カネにとりつかれた米社会=ブッシュ大統領は指導者失格−英国の調査
【ロンドン3日】英紙デーリー・テレグラフが掲載した世論調査によると、英国民は
米国を、カネにとりつかれ、イラク政策に失敗している無能な大統領に導かれた、
粗野で犯罪に支配された社会であると見ていることが分かった。
英国民はもはや、米国を希望のシンボルと見ておらず、また国際社会のリードにおいても
米国を信頼していない。米国は世界の希望の指針だと思うかとの問いに77%がノーと答えた。
さらに、米国が国際舞台で賢明に行動することができると信頼している人は、12%にしか過ぎなかった。
83%の英国民は、米国は世界の他の国がどう考えるかをまったく気にしていないと答えた。
ブッシュ米大統領が偉大な指導者であると答えた人はわずか1%で、77%がかなり、
もしくは極めてひどい指導者だと見ている。
意見を付記した人の3分の2以上は、米国は本質的に、世界支配を追求する帝国主義の
大国であるとしている。
また、81%がブッシュ大統領は米国の自己利益の追求を覆い隠すために、
偽善的に民主主義の擁護を唱えていると指摘している。〔AFP=時事〕
http://news.goo.ne.jp/news/jiji/kokusai/20060703/060703031200.d6t5np8k.html