1000兆円近い借金の大部分を作った、自民党の責任

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672名無しさん@そうだ選挙に行こう
>>631

現在、国債・政府保証残高は840兆円ある。
これは、道路、鉄道、港湾、空港、下水道、公園などの社会資本整備や、赤字財政の補填に使われてきた。
もし、自民党関係者だけが道路や空港などを使ってきたのなら、君の言うとおり自民党関係者だけで借金は返済すべきだろう。当然のことだ。
しかし、実際には国民みんなで使用してきたものであり、今後も使用するものであるから、後世の人々も含めて国民皆で返済しなければならない。当然のことだ。
「自民党が単独政権の頃、一党で決めたことだから自民党に投票してこなかった人間は関係ない」という論理は多数決で物事を決める民主主義の世の中では通用しない。

「ムダな公共事業が多いから国の借金が増えすぎた」、「談合等によって建設費が吊り上げられ借金が増えすぎた」、「国家公務員、特殊法人職員が多すぎるから借金が増えすぎた」、
「バラマキ福祉をやりすぎたから借金が増えすぎた」、「年寄りが長生きしすぎるようになったから借金が増えすぎた」など様々な意見がある。
必要以上に借金が増えた部分があるかもしれないが、1960年までのように国債発行ゼロの「均衡予算」で財政を運営していたら、この国の戦後の経済的繁栄は絶対になかった。
国債は、日本株式会社が「先行投資」するために行った負債であり、必要なコストであった。
ただし、残念ながら各方面で“ムダ”もあったということ。では、何がムダであったか、そしてその金額はいくらだったかは誰にも分からない。
「ムダか、ムダでないか」をジャッジするのは有権者に選ばれた国会議員に委ねられている。憲法上、予算制定権は国会にあるのだから。
民主主義とは無駄の多いシステムなのだが、独裁政治よりは遥かに良い制度だ。