恐るべし外務省佐藤機関

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続き

民族に関する理論的側面についても、中世のcorpus christianumが崩壊する過程で
民族という「神話」が出現してくる過程を神学、哲学等の研究成果も生かしつつ
解明を試みたい。原初主義的アプローチと道具主義的アプローチが民族政策の
実践的帰結としてどのような相異をもたらすのかについても検討したい。
この関連で原初主義と道具主義を折衷しようとするアンソニー・スミスの「エトニー論」、
ユーリー・ブロムレイの「エトノス論」を取り上げたい。
通常の学術論文・レポートと異なり、近未来の動向予測を重視する
政府機関の分析調書の作成法も取り上げる。