不良債権問題の解決はヤクザの殲滅から42

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日本の針路に重大な影響を与える重要法案をめぐり、保守二大政党の
駆け引き(茶番劇)が続いている。改めて小泉の国民をナメきった
態度に驚きを感じる。安倍後継路線に混乱と悪影響を与えないために
小沢とのガチンコを避けたいのだろうが、他者の人生や運命を左右
する法案に携わっているという自覚・重みが全く伝わってこない。
自分の琴線に触れぬものは全てヒトゴトのように振舞える姿は病的
ですらある。皇室典範改正の挫折が象徴した小泉の求心力低下傾向は
歯止めがかかっていない。小沢民主の対決姿勢によりさらに拍車が
かかっているといえる。ノムヒョン失速が若干の追い風になるとはいえ
自らの力の源泉であるブッシュからのイラン制裁圧力と“中東諸国と
敵対関係にない唯一の先進国”としてイランに油田開発プロジェクト
をもつ資源小国・日本の伝統に挟まれ立ち往生しているのが小泉の
実態である。政治・外交哲学や理念はないが、自意識だけは無敵な
小泉は、自身の路線が次政権に否定されるのだけは我慢がならない。
わずらわしい事は棚上げし、お得意の支持率上昇を目指す劇場型外交
パフォーマンスと安倍後継工作に残りのエネルギーを集中させる
つもりなのだろう。
一方韓国において朴襲撃工作を成功(朝日新聞が報道規制した事が
示唆している)させたCIAは、ノムヒョン(過激な朝鮮統一・
親中路線)粉砕の流れを確かなものし、自信をつけている。
このことが小泉への過剰な肩入れを終わらせ、韓国との同盟や
“親米(日)アジアづくり”の妨げになっている靖国に拘らない
新首相の選別に向かわせている。韓国においては旧来の反共人脈に
加え、若い世代の親米ネオコンが育ってきた。これらを米・日の
反共・ネオコンとリンクさせ、軍事力と人権を基本に中国を牽制し
北を経済的に締め上げる狙いだ。一方で北への援助・投資
(体制保証)の見返りに核を放棄させ、労働力・市場・地下資源
(レアメタル等)を譲渡する妥協を引き出そうとしているのが
ブッシュである。
330お借りします:2006/06/03(土) 12:12:51 ID:H1zZARew
ポスト小泉を見据え、年明けから炸裂したスキャンダル爆弾は
アメリカへの極端な従属化とアジア外交の混乱に危機感を持った
日本支配層保守本流と多数の国民の声をバックに、司令塔・
小沢一郎が子飼いのブレーンと官僚を使い仕掛けたものであった。
安倍・武部・竹中を主なターゲットにした暴露攻撃にうろたえ
アメリカ(CIA)に助けを求めたのが小泉・飯島である。
謀略メールをつかませる事で急場をしのいだが、その結果
小沢党首の誕生を許し、民主党本体の政権担当能力を強化
してしまった。多国籍企業主導型国家への改造の妨害になっていた
“守旧派”の粉砕を断行する小泉を当初は支持していた財界だが
具体的政策が本国以上に米国が利する事に気づき、改革を継続
しながらもバランス感覚のある新たな修正勢力(小沢・福田)の
後押しに乗り出しているのが日本財界である。読売=朝日連合を
オピニオンリーダーにしつつ展開された小泉包囲網は、現在まで
一定の成果をあげたといえる。
331お借りします:2006/06/03(土) 12:16:28 ID:H1zZARew
御手洗新体制においては、単純な親中・韓ではなく、知的財産権を
重視した戦略的な外交が求められるだろう。この点では中・韓
弱腰外交に終止符を打った小泉は一定の評価をされていると思われる。
コスト意識のみで戦略性を欠いた今までの海外進出の変更
(重要部門の国内回帰)を日本財界は余儀なくされている。
知的財産権と高付加価値化を要に本国を頂点とした企業・産業単位
を超えた柔軟かつ重層的・戦略的なネットワークを再構築・
ピラミッド編成できるかが、彼等の悲願である地球・アジア制覇の
鍵になるだろう。新会社法制定により、アメリカを参考にした
社外取締役による横断的な重役兼任のネットワーク(インナーサークル)
