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アメリカに食い尽くされる日本
森田実・副島隆彦・著 日本文芸社 2006年7月30日刊
副島 日本の金融をボロボロにして乗っ取ったのは1992年からのクリントンの対日戦略でした。
日本を自分たちが自由に操れる国にしたのです。ロバート・ルービンとローレンス・サマーズを
実施部隊の司令官にして、何かあるとサマーズが来日して大使公邸で怒鳴りつけるのです。
当時、首相だった橋本龍太郎はさすがに行かなかったのですが、幹事長以下の実力者が全員呼びつけられて、
「アメリカに逆らうな」と怒鳴りつけられる。そういう政治が行なわれてきました。今もそうです。
そのことを知っている日本の新聞記者たちが、なぜかまったく書かない。ここに問題があるのです。