マルウェア対策業界は信用できるか
ttp://sourceforge.jp/magazine/06/07/24/0147205 ロシアより悪意を込めて
Kaspersky Labは米国を含む全世界で活動しているロシアのインターネット・セキュリティ企業で、
Linuxを対象とするマルウェアに関する虚偽情報を何年も前から流している。
確かなことは、Kaspersky LabがマルウェアとLinuxに関して裏付けのない情報を流しているということであり、
それで十分だろう。2001年だけでなく再度同じ行動をし、自らが報告しているウィルスについて説明を求めても
返事をしない。そして、確実なことがもう一つある。同様の振る舞いをする企業は彼らだけではなく、
彼らの虚偽情報のターゲットはLinuxだけではないということである。
そうした行動をする理由は
もちろん、その理由は金だ。Windowsに代わる安全な製品はセキュリティ企業にとって収益上の脅威となる。
Windowsからほかの代替プラットフォームに移行するのを遅らせることが最も利益に適うのだ。
代替プラットフォームはMicrosoftよりも安全だから、少なくとも、そうなる可能性は十分にありそうだからなのだ。
Windowsの場合ほどは儲からなくても。そうなるまで、競合相手の問題点をでっち上げたり誇張したりすることで、
彼らはAppleやLinuxの成長を遅らせ、同時に、自らの信用を確立しようとしているのである。
したがって、「マルウェア対策業界は信用できるか」という質問に対する私の慎ましい答えは
「全く信用できない」である。読者諸賢の答えはいかがだろうか。