「靖国」の背景を考える★10

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564大和 ◆eWnEPrwI2I
>>546 名無しさん@3周年 05/01/27 19:27:13 ID:jEkrqlrs
>・・・ここであなたが言う、戦勝国アメリカに託す事によって日本人が発揮で
>きた「パワー」とは何でしょうか?漠然としているので具体的にご説明下さい。

 核心に触れた良い質問ですね。2つ有ると思う。1つめは、
 戦後アメリカに託した日本改革の最たる者は、民主主義の徹底です。
 明治の改革は封建制度「士農工商」を捨て、全員平民の民主主義とした。
 しかし、それは不完全で華族制度、公・侯・伯・子・男の5爵の階級と新しく
新平民「これが部落差別の元に成った」を付け加えた。
 女性差別も、選挙権を認めない、家長制度でも女性差別は歴然と有った。

 このため、本当に能力有る者が生まれ門地性別に関係なくその地位につくこと
が困難だったため、能力のある人が埋もれる社会に成った。
 生まれながらの無能な華族が世にはばかり日本発展の妨げになっていた。
 つまり捨てたくても捨てられない目の上のたんこぶが残ってしまった。

 それを、泣く子も黙る占領軍[GHQ]の軍事パワーで有無を言わさず取って
くれた事を、日本国民は最良の改革のチャンスにして完全に実行したことです。
 そして、その改革に速やかに適応して戦後復興の肥やしにしたのです。
 2つ目は国の目的も富国強兵の国盗り合戦の英雄から、文明文化経済の豊かさ
を国の目的に替えて文明文化経済発展に日本国民の努力を傾けた事です。

 ですから、戦後の発展を語るときは、富国強兵ではなく、文明文化経済発展を
基に語る事が肝要です。経済の豊かさを語ることが大切なことなのです。
 それが国の目的であり、国民の目的でも有るのです。
 ですから、文明文化経済の豊かさの英雄を讃える国家に成ったのです。
>>509 の文明文化経済の豊かさの英雄で有るかどうかが
 戦後日本国の成功か失敗かを図る尺度にしなければ成らないのです。