由に出入りできる京都大のキャンパス=25日午前、京都市左京区、上田潤撮影
「自由の学風」を守れるか――。学生の自治を重んじ、夜間も校門を開放し、警察官の構内巡回を拒んできた京都大(京都市左京区)が、キャンパス内での犯罪増加に悩んでいる。
警備員や防犯カメラを増やすなど対策を強化しているが、教員や学生らからは「監視を強めすぎると、自由闊達(かったつ)な京大の気風が失われてしまう」との声も上がる。
5月25日未明、同区の吉田キャンパスで、自転車に乗って帰宅しようとした留学生の男性が金属バットを持った男3人に取り囲まれ、「カネを出せ」と脅された。男性が「ない」と断ると、バットで頭や下半身を殴られて負傷。
6月16日昼には、同キャンパスの理学研究科の研究室から、学生約800人分の個人情報が入った教授のノートパソコンが盗まれた。いずれの事件もまだ未解決だ。
京大構内での傷害や盗難などの事件は、06年度の14件から07年度は38件に急増。今年度も8月までで21件に上る。下鴨署は6月末、大学に防犯カメラの設置増など警戒を強めるよう要望した。
(つづく)
215 :
名無しさん@3周年:2008/09/29(月) 23:20:01 ID:GFG31a91
(つづき)
京大は創立以来、「自由の学風」を校是に掲げる。権力からの独立や自治を重んじる言葉だが、こうした学生の自主性を尊重する運営が防犯面でマイナスとなっているとの指摘もある。
東大・本郷キャンパスでは、計10カ所の門のうち車両の出入り口となる「龍岡門」を除き夜間は閉鎖。他の大半の大学でも門を夜間閉鎖しているが、京大は吉田キャンパスの校門27カ所のうち20カ所で夜間も通行が自由。
暴走族らが立ち入ることもしばしばあるという。
事件が起きない限り、警察官の立ち入りも認めないのも京大の特徴だ。安保闘争が盛んだった69年、大学と学生側との対立が激化。大学側の要請で入った機動隊員約2千人が構内に立てこもる学生らを強制排除した。
こうした対応には教員からも批判が相次ぎ、それ以来、警察官が入構する際は学生代表が立ち会うのが原則となった。
警察側は「夜でも不審者が立ち入りやすく、巡回もできないので取り締まりにくい」と指摘するが、大学側は「学生の了解がなければ警察は入れられない」との姿勢だ。
ただ、被害の増加に大学も手をこまぬいているわけにはいかず、6月から深夜巡回のガードマンを2倍の6人に増員。盗難事件があった理学研究科は6校舎に防犯カメラ約20台を設置する方針だ。
学生らからは「警備員を増やすのはいい」(総合人間学部3年の男子)と防犯強化に理解を示す声も上がるが、監視強化や警察介入には反対する空気が強い。文学部4年の男子学生(23)は
「防犯の必要性を否定はしないが、カメラは嫌。警察官に見張られるのも気持ちが悪い」と話す。(小林正典、小坪遊)
◇
〈京都大出身で母校の教授も務めた竹内洋・関西大教授(教育社会学)の話〉 昔の大学の門にはオーラのようなものがあって、部外者が立ち入ることはほとんどなかった。
しかし、今はセールスマンも遠慮なく教授室に押しかける時代。警察を入れずに大学の安全と自治を両立させたいなら、学生ボランティアで防犯組織をつくるぐらいの覚悟が必要だ。
アサヒ・コム