■「諸君」「正論」「嫌韓流」を読む奴の気が知れないよ 2

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1排外主義や人種差別主義を煽る雑誌・漫画にはまる奴の気が知れないよ
(1)21世紀に排外主義・国粋主義や人種差別主義を煽る雑誌・漫画にはまる奴の気が知れないよ。
そんな前時代的な人間の良心に反する思想にはまるのは、一種の退行現象だ。
すくなくとも、人類の進化の方向ではない。
人類の進化の方向は、
・民族的・宗教的紛争(戦争)の根絶
・紛争・戦争の背景にある貧困の根絶(全人類の生存権の保障)、差別の根絶
・国家主権の対内的・対外的相対化→世界連邦(地球連邦)への道…等々である。
(注)昨年の戦後60周年国会決議において、日本は「世界連邦」実現を目指すことを宣言。

(2)『ナショナル・アイデンティティの概念構造の国際比較』(2005)が、
ISSP(国際社会調査プログラム)の1995年データを統計解析しています。
それによるなら、排外的愛国主義にコミットするのは、
日本に限らず、低所得ないし低学歴層に偏ります。
 要は『諸君』『正論』な言説の享受者は、リベラルな論壇誌のそれより、
低所得か低学歴だということです。(略)
彼ら(三流の亜インテリ)の出番は『諸君』『正論』的な心情倫理の競争だけです。(略)
ttp://www.miyadai.com/index.php?itemid=335&catid=4

(3)「嫌韓流」の版元の晋遊舎は、1995年創業。
ロリコン雑誌「COMICポプリクラブ」のほか、パソコン関連本も手がけている。
作者の「山野車輪」は男性であること以外、これまでの実績、経歴などすべてがナゾに包まれている。(「週刊金曜日」06.6.23)
なお、同志社大学の板垣専任講師は、「嫌韓流の本質は徹底したレイシズム(人種差別主義)」とみなしている。
また、元右翼の雨宮処凛氏も「『嫌韓流』を最初の政治経験とする若者が
増えていけば日本の荒廃はさらに進むのでは」と懸念している。

(4)・・・そもそも嫌韓厨の目的は、「歴史の事実を伝える」ことなどではない。
民族差別によって他人を怒らせ、悲しませ、
それによって他人を支配する感覚を味わうことにある。
なぜなら、彼らはいつも「自分は他人に支配されている」という感覚に苦しめられているから。
(その意味では嫌韓厨というのは、ネオナチと同様、負け犬の娯楽である。
自分に自信がある者、あるいは成功者の多くは、民族差別などに無駄な時間を費やすことはない。)
ttp://d.hatena.ne.jp/claw/20060301