【判決】首相の靖国神社参拝は憲法違反【政教分離】

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1【大阪高裁、福岡地裁等】【靖国参拝は違憲!政教分離違反に該当】5
■ようやくマトモで正当な判断が下された
■福岡地裁の小泉靖国参拝憲法違反の判決に巷の声
東条英機らのA級戦犯をまつった靖国神社に、時の総理大臣が4回も連続して参拝し、ナショナリズムをあおる――。
こんなデタラメがいつまでも許されていいはずはなかったが、ようやくまともな裁判所の判断が下された。
小泉首相の靖国神社参拝を明快に「憲法違反」と断罪した7日の福岡地裁判決。
初めて憲法判断に踏み込んだことが画期的で、評価が高い。
一橋大名誉教授の杉原泰雄氏はこう語っている。
「中曽根元首相の参拝訴訟でも高裁段階で違憲の疑いが指摘されており、憲法判断としてみれば当たり前です。
国民的関心のある問題を裁判所が門前払いせず、重要な判断を示すことは大事で、評価できます」
本当だ。これまでも各地で小泉参拝の訴訟が起きているが、裁判所は憲法判断から逃げている。
ところが、福岡地裁の裁判長は、小泉首相側のゴマカシを切って捨てたのだ。
「参拝は公的なもの」「憲法20条で禁止されている宗教的活動にあたる」。
さらに「国民の強い反対にもかかわらず、4回も訪問したのは政治的意図に基づいている」とバッサリである。
公私の区別をあいまいにし、「初詣でだ」などとトボケてきた首相をギャフンと言わせたのだから痛快だ。(中略)
▼ 無法首相の厚顔無恥/これが首相だというのだから、あきれ果てる▼
「小泉首相は判決をおかしいとイチャモンをつけていますが、おかしいのは小泉首相です。
靖国参拝がいいことなのかどうかは、子供が考えたって分かることです。…」(政治評論家・山口朝雄氏)(後略)
http://gendai.net/contents.asp?c=010&id=6882
■靖国参拝訴訟・小泉首相「違憲」判決 法律家も評価
門田孝・広島大大学院教授(憲法学)は
「靖国参拝に関しては、憲法学者の中では『違憲』という考えが広く受け入れられており、妥当な判決だ。
それにしても、裁判所が明文化した意義が大きい」と話している。
戦後補償裁判などを手がける広島弁護士会の山田延広弁護士は、
「靖国神社を宗教的施設として認め、参拝を政教分離の原則に反すると認めた当然の判決で、
司法が行政の不法行為を監視する義務をしっかりと果たしたと言える」と話した。(後略)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040408-00000001-mai-l34