厚生労働省が2004年8月にまとめた「新型インフルエンザ対策報告書」ですでに
「日本国内の患者数は最悪の場合で2500万人、死者は17万人に及ぶとしている。」
となっている。
2005年10月28日にやっと
「人への感染力が強い新型インフルエンザの出現に備え、対策推進本部(本部長・尾辻厚労相)を設置した。」
「鳥インフルエンザの発生地がアジアや東欧で急速に拡大していることに応じた措置。」
となった。
<日本国内の死者は17万人に及ぶ>というインフルエンザ確認・報告書提出から
厚生労働省の対策推進本部設置まで1年以上かかっている。
これは遅すぎるのではないか?
厚労省は8年前にも新型対策をまとめていた。
新型のワクチン開発は、「どんなに早くても数か月は必要」(感染症専門家)で、流行時には間に合わない。
だが、厚労省では、8年前から鳥インフルエンザウイルスの調査・保存事業を開始。
新型が発生しても様々な種類の保存ウイルスをもとに、新型のワクチンが素早く開発できるように準備している。
これも2004年8月の報告書提出までというのも遅いのではないか?
(元ニュース↓)
新型インフルエンザに備え、厚労省が対策推進本部
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20051028i513.htm 対策あるの?
http://www.yomiuri.co.jp/iryou/feature/20050524ik08.htm こんな状態では、海外の人との仕事ができないじゃないか。