拉致家族会のみなさんに同情し、今後も応援する2

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197名無しさん@3周年
■仕組まれた「拉致家族会バッシング」
■首相官邸がメディア工作
拉致被害者・家族はどこまで泣かされ、騙され続けるのか。
相手が北朝鮮なら、まだ怒り方がある。
が、罠を仕掛けたのは首相官邸だった。
小泉首相の帰国を待ち受けていた家族会はその夜、
≪実りなき訪朝≫に落胆の感情を爆発させた。
殊勝に聞き入る小泉首相――その様子は一部始終放映された。
案の定、家族会バッシングが巻き起こったのである。
首相周辺が巧妙に仕組んだメディア操作が功を奏したのだ。(後略)
http://www.weeklypost.com/jp/040611jp/index/index1.html
198名無しさん@3周年:04/06/02 05:21 ID:b3u/XEuT
■仕組まれた「拉致家族会バッシング」
■首相官邸がメディア工作
(前略)日本では、拉致被害者家族会と拉致議連が首脳会談の行方を固唾を呑んで見守っていたが、
帰国が5人のみだったことに加え、安否不明10人の問題は事実上先送りされ、
にもかかわらず巨額の支援と「経済制裁せず」を約束した小泉首相の弱腰ぶりに失望と落胆と怒りの声が渦巻いた。
 ――その夜、帰国した小泉首相は、ホテルで神妙な表情で家族会と向かい合った。
「今回の総理訪朝の結果は、考えられる範囲で一番悪い事態になった」
温厚で知られる横田滋代表には珍しく、激しい表現だった。
事務局次長の増元照明氏も小泉首相を見据えて厳しい批判を繰り出した。
「2度も金正日に騙されて、総理にはプライドがないのか」
その後も、次々にマイクを握るメンバーの口調は厳しいものだった。
「私たちは小泉首相を買いかぶっていた……」
怒りのあまり言葉にならない人もいた。
それらの光景の一部始終がテレビを通じて茶の間に流れた。(中略)
ところが、翌日から事態は思わぬ展開を見せる。
家族会には、全国の“小泉支持者”たちから抗議や中傷のメールが殺到し、…家族会に逆風が襲いかかったのである。(中略)
その一連の経緯は、実はすべて小泉首相と側近グループが周到に用意した“訪朝失敗隠しの世論操作”だった。
前出・官邸筋の話は、政治の恐ろしさと権力者の醜さをまざまざと見せつける。
「家族会と総理の会談は、もともとは冒頭だけを撮影する『頭撮り』の予定だった。
ところが会談の直前、総理自ら全面公開にするよう指示を出した。(中略)
その場面を国民に見せれば、“そこまでいわなくても”という総理への同情論が出ることまで計算した判断だった。
小泉総理は世論を読む天才だが、家族会を悪者にして批判をかわそうという冷酷さにはゾッとした」(中略)
ある官邸スタッフは会談の部屋が広すぎると文句をいい、“もっと家族と総理が近いほうが、
総理がいじめられている印象が強まる”と、露骨に演出効果を口にしていた。
拉致家族たちを痛めつけ、それを政治利用しようという発想は、金正日と全く同じではないか。(後略)
http://www.weeklypost.com/jp/040611jp/edit/edit_1.html
199名無しさん@3周年:04/06/02 05:24 ID:b3u/XEuT
■仕組まれた「拉致家族会バッシング」
■首相官邸がメディア工作
(3) 「イラク人質」で味をしめた
(前略)“総理をいじめる家族会”という馬鹿馬鹿しい演出が成功したことで、小泉首相と側近らは増長した。
あろうことか、マスコミに家族会を中傷する怪情報をリークし始めたのである。
官邸番記者が暴露する。
「首相側近は、“家族会は怪しい集団だ”と平気でいっている。
そればかりか、“家族会の背後には暴力団や右翼がついている”とか、
“小泉降ろしの抵抗勢力と家族会は一体だ”など、
1週間前なら絶対いえなかったような言葉が次々と出てくる」
それに乗せられて家族会バッシングに走ったマスコミは、報道機関の名に値しない。
なぜなら、同じ過ちの“前科”があるからだ。
家族会の首相批判と、その後受けたバッシング、そして官邸から「家族会ブラック情報」が流されるという経緯は、“あの時”とそっくりだ。
イラクで3人の日本人が拘束された事件のことである。
 事件が起きた当初は、イラク派兵をごり押しした政府に批判が集まった。
ところが、被害者家族が政府に激しく詰め寄る場面が報じられると、
“あそこまでいうのはおかしい”と批判が起き、家族が中傷や恫喝にさらされた。
それと前後して官邸は、「共産党員だからああいう言い方をする」「思想背景がおかしい人たちだ」などとマスコミにリークし、
揚げ句の果てには「事件は3人の自作自演の可能性が高い」とまでいった。
それらが悪質な嘘と中傷であったことは後にはっきりしたが、
官邸と被害者に対する世論の評価は、最初の印象のまま残った。
前出・官邸筋はこうも語っている。
「総理と秘書官らは、イラク人質事件の“教訓”があったからこそ、家族会に総理を批判させる作戦を思いついた。
ある側近は総理に、『家族会の前では頭を垂れ、十分に批判させた後で、
“責任は私にある。批判は甘んじて受ける”といえば効果は抜群』などと演技指導までしていた」
官邸と御用マスコミによって完全に仕組まれた家族会バッシングだった。
「家族会に対するやり方を見て、小泉という政治家の冷酷な一面を思い知らされた」(後略)
http://www.weeklypost.com/jp/040611jp/edit/edit_3.html