が日本にも本格的に形成されつつある。従来の経済団体と合わせ
これらが階級的な意思決定を果たしていくと思われる。
※(ちなみに後藤組長の逮捕は、後藤を資金源の一部とする
北朝鮮を制裁し、嫌米かつ反抗的な山口組の東上・肥大化を
阻止したいブッシュ=小泉派と、創価や堀江に寄生する後藤の
重石をとることで耐震偽装やライブドア関連捜査を進め、米国型
新自由主義改革とアジア外交の修正をしたい反小泉勢力の利害が
一致して実現したと見るべきである。ようするに後藤は対米
従属派と対米自立派の両方に利権を持っていたということだ。
今後も政権交代(政界再編)を含めた綱引き・スキャンダル
暴露合戦が展開されていくだろう)
332お借りします:2006/06/03(土) 12:18:39 ID:H1zZARew
覇権国アメリカと競争・協調関係にある日本財界は、アメリカに
利する小泉流規制緩和のあり方に危機感を覚え、特に金融資本の
防衛を緊急課題としている。また、韓国・中国企業が日本からの
合法・非合法な技術・人材流出により競争力をつけていることに
焦りを感じている。もちろんこれにはヤクザも一枚かんでいる。
エシュロンを活用するアメリカと、産業スパイを得意とする
中国に挟まれ、防諜能力の向上が至上命題となっている。
(米軍との一体化により軍事機密の防衛圧力も強まっている)
科学技術創造立国としてアメリカと共に世界の頭脳になる事を
目指し、知的財産権を日本の最重要戦略に据える財界・支配層は
ルールに基づいた透明性のある社会システムを構築できなければ
競争力を喪失していくだろう。監督型から審判型への行政システムの
転換が、確信犯的(反抗的)違反者の粛清を伴いながら進行している。
戦後日本の共産・左傾化(日共の勢力拡大)を防止するために
米日支配層によりヤクザ(右翼)は育成・活用されてきたが
バブル以降肥大化し自立性を高めた闇社会は、米ソ冷戦終結後の
左翼が弱体化した現在ではマイナス面の方が大きくなっている。
これまでバブルのツケである不良債権は国民の血税とゼロ金利政策
により肩代わりされてきた。
(このスレ住人には釈迦に説法でしょうがw)
借り手の中心であったヤクザは踏み倒したどころか貸し手(サラ金・
街金・闇金)になりますます肥え太った。
(借り手の中間層は下層へと転落していく)
命を狙われる銀行幹部は開き直り、利ザヤの大きいサラ金に金を
流し続けた。
(在日幹部を通じ半島にも多額の資金が移転した)
弱肉強食の新自由主義社会で闇勢力の肥大化を放置すれば国が弱体化
していくことは明らかである。
(脱税され国外へマネーや技術は流出する)
333お借りします:2006/06/03(土) 12:21:20 ID:H1zZARew
国内の闇社会とアングラマネーの縮小は、国家財政を立て直し
効率的な大企業体制とさらなる資本の集中を促すには避けて
通れない道である。また、海外資産の防衛と資源確保・政治力の
拡大を主目的とした軍事大国化を目指す財界・支配層は、新たな
社会システムへの変更を決意している。これまで竹中は外資フャンド
(CIA)と組み、野中・亀井利権を中心としたヤクザ資産の
切り崩しを図り、一定の成果を上げてきた。
(米への利益供与の偏重により、現在取り巻きを含め日本支配層・
保守本流からの粛清にさらされているが)
一方でヤクザのシノギは警察利権へと移転され続けている。
警察外郭団体の増殖と警察OBの大企業への浸透は、各業界や
企業統治のあり方を変更させてきた。
(二年後をめどに警察庁主導で暴力団組員の個人情報を企業に
提供するオンラインシステムが導入される予定である。これは
企業社会の秘密警察化の前触れでもある)
また、対テロ・ゲリラ戦の主導権をめぐり警察(SAT・SIT・
機動隊銃器対策部隊・海上保安庁=SST等)と争いを続ける
防衛庁は、自衛隊の特殊部隊(SOG・ワイアー・MIT・SBU・
陸自第一空挺団等)を充実させてきた。
(来年度に防衛庁長官直轄下に司令官を置いた中央即応集団発足予定)
さらに陸・海・空の統合運用を目指した統幕監部体制への変更と
