【今時の第四次世界大戦 −資源戦争の口火− No1.】
中国の鉄の大量発注のせいで、世界的な鉄の高値が続いてる。
これは何を意味するのだろう?
『大量の中国人が鉄を消費すれば、世界の鉄は一気に足りなくなる。
鉄が高くなりすぎれば、採算が合わず、先進国では潰れる企業が続出するだろう。
また、結果中国人が車等の鉄製品を手にするようになればそれに比例して石油消費も爆増し、
一気にエネルギー問題を深刻化せるだろう。』
↑これが、先日TVでやっていた一般的な「読み」。
でも、実際はもっと渋い未来が待っている。
「鉄の買占め」にはもっと深い意味があるのだ。
鉄がなければ、製品を産出する機械を何も作れない。
鉄がなければ、運搬機械も作れない。
鉄がなければ、ミサイルも戦艦も何も作れない。
鉄がなければ、文明生活が成り立たない。
鉄がなければ、軍事力を維持できない。
さらに、鉄は石油問題と違って代替素材が無い。
日本にどんなに優れた技術があっても、具現化の根幹となる材料がなければ技術も糞もない。
鉄有ってこその鋼。
鉄有ってこその技術革新。
鉄有ってこその国力。
鉄有ってこその軍事力。
鉄を確保できない国家に国際的地位も発言権も無い。
国家にとって鉄が無いのは、首が無いのと同じ。
【今時の第四次世界大戦 −資源戦争の口火− No. 2】
中国は、産業用と称して、軍需目的の鉄ストックを集めているのかな?
世界が緊張した後じゃ、鉄のストックもままならない。
だから、今集めてるの?
もっと渋い未来は何かと言うと、「エネルギー問題で、戦争が勃発する前に、
鉄の資源の奪い合いで、世界は確実に戦争に突入するだろう。」と、言う事だ。
資源の奪い合いが起きた時、世界はどうなるかと言うと、必ず戦争に突入する。
電力問題と違って、鉄は代替が効かない。
結局何処かの国の誰かが殺されて、鉄供給を諦めるしか解決策などないのだ。
話合いで世界の平和が保たれるなんて幻想だね。
世の中の殆どの人間は権力に屈する事でしか問題納得の琴線を持たないからだ。
たしかに世の中の何割かの人間は聡明で、話し合いで解決する道を選び、少ないパイの奪い合いの殺し合いはしない。
でも、聡明でない残りの人間が殺し合いを始めてしまうのだ。
言ってみれば、狭い檻の中に飢えた犬と人間とを入れ、少ない食料を分け合うようなもの。
絶対に話し合いは成り立たない。
腕力に準じた食糧の配分でないと、絶対に檻の平安は成り立たない。
国際問題も同じ。
腕力順に富を配分しないと絶対に暴れだす馬鹿が出てきて治安が悪化するのだ。
どんな国にも、聡明で優れた人間は何割かいるが、それだけでは話し合いによる解決は成立しない。
残りの大量の犬のような馬鹿共が暴れだして、貰いが少ない事を納得しない。
腕力で勝てると踏むや、略奪戦争に出かけて行ってしまうのだ。
圧倒的な軍事力や権力で酷い目に遭わされる以外、厳しい条件を受け入れられない馬鹿共を、
各国の有識者は制御する事ができない。
つまり、将来鉄の配分を決める腕力の序列が必要となる。
それが、鉄を巡る資源戦争。
世界は、経済活動の結果による富の配分から、圧倒的権力者による富の配給に移行しようとしている。
171 :
Gabrielle ◆mpMcLXSHeI :04/12/28 11:43:57 ID:k/2+7YBk
【今時の第四次世界大戦 −資源戦争の口火− No. 3】
そう、核戦争はすぐ目の前。
日本はアメリカと組む以外、生き延びる道はない。民主党に任してちゃ大阪城の愚の二の舞。
大阪城は、自ら外堀を埋め、内堀を埋め、同盟という紙切れだけを信じ滅びた。
国連や中国を信じ、武器を放棄する民主党の馬鹿と被る。
中国と組んでいい目に遭ってる小国など歴史的に存在した事ない。
ただ、アメリカを同盟国として信じるには、小泉総理とブッシュ大統領の親交があって始めて成り立つ。
クリントンじゃダメ。クリントンは、ジャパンバッシングのきっかけを作った人間。
日本はアメリカと組んで、鉄鉱石の産出国であるオーストラリアに、「我らに仇なす者に鉄を売るな!」
と話し合わないといけない。
そして、日本の鉄くずや放置自転車を、日本は海外に流してる場合じゃない。
ストックしないといけない。
この話を聞いて一番焦るのは、ロシアやその周りの小国。
ロシアなんか鉄の供給を絶たれたらあっという間に滅びる。
鉄がなければ暖房機をどうやっても作れない。
イギリスと違って寒すぎる為、暖を取るのに、暖炉という選択肢が無い。
エネルギー供給のパイプラインを鉄無しでは維持出来ない。
プーチン。
日本と仲良くしようぜ。
中国についてもいい事無いよ。
172 :
Gabrielle ◆mpMcLXSHeI :04/12/28 11:45:37 ID:k/2+7YBk
【今時の第四次世界大戦 −資源戦争の口火− No. 4】
鉄の覇権が国の盛衰を左右する。
鉄の代替素材は無い。
鉄は素材としてベーシックすぎる。
この話にはアメリカも焦るだろう。
白人は将来の資源不足を睨んで、世界の良質な水源地を押さえちゃってるけど、
鉄は盲点で、野放しだった思われ。
鉄は空気のようにあって当たり前で、なくなったり買占めが起きるなんて考えた事もなかったろう。
私もだが、物の豊な国に生まれたせいで、鉄を他国に押さえられる恐怖を、中国が買い占めるまで、想像し忘れた。
前の主席も頭が良かったが、胡錦濤国家主席はさらに頭がいいね。
利に敏すぎ!
世界で一番最初に鉄ストックに走りやがった。国際的にズルすぎだろ!?
資源戦争は、もう、始まったと言えるかもしれない。
資源戦争とは、静かな体力の削り合い。互いの経済を邪魔して互いに国力を削ごうとする。
だから、長期戦になるだろう。
後世の歴史の教科書には、「胡錦濤が第四次世界大戦である資源戦争の口火を切りました。」と書かれるのだろう。
これで、武器商人が金儲けの為に戦争をしていた時代は終わりました。
これからは、世界の序列を決める戦争が始まる。
誰が資源を貰えないか決める戦争。それが第四次世界大戦。
世界は中東の石油に気合を入れてる場合じゃないのだ。
おそらくこの内容は今日中に地球を三周半するだろう。