「コード・レッド」って怖いの?

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(8/6)新ウイルス「コード・レッド」、日本で数千台感染・IPA推測
 サーバーに感染する新種ウイルス「コード・レッド」に、6日までに日本国内で数千台のサーバーが感染したとの見方を、経済産業省の外郭団体の情報処理振興事業協会(IPA)が明らかにした。サーバーへのハッカーの不正侵入を助ける悪質な機能をもった変種が出回っていることも分かった。
 コード・レッドの感染行動は1日から全世界で始まりIPAへの国内の感染報告は6日まで3件だが、「様々な情報を総合すると国内で数千台のサーバーが感染している可能性が高い」(セキュリティセンター)という。

 変種の「コード・レッド2」が感染したサーバーのプログラムには「バックドア」と呼ばれるセキュリティー上の弱点が生じる。ハッカーはこの弱点を悪用してホームページ経由で簡単にサーバーに侵入し、サイトを改ざんしたり企業の内部情報を盗み出すことが可能になるという。

 「2」が感染したサーバーは基本ソフト(OS)を再インストール(組み込み)しなければならず、回復にも時間がかかるという。従来のコード・レッドはマイクロソフトのOS「ウィンドウズNT」「同2000」を搭載したサイト用サーバーに感染する。感染した場合、サーバーの電源を切りOSのプログラムの一部欠陥を修正すれば良いとされていた。
http://it.nikkei.co.jp/it/sp9/sp9Ch.cfm?id=20010806dahi266606