やっぱ菅政権を作る必要があるんだね68

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179名無しさん@3周年
 1990年代、ソ連・東欧の社会主義体制が崩壊し、資本主義が勝利したように見えた。
 しかし、アジア通貨危機、米国バブル崩壊、エンロンに代表される企業の粉飾決算、地球温暖化・異常気象に代表される環境問題などについては、むき出しの原始的な資本主義は無力である。
 そこで出てきたのが、サステイナブルという概念である。サステイナブルで無かった企業の代表例が雪印食品だ。食中毒への対応を誤って、消滅してしまった。資本主義としては、正しくても、サステイナブルという概念からは間違っていたわけだ。

 サステイナブルという概念の中に、むかしから日本企業が大切にしてきた信用とか地域社会への貢献とかいう概念がある。
 それを忘れて、エンロンのような資本主義を礼賛することは、2000年(20世紀)で終わっっているんだよ。

http://www.ecology.or.jp/member/susbiz/0201.html
海外のサステイナブル・ビジネス最前線

 このサステイナビリティ概念によって「環境問題は経済発展とともに悪化していく」という常識はくつがえされた。
 今までは、「環境」と「利潤」のどちらかを妥協することによって、ビジネスにおける様々な可能性を見逃していたが、アプローチによっては「妥協」ではなく「環境」「社会」「経済」の3要素を同時に「活かす」ことができるのだ。
 厳しい時代を乗り越え、永続的に繁栄する企業とは、この3つのバランスを取り、ビジネスチャンスをつかむ企業だ。ISOも2002年の議題の一つとして「持続可能な開発に関する世界サミット(*)」への対応を挙げている。

 Chevron Corporation(アメリカ:石油会社) の環境役員、William Mulliganは言う、「我々が環境側面を全ての面で導入するのは、利潤追求につながるから。また、変化することを強いられることでチャンスを見つけることもよくあるからだ。」

 先進的な企業はすでに自ら変革を起こしている--外側からのプレッシャーに対応する時代は終わった。