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名無しさん@3周年:
厚労省から8日発表された平成18年度版「労働経済白書」は、衝撃だった。ベストセラー
「年収300万円時代を生き抜く経済学」から3年、年収150万円未満の労働者が急増して
いるのだ。20代では21.5%と、5人に1人以上。200万円未満だと全世帯の約1割だ。
「年収300万円時代」の著者で経済評論家の森永卓郎氏がこう言う。
「年収300万円なら、工夫すればなんとかおいしいものも食べられる。しかし、150万円と
なると、命を保てるかどうか瀬戸際の生活です。そうした若者を何人も知っていますが、売れ
残りの弁当をもらって食いつないだり、借金を重ねたりと、悲惨そのもの。厚生年金にも保険にも
加入できないから『病気になったら一巻の終わり』とおびえて暮らしています」
年収150万円未満が急増している最大の理由は、マジメに働こうとしている若者に
さえ、正社員の口がないこと。小泉改革で正社員減らしが“推奨”されてきたからだ。
「一番の問題は、ひとたび非正社員になると、アリ地獄のように抜け出せないことです。30代や
40代だと、より顕著ですが、最近は20代のうちに“一生、負け組”が決まってしまう。同じ
学校を出ても、負け組は勝ち組の同級生の使用人になるくらいの社会が目の前なのです。階級の
固定化へ向け、格差社会が完成に近づいているのです」
白書では、今後も非正社員の割合は増すと予測している。年収150万円
時代が30代、40代にも押し寄せるのは時間の問題なのだ。
安倍官房長官の掲げる再チャレンジ支援は、リストラされたり、会社が倒産した
サラリーマンが対象。本当に支援を必要としている若者には、クソの役にも立たない。
日本は行き着くところまで来てしまった。
人材だけが頼りのこの国は人材をつぶす政策ばかり立てている
まるで大日本帝国の末路のようだ・・この国はもうすぐ終了する