1 :
& ◆tgU8/95sxQ :2005/07/08(金) 05:29:09 ID:RZUip8Qf
食糧危機をにらみ、世界的規模でアグリビジネスが展開されている中、
日本の農業の生産力・競争力は非常に脆弱である。
中国やインドが食料輸入国に転じるのは時間の問題であり、
現在の農産物輸出国が国内の食糧不足から輸出規制に踏み切った場合、
日本経済は食料価格の高騰による崩壊は免れない。
日本国内では戦後の農地解放後、農家以外には農地の売買を禁じ、
補助金漬けにするという異常な保護政策を続けてきた結果、
競争意識の全くない兼業農家を大量に生み出した。
経済を捻じ曲げた結果、豊作時の農作物の破棄という異常な事態も生じている
また、参入規制を続ける一方で生産者の責任は問われず、
産業廃棄物置場や住宅、商業施設へ転換されたり
放置されて休耕田となる農地が増加の一方である。
今こそ農業政策を転換すべし。
法人による大規模開発を容認し、
実態として生産地とみなされない農地は宅地並み課税とせよ。
期待される効果
・新しい産業の創出
・雇用の拡大
・生産物の品質向上
・食糧危機発生時の国際的発言力低下の抑制
2 :
名無しさん@3周年:2005/07/08(金) 08:51:57 ID:9pnmkO24
自民党は農協から金と票をもらっているから、農協に不利になることはさせない。
企業の農業経営への参入はさせないし、農協の他地域への参入(垣根を取り払う)
こともさせない。
自民と農協の癒着が規制の緩和を阻んでいる。それが経済の活性化を阻んでいる。
3 :
名無しさん@3周年:2005/07/08(金) 08:53:40 ID:9pnmkO24
企業の農業参入を認めてください。
農民はそこのサラリーマンになればよいのです。
トラックターとコンバインで大規模に作って、余った人員は、
大規模温室を作って外国まで輸出するまでになる。
個人の農業生産ではなかなか、そこまではやれない。
4 :
名無しさん@3周年:2005/07/08(金) 09:17:00 ID:aNhkiMxZ
>>1 > 現在の農産物輸出国が国内の食糧不足から輸出規制に踏み切った場合、
踏み切る理由を詳しく
5 :
名無しさん@3周年:2005/07/08(金) 09:39:27 ID:SX8Fn4eZ
>>3 大規模温室のランニングコストとそこで雇用する人件費を考慮すると
価格的には輸出だけでなく国内流通さえも難しい。
それでも生産すれば逆に温室ということで通年で生産できる事になり
生産量が増え商品価格が下落し採算性が悪くなる。
方向性を変え、設備環境を整えて人件費を抑えれば、
その労働者が商工業に流出し結果的に失業者を増加させる。
7 :
名無しさん@3周年:2005/07/08(金) 22:43:13 ID:fdYP7S1a
労働者を設備とみなしてしまえばいいよ(・∀・)
>>6 技術の進歩と大工場による自動・大規模生産は
時が経つにつれそんな心配をする必要などまったくないほど
ただみたいな値段で大量生産できて世界中に輸出できるようになるんじゃないの?
9 :
名無しさん@3周年:2005/07/09(土) 01:03:37 ID:C/LvKP1B
餓死者がいなくなる。そんなSF小説を読みました。(・∀・)
10 :
名無しさん@3周年:2005/07/09(土) 01:13:11 ID:vDt9fw5l
>>6 近郊農業ではすでに実現しているではないですか。野菜や果物。
生産量が増え商品価格が下落し採算性が悪くなるというのが理解できないので
識者にご教授いただきたい。
農業のような労働集約型の産業では、商品価格の下落以上にコスト削減効果のほうが
十分大きいと思うのだがいかがか。規模の経済という話。
零細個人農家はおのずと生産量とコスト削減に限界があるので単価の下落に弱く、
豊作時には廃棄してしまうという暴挙に出るわけだが、それは健全ではない。
大規模に開発できるようになれば、豊作・不作などの市場リスクヘッジとして
多品種にバランスすることになるので、
>>6が言うような恐れは生じない。
11 :
名無しさん@3周年:2005/07/09(土) 01:17:23 ID:C/LvKP1B
風呂敷ひろげてシミュレーションゲーム。(・∀・)
所詮はシミュレーション。(・∀・)
何も変わらない。(・∀・)趣味レーションだけに
12 :
名無しさん@3周年:2005/07/09(土) 06:39:09 ID:vDt9fw5l
>>4 人口増加と食糧生産、自給率をみるに、インドや中国などの食料輸出国が早晩、
大量輸入国に転じることは明白です。
このとき、中国やインドでは不足による食糧難を恐れ、持ち出しを禁止する可能性が高い。
日本は重要な輸入ルートを失いますがこのとき市場はどうなるか・・・
13 :
名無しさん@3周年:2005/07/09(土) 08:29:56 ID:IOyZCFwq
グローバル化は世界の趨勢です。
農業といえど例外ではなく、やがて日本も巻き込まれる。
鎖国状態を続ければ、グローバル化は避けられるが、鎖国を続けていれば世界から取り残されるばかり。
早く農業の企業化を始めれば外国資本にも太刀打ちできる。
大規模農業経営が育っていない状態で、門戸を外国に開放すればたちまちにして日本農業はやられる。
早く始めた方がいいね。
15 :
名無しさん@3周年:2005/07/09(土) 10:05:03 ID:ccHTpMX2
口先だけ(・∀・)
16 :
名無しさん@3周年:2005/07/09(土) 11:33:44 ID:at52Ih/n
穀物メジャーの功罪を見ると、手放しで賛成に回れない今日この頃。
17 :
名無しさん@3周年:2005/07/09(土) 11:42:07 ID:N1tDmYsV
ひとり稲作して自給すればいいだけの話(・∀・)
赤の他人をまきこむな(・∀・)
>>10 > 近郊農業ではすでに実現しているではないですか。野菜や果物。
温室栽培自体はあります。しかし
>>3にあるような正社員として雇用を生み出すものか?
