>>660マルウェア対策業界は信用できるか
ttp://sourceforge.jp/magazine/06/07/24/0147205 この中の、
ロシアより悪意を込めて
おそらく、Kasperskyのエンサイクロペディアに掲載されている972のウィルスの
うち21件にしか説明がないのは、呼称が統一されていないためだろう。そこで、
物好きにも、私はリストにある91の名称とエンサイクロペディアで説明されている
21件のウィルスとを比較してみた。
その結果、91のうち10件が一致した。一方、Kaspersky Labは2005年に87件のウィルスが
発見されたとしていた。一致した10件のうち、2件は2000年に、4件は2001年に、3件は2002年に、
1 件は2003年に発見されたものだ。新たに発見されたとしている87件のいずれについても、
Kaspersky Labは説明や具体的な事実を全く挙げていない。
確かなことは、Kaspersky LabがマルウェアとLinuxに関して裏付けのない情報を流していると
いうことであり、それで十分だろう。2001年だけでなく再度同じ行動をし、自らが報告している
ウィルスについて説明を求めても返事をしない。そして、確実なことがもう一つある。同様の
振る舞いをする企業は彼らだけではなく、彼らの虚偽情報のターゲットはLinuxだけではないということである。
したがって、「マルウェア対策業界は信用できるか」という質問に対する私の慎ましい答えは
「全く信用できない」である。読者諸賢の答えはいかがだろうか。
ロシアによる対日有害活動 (警察庁)
http://www.npa.go.jp/kouhousi/biki2/sec02/sec02_0701.htm 1 ソ連時代
ソ連が、外交官、通商代表部、ジャーナリスト等をカバーとして相当数の
情報機関員を我が国に送り込み、内外政策や軍事、科学技術に関する
諜報活動や高級政府職員を始めとする日本人エージェントを運営して
様々な対日有害活動を行っている実態が、「ラストボロフ事件」(昭和29年1月)、
「コノノフ事件」(46年7月)、「レフチェンコ証言」(57年12月)等により明らかにされました。
2 ロシア連邦の誕生、KGBの解体
ソ連崩壊後のロシアにおいても、KGB(国家保安委員会)の流れを汲むSVR(対外情報庁)や
FSB(連邦保安庁)、軍の情報機関であるGRU(軍参謀本部情報総局)を存続させ、
スパイ活動を展開しました。警察は「イリーガル機関員による旅券法違反事件」(平成9 年7月)や
「通商代表部員に係る業務上横領事件」(同年12月)等を検挙し、ロシアが我が国において
従前どおりのスパイ活動を継続している実態を解明しました。
3 プーチン政権時代
エリツィン大統領の突然の辞任によりロシアを引き継いだプーチン大統領は、国家の中枢に
旧KGB出身者を多数登用して政権基盤を強化しました。プーチン政権下では情報機関の
組織や権限などを強化する傾向がみられます。警察は、「ボガチョンコフ事件」(平成12年9 月)、
「元通商代表部員に係る秘密保護法違反事件」(14年3月)を検挙し、ロシアが
米軍や日本の防衛に関する諜報活動を行っている実態を明らかにしました。