482 :
名無しさん@3周年:
国会議員の年金の優遇ぶりは数字の上からもよくわかる。
保険料として毎月の歳費基礎額の10%と期末手当の0.5%を徴収。
月額10万3000円、期末分を含めた年額だと123万6000円だ。
10年納めると、引退後に65歳から年412万円、月34万円が支給される。
しかも、50年間は在職が1年増えるごとに約8万円加算される。
在職56年の中曽根康弘元首相だと714万円になる。
これに対して自営業者などの国民年金では、
月額1万3300円の保険料を40年かけて、年金は月6万7000円、年間約80万円だ。
サラリーマンなどの厚生年金は、
保険料率が13.58%(事業者と折半)で40年かけて年金は最高でも月額24万円弱である。
保険料が高ければ、年金の額が多くて当然だが、
国会議員の場合は10年間の保険料が、わずか3年でもとがとれるというから、けっこうな制度である。
給付される年金が手厚ければ当然、年金財政が悪化する。
2001年度の議員年金は保険料が9億2000万円しかないのに、給付額は28億8000万円で、
差額の19億6000万円は国が負担した。
国庫負担率は68%である。
483 :
名無しさん@3周年:03/08/26 23:44 ID:uEaEX6ep
国会議員の年金とは別に
同時に
基礎年金、厚生年金、市議会議員年金、県議会議員年金
を重複して貰えるようになっている。
地方議員は12年で受給資格を得るので、
市議12年、県議12年、国会議員10年勤めれば、議員年金を三重取りできる。
また国会議員になる前、サラリーマンだった人は、厚生年金もちゃっかり受け取れる。
一方、一般国民といえば、
40年間保険料を払い続けても
厚生年金の場合、夫婦のモデル支給は年間290万円、
国民年金だと夫婦2人でせいぜい年約160万円、
天国と地獄の差だ。
また一般国民の基礎年金は政治家の倍以上の期間、
最低でも25年間保険料を支払わなくてはならないのだから不公平感は増すばかりだ。
更に、厚生年金には殆ど税金は投入されていないし、
基礎年金でも税金負担率は33%に過ぎない。
それに比べて税金から7割も補填するのは国民感情から余りにも懸け離れている。
年金財源に多くの税金が使われているのも納得できない。
厚生年金が三割程度の税金投入にすぎないのに対し、
国会議員年金は実に七割近い税金が使われている。