【小泉】新聞テレビの世論操作を監視するスレ【12】

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94名無しさん@3周年
「お手盛り」のDNA
問題化した大阪市をケーススタディしてみよう。職員厚遇策として、これまでに1. 職員の確定給付型年金に
掛け金の2倍以上を公費負担し、退職後に約400万円受給できるようにしたヤミ年金・退職金、2. イージーオーダー
のスーツ、シャツの支給、3. 職員互助4組合や親ぼく団体への補助、4. 「二重取り」の疑いがある特殊勤務手当の支給、
5. カラ残業、6. 資格対象外職員にも管理職手当を支給 ― などが次々に判明した。大阪市と市労組、市議会が共ども
公金を「自分たち用に」むさぼった形だ。  しかも、ヤミ年金などの不正支出は、予算や決算書で「給与」「調整手当」
「期末勤務手当」の3費目で処理されていたという。これでは外部からみて、公金がどう使われたかわからない。
同市がこのように「お手盛り」を大手を振ってできるのも、それを可能にする法的インフラを整備していたためだ。
手当を自己増殖させるためのツール(規程)を早くも1961年に作成している。それによると―
〈交通局企業職員の給与に関する規程〉第21条 条例第8条に規定する特殊勤務手当については、この規程に定め
のあるもののほか別に定める。
超過勤務手当や深夜手当についても同様だ。つまり、「別に定める」ことで手当を容易に増やせる。
宿日直手当の増額も、局長の一存で可能にしてある―。
 同第23条 ・・・宿日直手当の支給額は、宿直勤務又は日直勤務1回について5600円とする。
 ただし、局長が特に必要があると認めるときは、この額に800円以内の額を加算することがある。
「お手盛り」のDNAが、40年以上も前に規程の中に埋め込まれていたのだ。市議会などの
チェック機能が働けば予防も可能だったが、経過が示す通り、市議会は逆に、市・労組の「利益共同体」
に加わっていったのである。