2008年02月08日
セキュリティソフトウェア業界、AMTSO(ANTI-MALWARE TESTING STANDARDS ORGANIZATION)を発足
http://www.ps-japan.co.jp/pressrelease/n24.html 各関係者が集まり、現在のアンチマルウェアテスト手法の客観性、品質、妥当性の改善に向けた取り組みを開始
ビルバオ、スペイン(2008年2月4日)竏註「界中から参加した40名以上のセキュリティソフトウェア技術者やアンチマルウェア評価者
が先日スペインのビルバオで会合を行ない、正式にAMTSO(Anti-Malware Testing Standards Organization,)を発足しました。
AMTSOは、アンチマルウェアテクノロジーの現実と、そのテスト手法のミスマッチが増加していることへの業界全体の懸念によって
結成されるに至りました。アンチマルウェアソリューションがより複雑化したことにより、多くの既存のテストでは適切に製品の効果
を評価することができず、時に不完全、不正確で、誤解を招く製品評価結果となります。
AMTSOは、テスト手法における客観性、品質、適正化の改善のための全体的な必要性を提唱することにフォーカスをおき、アンチ
マルウェアテストのユニバーサル基準とガイドラインの普及促進を目的とします。AMTSOのビジョンは、2007年5月にアイスラインド
のレイキャビクで開催されたワークショップ「International Antivirus Testing Workshop」でまとめられ、昨年12月に韓国ソウルで開
催されたカンファレンス「Antivirus Asia Researchers Conference」において更に発展しました。その綱領に述べられているAMTSO
の活動は以下の通りです。
•アンチマルウェア及び関連製品のテストに関するディスカッションフォーラムの提供
•アンチマルウェア及び関連製品のための客観的な基準とベストプラクティスの策定及び公開
•アンチマルウェア及び関連製品のテストに関する教育や啓蒙の促進
•基準に基づくテスト手法を支援するためのツールやリソースの提供
•現在及び将来のアンチマルウェア及び関連製品のテスト分析及び評価の提供