市民監視を目的とした調査保全隊を発足させ、省への格上げや
スパイ防止法の制定をも画策している。
内閣情報調査室も機能・人員強化によるJCIA化を計画中である。
(これらに安倍が深くかかわっている)
334お借りします:2006/06/03(土) 12:23:15 ID:H1zZARew
いわば国民統治の形態を、アウトローを利用した非合法暴力の割合を
縮小し、軍・警察・情報=諜報機関の強化による合法暴力の拡大
へと変化させているといえる。
(もちろん謀略機関・組織がヤクザ・ゴロツキを下手人にするという
基本構図に変更は無いが)
警察はグローバル化と情報(電子政府)化、対テロ戦争へ対応する
ために、組織犯罪対策部・情報技術犯罪対策課・外事情報部等を
新設し、公安と共に危険分子の摘発を強化している。海外と連動
した共謀罪の日本における本質は、テロリストや反抗的なアウトロー
を粛清すると共に、軍事大国化の妨げになる勢力を(最終的に)
一掃するのが目的である。
予防と先制攻撃により構成される新秩序は、国家・資本により
張り巡らせた各種センサーを通し、人間のフローの活動を
24時間リアルタイムでウォッチ・蓄積し、データベースを
武器とした“分類する権力”を台頭させつつある。現在各分野に
バイオメトリックスやハイテク監視装置(カメラ等)の本格的
導入が進行している。GPS(携帯・車)・ICタグ(鉄道・人体)・
ウェブカメラ・オンライン決済・データベースマーケティング・
防犯ビジネス・プロファイリングビジネス・探偵業・コンサルタント・
カウンセラー・宗教組織・ブラック(金融・風俗・カルト・政治結社・
占い等)・DNAバンク・電子カルテ・遠隔医療・健康(遺伝子)診断・
Nシステム・住基ネット・国勢調査・町内会等は各情報機関や
民間ボランティアと共に巨大な諜報複合体へと収斂していくだろう。
今や全国民は潜在的犯罪者(テロリスト予備軍)として労働・消費・
健康・移動・娯楽の全領域にわたり(ゆりかごから墓場まで)
遺伝子レベルで管理(プログラム/モニター/シミュレーション)
されようとしている。
335お借りします:2006/06/03(土) 12:25:38 ID:H1zZARew
支配層はグローバル化と新自由主義改革により解体した従来の社会統合を
階層化とナショナリズム・治安強化を柱に再構築しようとしている。
技術至上主義に基づく競争秩序の徹底により人間社会の信頼・絆は
分断され、能力・民族(人種)・性別・外見差別を核とした敵対関係へと
追い込まれていく。“格差はあたりまえ”と言い放つ小泉を半数が支持する
この国が、優生思想が支配する“新しい奴隷制”(フレンドリーファシズム)
に移行しつつある事を予感させる。名も無き国民(弱者)の絶望や涙を
食い物にしながら、あらゆる領域に増殖していく資本の戦略(メディア・
宣伝を活用し、行動科学と条件付けによりターゲットの快楽中枢への刺激・
刷込みを繰り返し、現実逃避的な消費行動へと誘導し、アディクション=
嗜癖・依存症にエスカレートさせる)と、ナショナリズムを隠れ蓑にする
各国為政者の横暴は、グローバル化と大競争時代の名の下に正当化されてきた。
心理学・脳科学を基礎に推進される資本による“心の商品化”と国家・教育
による“心の愛国化”が人間の内面=思考・感情(脳)を21世紀の主戦場に
しようとしている。心を数値化し評価する思想は、機械論的に人間存在を
解体していくサイボーグ技術の勃興と同根のものである。最後のフロンティア
(宇宙・人体)として脳と遺伝子の支配を目指す現代権力は、人間から
外部のみならず内部への逃げ道をも奪おうとしている。一方で、不安と恐怖・
憎悪を演出する工作、情報・世論操作はこの国にも定着しつつある。矛盾を
弱者へとシワ寄せする際限のない抑圧転嫁の暴力メカニズムを変更させない限り
無垢な子供が殺され棄てられていく風潮は続いていくであろう。
合法暴力も非合法暴力も共に拒否する道にしか未来は無い。
336お借りします:2006/06/03(土) 12:27:02 ID:H1zZARew
長文失礼しました。