というと疑問が出ます。
> 生産量が増え商品価格が下落し採算性が悪くなるというのが理解できないので
> 識者にご教授いただきたい。
これは
> 零細個人農家はおのずと生産量とコスト削減に限界があるので単価の下落に弱く、
> 豊作時には廃棄してしまうという暴挙に出るわけだが、それは健全ではない。
と関連しています。
なぜ、廃棄するのか?それは市場が必要としていないからです。安値でも買わないのです。
個人だろうが企業だろうが過剰な生産は市場価格の下落を発生させ、
需要に対する余剰分は廃棄となります。
現行価格100円に対し種苗、農薬、温室の暖房費、人件費などを含めた商品原価を30円と仮定して
今以上に生産すれば価格は100円を割りますが、個々に掛かる商品原価は変動しません
単純に100円の物を100個作った販売高10,000円に対し商品原価は3,000円で利益は7,000円、
倍作れば価格は半分、コストは倍になり、販売高は同じでも商品原価は6,000円で利益は4,000円です。
これに廃棄が加われば更に利益は下がります。
> 農業のような労働集約型の産業では、商品価格の下落以上にコスト削減効果のほうが
> 十分大きいと思うのだがいかがか。規模の経済という話。
そのとおりだと思います。しかし、温室栽培は露地物よりもコストは掛かりますし、
企業が農家を雇用するという前提の話なので人件費も削減できません。
> 大規模に開発できるようになれば、豊作・不作などの市場リスクヘッジとして
> 多品種にバランスすることになるので、
>>6が言うような恐れは生じない。
多品種によるリスクヘッジを行おうとする場合はそれぞれの農地が必要になります。
土壌適正があり同じ土壌で全ての農産物を生産できるものではありません。
二品種によるヘッジを行おうとする場合は半分づつではなく、倍の農地が必要になり
倍の温室とコストが掛かります。
19 :
名無しさん@3周年:2005/07/11(月) 11:00:00 ID:qu7jriti
>>18 企業が農家を雇用するということを前提に話をしていないので議論がかみ合いませんね。
農業に企業が参入できるように規制を撤廃するべしという議論ですので。
・ なぜ、廃棄するのか?それは市場が必要としていないからです。安値でも買わないのです。
製造業と同じですよね
・ 企業が農家を雇用するという前提の話なので人件費も削減できません。
これは規制のせいですよね。規制が無ければ大規模経営が可能です
・ 多品種によるリスクヘッジを行おうとする場合はそれぞれの農地が必要になります。
土壌適正があり同じ土壌で全ての農産物を生産できるものではありません。
これも製造業と同じ生産管理の問題です
>>19 > 企業が農家を雇用するということを前提に話をしていないので議論がかみ合いませんね。
あくまで
>>3からの流れに対しての話なので
> 農業に企業が参入できるように規制を撤廃するべしという議論ですので。
となると内容や論点は変わります。
>>3とは違う流れとして書かせていただきます。
> 製造業と同じですよね
そうです。
> これは規制のせいですよね。規制が無ければ大規模経営が可能です
どの作物の大規模農場であるかによって違いが出ると思います。
機械化が難しく人件費が掛かるものもあります。
そうなると大規模になればなるほど人件費が掛かってしまいます。
機械化によって人件費を削減するという事は現時点でも可能ですから
規制との直接的な関係を論ずるのは難しいと思います。
> これも製造業と同じ生産管理の問題です
製造業のリスクヘッジを教えていただくとありがたいです。
自己資金を証券と先物に半分づつ分散し、どちらかの損失をもう一方で補う。
と考えた場合に農業の場合は先に述べた適正土壌というものががありますので
必ずしも半分づつという訳にはいきません。
農業のリスクヘッジを金融に置き換えると100の資本を守る為に別途100の資本を用意する
ということになります。
これはリスクを半分にするのではなく、倍のリスクが増える事にもなり
ヘッジしているとは言えない物になります。
スレタイに沿った話になれば企業の農業参入は既に行われています。
費用対効果などを考慮するとほとんどが産業として成功しているとは言い難いです。
21 :
名無しさん@3周年:2005/07/11(月) 19:29:25 ID:qu7jriti
>>20 残念ながら現在の農業への企業参入は農作業の請負か
ビル内での水耕栽培程度しかできませんね。
建設業者の人手あまり解消策としてやられている程度だと思います。
法人が農地を取得できないという強烈な規制がある限り本格参入は難しいでしょう。
>>21 特区内では建設会社が直接的に農業をしてますよ。
土地を買うか借りるかの違いだけでしょ。
特区申請って自治体がしなければならないのだろ?